ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

【釣りを始めてみたい!という方、必見!】トモ清水がオススメする最初の1本はコレ!

連載:トモ清水「ガッ釣りソルト」
  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

WEB連載「トモ清水のガッ釣りソルト」第175回
【釣りを始めてみたい!という方、必見!】トモ清水がオススメする最初の1本はコレ!

トモ清水(Shimizu Tomo) プロフィール

20年以上ロッド開発者として釣り具業界に携わるスーパーマルチアングラー。ロッド開発を手掛けたブランドは、国内、海外、自社、OEM問わず、20社にも及ぶ。現場主義、実績主義をモットーに全国各地、世界各地、釣りに飛び回るガッつり系。常に自然と魚をリスペクトし、次世代の楽しいものづくりに挑戦し続け、世界トップクラスのロッド開発者を目指す。1977年9月生まれ。本名は清水智一(しみず・ともかず)

こんにちは、トモ清水です。

台風も過ぎ去り、すっかり季節は秋です。あらゆるターゲットが最も狙いやすい時期。これからソルトのルアーフィッシングを始めたい!という方にはもってこいの季節が到来です。

先週は、新潟、富山、石川県と北陸遠征。秋のソルトゲームを楽しんできました。今回はその実釣レポートを交え、これからソルトゲームを始める時に、参考となるロッド選びについて、書いていこうと思います。

はじめの1本にオススメのロッド

これからソルトのルアーフィッシングを始めたい、でもどんなロッドを選べば良いかよく分からない。こういった方が多いのではないでしょうか。

それもそのハズ、釣具店に行っても、林のように並んだロッドから自分に合ったロッドを選ぶのは困難。さらに色々な専用ロッドが乱立し、どれも買い揃えなくては!となるともう大変。

いったい、どんなロッドがはじめの1本として向いているのでしょうか? トモ清水の答え、それは「1本で何でも出来るロッド」そんなロッドが理想ですね。

ちょうどこの9月という秋のベストシーズンに、アブガルシアから始めの1本に最適なロッドがリリースされます。その名は「SALTYFIELD(ソルティーフィールド)」。

SALTYFIELD(ソルティーフィールド)【アブガルシア】

製品名 タイプ 継数 全長(ft/cm) 仕舞(cm) 標準自重(g) 先径(mm) ルアー(g) エギ(号) PEライン(号) リーダーライン(lb) パワー テーパー 使用材料 税別価格
SALTYFIELD SFS-662UL SP 2 6’6″/198 102 81 1.1 0.2~7 ~2 0.3~1 ~10 UL(ウルトラライト) ファースト カーボン82%、グラス18% ¥7,900
SALTYFIELD SFS-762L SP 2 7’6″/229 118 106 1.2 1~14 ~3 0.5~1.2 ~16 L(ライト) ファースト カーボン79%、グラス21% ¥8,900
SALTYFIELD SFS-832ML SP 2 8’3″/252 129 133 1.7 3~30 ~3.5 0.6~1.2 ~20 ML(ミディアムライト) レギュラーファースト カーボン83%、グラス17% ¥9,900
SALTYFIELD SFS-962M SP 2 9’6″/290 148 162 1.7 7~45 0.8~1.5 ~24 M(ミディアム) レギュラーファースト カーボン98%、グラス2% ¥10,900
SALTYFIELD SFS-1002MH SP 2 10’0″/305 156 253 2.3 20~80 1.2~4 ~50 MH(ミディアムヘビー) レギュラーファースト カーボン94%、グラス6% ¥11,900
SALTYFIELD SFC-702ML BC 2 7’0″/213 109 110 1.1 2~24 ~3 0.5~1.2 ~16 ML(ミディアムライト) レギュラーファースト カーボン85%、グラス15% ¥8,900

