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オフショアキャスティングの大物に狙いを絞ったスパイクXPG

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オフショアキャスティングの中でも、マグロ類の中でも大型魚だけに狙いを絞ったテンリュウのロッドが「スパイクXPG」。

スパイクXPG

出典:天龍公式スパイクXPG詳細ページ

 

モデル タイプ レングス
( m [ft])
継数 アクション 仕舞寸法
(cm)
ルアーウエイト
(g)
ライン
(PE/号)
ドラグ MAX
(kg)
リアグリップ長
(mm)
先径
(mm)
ロッド自重
(g)
カーボン/グラス
(%)
税別価格
SKX832S-H スピニング 2.51[8’3″] 2 (O.S.H) R 177 MAX 150 6-8 15/60° 530 2.4 403 92/8 ¥62,500
SKX832S-HH スピニング 2.51[8’3″] 2 (O.S.H) R 177 MAX 180 8-10 17/60° 530 2.7 412 90/10 ¥63,000

天龍公式スパイクXPG詳細ページはこちら

鍛え抜かれた2機種

上記の通り、スパイクXPGには、レングスは8’3”で統一された2機種がラインナップされる。パワーランクが違う2機種となっているから。

SKX832S-H

ターゲットサイズ:~50kg
リール:SW14000番~SW18000番
ライン:PE6~8(号)
リーダー:140~170(lbs)
ルアー:130g前後、下限50~60g

SKX832S-HH

ターゲットサイズ:~100kg
リール:SW18000番~SW20000番
ライン:PE8~10(号)
リーダー:170~200(lbs)
ルアー:150g前後、下限60~70g

出典:YouTube「天龍 釣具事業部」

特徴

ブランクス・バット部にはC・N・T(カーボンナノチューブ)をコンポジット。驚異的な粘りで、長時間ファイトでも主導権を握らせない。

ガイド設定はオーシャントップガイド、オーシャンガイド、Kガイド(ステンレスフレーム SiCリング)を適材適所に配置。リールシートはDPS。大型リールのセットを前提とした仕様。

フロントアシストグリップ

また、安定したファイトを長い時間でも負担を軽減しながら行えるようにフロントアシストグリップを採用している。こちらを持ちながら、体全体で耐えるような場合でも安心だ。

そしてグリップエンドには、ギンバル(GC22)を採用。GC用ソフトギンバルキャップ(BRC GC22)が付属。

ギンバル&ギンバルソフトキャップが標準装備

リアグリップ長が既存のスパイクより若干長いのも、そうした大型魚が掛かった際に竿を立ててプレッシャーをかけていくことを想定しているため。体に当てるギンバルの位置が、リアグリップ長があることで下側になり竿を立て気味にしての長時間ファイトが可能。

ちなみに、2機種のファイトイメージは以下の動画でも確認できます。

出典:YouTube「TENRYU CO.,LTD」

SKX832S-H

ドラグ15kg・アングル45°

ドラグ15kg・アングル60°

SKX832S-HH

ドラグ17kg・アングル45°

ドラグ17kg・アングル60°

スパイクとスパイクXPGの違いでいうと、基本的にはマグロ類の30kgクラスまでなら、スパイクで十分。しかしそれよりもさらに大型50kgオーバーとなってきた場合には、スパイクXPGの出番だ。

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。