こちらの記事、ご覧になられましたか?
【シリコン製ブレード】真夏のデイゲームでシーバス38本捕獲というエピソードも!最強スピンテールジグ「バクリースピン総まとめ」
こちらは「MADNESS」が展開する、オヌマンこと「小沼正弥」さん監修の“バクリースピンシリーズ”全4モデルをまとめた内容の記事! まだチェックされていない方はぜひご覧になってみてくださいね。さて! 今回は4モデルの中でも最大サイズでありオリジナルモデルでもある「バクリースピン30」を紹介。あえてコレを選んだ理由は、冬に向かって渋くなるタイミングに、小沼正弥さんが実践している“爆釣メソッド”がメチャ効きそうだと思ったから…。まずはその釣り方について紹介。
小沼 正弥(Masaya Onuma) プロフィール
バクリースピン30を駆使した「ボトム攻め」
その“爆釣メソッド”というのがボトム周辺を中心に狙うという方法。
そもそも「バクリースピン30」は、デイゲームで使われることが多く、使用カラーによってはナイトゲームでも有効だったり。イワシなどのベイトフィッシュが絡めばなおさら◎。また、三重県の中京エリアでは「チャート」を駆使した“シャコ抜けパターン”なども…、様々なメソッドに対応できる万能ルアーになっています。
では! そんなシーンで活躍する「バクリースピン30」を駆使した、小沼正弥さんによる「ボトム攻め」! 誘い方が3つあるので順番に解説しますね。
着底~タダ巻き
1つ目は“着底からのタダ巻き”。1秒に1回転がリトリーブ速度。はじめはこちらから。
着底~5m巻く~着底×3セット
上の誘い方でバイトがなければ、“着底後に5m巻いて着底”を3セット行うという方法も有効。ボトムをより丁寧に誘うことができ、タダ巻きだけだとルアーが浮いてしまうので、渋い状況で確実にボトムをトレースしたいと思ったらこちらがオススメ。
リフト&フォール
スピンテールジグの定番、“リフト&フォール”も有効。ぜひ上記の誘い方に織り交ぜて実践してみてくださいね。
使用イメージは、“ヘッド部分がジグへッドでブレードがワーム”。
ワーミング感覚でボトムを探れることも「バクリースピン30」の魅力。アピール力に関しては、シャッドテールワームより若干波動が強めとのこと。
開発経緯&特長
では、使いこなし方をお分かりいただけたトコロで、ここからは「バクリースピン30」の開発経緯と特長について紹介させていただこうと思います! すでにご存じの方も、おさらいだと思って、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
SIZE | WEIGHT | HOOKS | MATERIAL |
110mm | 30g | デコイY-F33 #10 | 本体:鉛、ブレード:シリコン |
MADNESS公式「バクリースピン30」詳細ページはこちら
製品特長を解説させて頂く前に、まずは開発のキッカケを紹介。
そもそもシリテンバイブの後にリリースされた「バクリースピン30」。シリテンバイブで、“シリコン素材は釣れる”ということが世に知れ渡り、スピンテールジグのブレードをシリコン素材にすればもっと釣れるのでは? という発想から開発を進行。プロトの段階ではボディにもシリコンを使っていたそうですが、鉛の上にシリコンを纏うことで、シルエットが大きくなってしまうため、ブレードのみにシリコンを採用したそう。フロントを鉛、ジグヘッドであればヘッド部分と捉え、ブレード部分はシリコン素材で、ワーム素材と考えて設計。第1弾目として完成したのが「バクリースピン30」。
形状が変わるシリコンブレ―ド
最大の特長は“形状が変わるシリコンブレード”。
シリコンブレードの採用で、形が一辺倒でなくなるため、追尾してきた魚に対して見切られない、スレた魚が食ってくれる、警戒している魚が口を使うというメリットがあります。スピンテールジグならではの金属の接触音もしないので、近年のハイプレッシャーフィールドでも通用する釣果を生み出してくれます。さらに巻き感も金属製ブレードより軽いので、長時間使い続けても疲れない特長も。水中の変化も感じやすく、流れのある所だと少し引き抵抗が重くなるので、潮流の強さなども素早く手元に伝達。
シリコンブレードによる効果と緻密なボディ設計によって浮き上がりにくいのも特長。
一定レンジを長くトレースでき、シリコンブレードならではのサイレント&ベイトライクな波動で水中で常にシーバスを魅了してくれます。