国内外で高い評価を得ている老舗のロッドメーカー「ゼナック」。
数々の名作モデルを輩出してきたゼナックですが、なかでも代表的なモデルといえば、ロックショア・ショアジギングロッド「MUTHOS(ミュートス)」。ゼナックがロックショアロッドを発売して、はや20年以上。
ミュートスは、トライ&エラーを重ねながら新しい釣り方とロッドの在り方を模索し、膨大な量のプロトロッドとテスト釣行を積み重ねていきついた“原点にして、最高峰”と称される存在。
今回は、そんな「MUTHOS(ミュートス)」シリーズの中でも新たに追加されたモデル「MUTHOS Sonio 93M」をピックアップ。
これまで「MUTHOS Sonio 100M」という、非常に汎用性の高い性能のロッドがラインナップされていました。今作は「MUTHOS Sonio 100M」が短くなっただけでなく、そのほか様々な点で進化・機能性を向上させたモデルとなります。
MUTHOS Sonio-ソニオの特徴
MUTHOS Sonio(ソニオ)は、「シーバスロッドのようなフィーリングで操作でき、しっかりファイトも出来る青物ロッド」という理想のアクションを具現化した シリーズ。
都市近郊やアクセスの良い堤防などの青物ポイントは、ベイトが小さく魚はルアーにスレているパターンが多くあります。そんなポイントでは繊細かつ多彩なアピールが出来るシーバスルアーやスモール 青物プラグが圧倒的に優位となります。しかし、従来のシーバスロッドでは、パワーが不足し、肝心の大物が取り込めないことも多々あります。
そんな現状に対し誕生したのが、MUTHOS Sonioシリーズとなります。
ミュートスソニオ93M【ゼナック】
Length | Lure(Jig) | Lure(Plug) | PE Line | Reel Size: 汎用 | Reel Size: SW | Price |
9’3″ft | 10-100g | 10-70g | 1~3号 | 4000~5000 | 4000~6000 | ¥70,400 税込 |
「ミュートスソニオ93M」は、青物・ヒラスズキ・シーバスなど10kgまでを対象としたモデル。
既存モデルの100Mよりも9inch(約23cm)ほど短くなるモデルですが、そのモーメントや軽快さは大きく異なるのだそうです。
ルアーも、シーバス用の10gクラスのプラグから、青物に使うウエイトのモノも使用可能。特に港湾部で活躍するような、ミノーや鉄板系とも相性が良く、より軽快且つ正確にルアーの操作・キャストができるとのこと。
100Mよりもさらに滑らかに、ルアーのウエイトの乗りも感じやすくなっているそうです。
シーバスで使うようなプラグから青物を狙うヘビープラグまで、「ミュートスソニオ93M」であれば1本のロッドでできてしまうのが投げきれてしまいます。
なによりスゴイところは、ルアーウエイトが変わってもロッドのウエイトカーブが変わらずにキャストすることができます。
そのほかにもシーバスロッドと思わせるような優れたロッドバランスと、ルアーの動きを損なうことのないロッドアクション。また、驚くほどの軽快さが体力の消費を軽減させるのだそう。
10gのプラグから100gのジグまでという広範囲のルアーを駆使しながら、今までと違う青物ゲームを組み立てる事が出来る、軽快でパワフルなショートロッドとなります。
そのほかにも「ミュートスソニオ93M」の特徴
「ミュートスソニオ93M」は、RGガイドシステムを搭載。
RGガイドシステムは、スピニングロッドの性能を極限まで引き出すゼナック独自のガイドシステム。キャストフィールや感度の向上、ライントラブルの減少など、実釣におけるPEラインのデメリットを完全に打ち消し、メリットを最大化させる特性となります。
そして意匠登録されているヘキサゴングリップを搭載。
ヘキサゴングリップとは、フロントグリップを「握った時の指の形」に合わせ込んだ「変則六角形」のゼナックオリジナルグリップ。
大きなアドバンテージをアングラーにもたらすヘキサゴングリップは、大型魚をターゲットにするビッグゲームにおいて、もはや無くてはならない存在と称されています。 今までにないファイト感とルアー操作性を是非体感できるグリップとなります。
ゼナック公式のYouTubeチャンネルで公開されている人気シリーズ「ロックショア極意」でも登場する「ミュートスソニオ93M」。間もなくセグメントオーダーが開始されますので、ぜひチェックしてみてください。
ゼナック公式「ミュートスソニオ93M」のオンラインストアページはこちら