アブガルシア公式「SALTYFIELD(ソルティーフィールド)」の詳細ページはコチラ

例えばSFS-832MLというモデル。こちらは1本あれば、アオリイカ、クロダイ、シーバス、ヒラメ、マゴチ、あらゆる魚種を狙えるロッドになっています。

まさにこのモデルは最初の1本、とくにこの時期にはベストなモデルですね。

SFS-662ULやSFS-762Lのスピニングモデルは、アジやメバル、カマスやサバ、ショゴなど、ソルトのライトゲームを1本で楽しめるモデルとなっています。

これからメバリングやアジングの本格的なシーズンに突入していくので、ライトゲームを楽しむならこのモデルで決まり。

暑かった夏も終わり、アジも大きくなりはじめ、メバルもポツポツ釣れ始めました。

さらにはSFC-702MLというベイトモデルもあり。こちらもライトロック、メバル、シーバス、クロダイなど様々な魚種を1本で遊べる仕様となっています。

ベイトタックルでルアー釣りを始めたい、という方にはこの1本でOKでしょう。フィネス的な要素もあるので、3gといった軽めのルアーも使いやすいですよ。

こちらパッケージのPETケースに記載されている、ひと目で選べる各モデルの特長。このモデルの中からきっとあなたに最適な1本が見つかるハズです。

アブガルシア公式「SALTYFIELD(ソルティーフィールド)」の詳細ページはコチラ

トモ清水のコダワリを詰め込んだソルティーフィールド

ソルティーフィールドも2年近く各地で水面下でテストしてきました。1本で何でも出来るように、また万人が使い易いように、強度を持たせ、キャストしやすいロッドの曲がりを調整してきました。

あとは何と言っても価格。入門用にピッタリな実売価格アンダー1万円を実現しており、価格面のハードルも大幅に低くしました。

デザインにもこだわっています!

黒を貴重に、飽きのこないシンプルなデザインにしています。リールシートやグリップ形状は、各モデル毎に最適化されたデザインに。

出荷前直前、実釣レポート

大型台風の前に新潟へ、発売直前の「ソルティーフィールド」を持って、秋のソルトゲームをエンジョイ。

この遠征で持っていったのは、SFS-832MLの1本のみ。この1本あれば本格的な秋のソルトゲームを十分に楽しむことが可能です。8ft3inという長さは遠投も可能で、長すぎず快適に操作出来る長さです。メタルジグも20gから30gくらいまで使用出来るので、ライトショアジギングも可能。

パワーベイトソルトウォーター バブルスピア2.2in」もしくは「ガルプ!ソルトウォーター サンドワーム 2in」を装着し、5gのスイベルシンカーのフリーリグスタイルで、クロダイの入れ食いを満喫しました。

パワーベイトソルトウォーターソルトウォーター バブルスピア 2.2in
【バークレイ】

 

製品名 サイズ カラー 入数 税別価格
バブルスピア2.2in 2.2in 13 8 ¥650

バークレイ公式「パワーベイトソルトウォーターソルトウォーター バブルスピア 2.2in」の詳細ページはコチラ

ガルプ!ソルトウォーター サンドワーム 2in【バークレイ】

製品名 サイズ カラー 入数 税抜価格
ガルプ!ソルトウォーター サンドワーム 2in 2in 6 16 ¥800

バークレイ公式「ガルプ!ソルトウォーター サンドワーム 2in」の詳細ページはコチラ

クロダイとマゴチは、このリグを遠投し、ボトムをズル引く、タダ巻きアクションでOK。難しいテクニックは不要です♪

このSFS-832MLは、もちろんこの時期のエギングにも最適。2.5号、3号くらいのエギが最も扱いやすくなっています。

 

この投稿をInstagramで見る

 

LureNews(@lurenews)がシェアした投稿

ソルティーフィールドに込められた想い

今はフリーエージェントという形で、ロッドデザインの独立した事業を立ち上げるタイミングのトモ清水ですが、この「ソルティーフィールド」はピュア・フィッシング・ジャパンの開発者時代の最後の力作。

ピュア最後の製品企画として、色々な想いや最後の集大成として作り込んだシリーズとなります。

釣りをもっと多くの人に知ってもらいたい、楽しんで頂きたい、という想いから企業努力で価格を見直し、現在、原材料が高騰する世の中、かなりのリーズナブルの価格設定になったのではないかと思います。

釣りは決して難しいものではなく、まずは気軽に、そして楽しむものだと考えています。そのための1本で何でも出来るコンセプトであったり、価格であったり、まずは手に取ってもらえる機会が多くなればと。

趣味は釣りだけでなく、スノーボードやサーフィン、サイクリングやアウトドア、色々なジャンルがあります。それらとミックスして「釣りを気軽に、またファッショナブルに、皆様に楽しんで頂きたい」という開発者の想いが「ソルティーフィールド」に込められています。

もちろん、入門用としてだけではなく、サブロッドや旅行に持っていくロッド、家族で使うロッドとして、あらゆるシーンで、使って頂けたらと思います。

PETケースはこんな感じです。

画像は仮の番手が記入されています

迷ったら「ソルティーフィールド」。是非ともこのベストシーズン、ちょっと気軽にソルティーフィールドを持って海に出かけてみませんか。

トモ清水でした!

See you next time!

隔週連載 トモ清水のガッ釣りソルト
隔週・日曜日に 配信!

過去の連載記事を全て掲載している特設ページはこちら