【スピニングとベイトフィネスの二刀流】年間釣行300日以上のロコアングラー“幸田樹典”が解説！「アジングを更に楽しくするロッドセレクト」
皆さん！こんにちは。幸田樹典（こうだしげのり）です。
アジングシーズンに突入！ 数釣りも楽しめて良型も狙える季節！ そんなベストなタイミングに、先日ルアーニュースRの実釣ロケに行ってきました。その際、2本のロッドを使い分けてイイ釣りを行うことができましたので、今回はメインに使用したロッドと出しドコロについて紹介させていただこうと思います！
スピニング＆ベイトフィネスの二刀流！「お手軽アジングゲーム」
今回のロケでメインテーマにしていたのはスピニングとベイトフィネスを使い分けた“お手軽アジング釣行”。デイとナイトにかけて2種類のタックルを使い分けていました。
飛距離や操作性だけを重要視するのであれば、正直スピニングに勝るモノはありませんが、あえてベイトフィネスを使う理由としては単純に“使っていて楽しいから”。
そのうえ、使用中もストレスを感じたりすることがなく、スピニングに近い軽さと感度と操作性。豆アジのアタリでも充分感じ取ることができます。スピニングはピンスポットを攻めるようなスローな展開、一方ベイトフィネスは高活性のアジを狙ったり、初場所のサーチなどにもオススメ！
当日の具体的な使い分けは後程解説しますが、とにかくアジングを満喫するという面で、この2種の使い分けは本当にオススメ！ また使い分けることで釣りの効率が上がり、スピニング1本でするよりも釣果UPしたり…？ とにかく普段のアジングをもっと楽しくしたいという方には、うってつけだと思いますので、これから具体的な使用機種を紹介させていただきたいと思います。
ソルティーステージプロトタイプアジング（XAJS-5102LSS）
まずは定番のスピニングから。
今回使用した2機種のうちの1機種は「ソルティーステージプロトタイプアジング」（XAJS-5102LSS）になります。発売中ですので愛用されている方も多いのでは？
| 製品名 | レングス（ft/cm） | パワー | 標準自重（g） | テーパー | ルアーウェイト（g） | PE Line（号） | リーダーライン(lb） | 継数（本） | Carbon含有率（%） | メーカー希望本体価格（税抜） |
| XAJS-5102LSS | 5’10″/177.8 | L | 50 | ファースト | 0.1～7 | 0.1～0.5 | 1.5～5 | 2 | 100 | ￥25,500 |
アブ・ガルシア公式「ソルティーステージプロトタイプアジング」詳細ページはこちら
こちらはファーストテーパーのライトアクションに設定されたモデル。5ft10inのレングスで、取り回し＆手返しバツグン！ 高弾性のソリッドティップが入っていて掛けていく釣りに向いています。
漁港などをジグヘッド単体で狙う釣りには特に最適です。ロッドの自重が50gという軽量設計になっているので、組み合わせるリールとしては現在発売中の「ZENON」（1000S）に合わせるとドンピシャ！
| 製品名 | 自重(g) | ギア比 | 最大ドラグ力 | 最大ライン巻き取り長（cm/ハンドル1回転） | ボール/ローラーベアリング | ラインキャパシティ(m) ナイロン・フロロ / PE | メーカー希望本体価格(税抜) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ZENON 1000S | 142 | 5.2：1 | 3 | 65 | 10/1 | 0.128(2lb)-100/ PE0.4-90 | ¥46,500 |
アブ・ガルシア公式「ZENON」詳細ページはこちら
総重量も200g以下。1日使っても疲れません。またTAF製法によって高感度、ショートレングスと相まって、アジの小さいバイトも逃さずフッキング！ ロケでも活躍してくれましたが、こちらを使用する場面は0.3gなどの軽量ジグヘッドを使用した縦の釣り。
アジングには、どこのエリアでも共通して“縦の釣りと横の釣り”という2種類の誘い方があります。縦の釣りは比較的フォールやステイ中で食わせるようなイメージで、横の釣りはリトリーブで追わせて食わせるイメージ。文字で詳しく説明すると長くなるので、詳しくはまもなく公開予定の動画でぜひチェックしてみてくださいね。
ソルティーステージ プロトタイプ ベイトフィネス（XAJC-552ULT-BF）
気になられている方も多いハズ、続いてはベイトフィネスの解説になります。
ロケで実際に使用したのは「ソルティーステージ プロトタイプ ベイトフィネス」（XAJC-552ULT-BF）。新機種でアジング専用に開発されたベイトフィネス機になります。こちらはスローテーパーのウルトラライトアクションモデルになります。
| 製品名 | タイプ | 継数 | 全長(ft/cm) | 仕舞(cm) | 標準自重(g) | 先径(mm) | ルアー(g) | フロロカーボンライン(ｌｂ) | PE Line(号) | リーダー(lb) | パワー | テーパー/アクション | ティップ | 使用材料 | 製法 | メーカー希望 本体価格（税抜） |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| XAJC-552ULT-BF | BC | 2 | 5’5″/165.1 | 85 | 64 | 1.20 | 0.8～8 | 3～8 | 0.4～0.8 | MAX8lb | UL | スロー | チューブラー | ｶｰﾎﾞﾝ100% | TAF | ¥27,000 |
アブ・ガルシア公式「ソルティーステージ プロトタイプ ベイトフィネス」詳細ページはこちら
前途したように、使用中も違和感を感じることなく扱えるロッド。これまでスピニングを使い続けてきたので、コレはまさに新感覚っていう感じ、正にアングラーを楽しませてくれるロッド。今回ベイトフィネスでは横の釣りをメインに使用しました。タダ巻きで1gのジグヘッドをメインに使用しましたが、スローテーパーなので小さいアジのバイトも弾かれることなく、逆に食い込みが良いと感じました。
スローテーパー特有の粘りで魚の口切れを防いでくれると同時に、小さいアジでもロッドが曲がるので1匹1匹楽しみながら釣ることができます。正直普段はスピニング派ですが、やはりベイトフィネスを使用することで、また違う楽しみ方が増えます。ジグヘッド単体で狙うのも良しですが、今後は小型ジグやプラグで狙う際に一度投入してみたいと思います。組み合わせたリールは、もう皆さんご存知なハズ！「ZENON LTX」。この組み合わせをすることで、1ｇのジグヘッドで普通にアジングができる。本当に凄いですよね、ぜひこの新感覚なタックルも試してみてくださいね！
| 製品名 | 自重(g) | ギア比 | スプール径/幅 | ハンドル長 | ライン巻き取り長 | 最大ドラグカ | ラインキャパシティ | PE1号 | ベアリング | 本体価格(税抜) | ||
| ZENON LTX | 150g | 8.3:1 | 30mm/22mm | 85mm | 78 cm | 5kg | 0.205mm/6lb : 70m | 0.235mm/8lb : 50m | 0.265mm/10lb : 40m | 100m | 9/1 | ¥43,500 |
| ZENON LTX-L | 150g | 8.3:1 | 30mm/22mm | 85mm | 78cm | 5kg | 0.205mm/6lb : 70m | 0.235mm/8lb : 50m | 0.265mm/10lb : 40m | 100m | 9/1 | ¥43,500 |
アブ・ガルシア公式「ZENON LTX」詳細ページはこちら
といった感じで、ロケでメインに使用した2機種を紹介しました。ぜひシーズン中のアジングを普段よりも満喫するために、今回紹介させていただいたロッドも参考にしてみてくださいね！
