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飛んで操作できるシーバスロッド天龍「SWAT(スワット)」

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すっかり秋めいてきました。フィールドによってはオカッパリからのシーバスコノシロパターンも気になってくるころ? 数も釣りやすく、大型も…なんていうのが秋のイメージで、そうでいながら意外やベイトにセレクティブになることもあるから面白かったり。

さてさて、今回はそんなシーバスの様々な状況に対応する天龍のロッドSWAT(スワット)をご紹介。

スワット

出典:天龍公式スワット詳細ページ

まずスペックから。全6機種がラインナップされています(ヒラスズキをメインに据えた2機種あり)。

MODEL 全長

m/ft

継数 アクション 仕舞寸法(cm) ルアー(g) ライン(lb) PE(号) 自重(g) 税別価格
SW842S-LML 2.54/8’4” 2 R 131 MAX30 MAX16 MAX1.2 130 48,500円
SW922S-M 2.79/9’2” 2 F 143 MAX45 MAX20 MAX1.5 170 53,500円
SW932S-LML 2.82/9’3” 2 RF 144 MAX35 MAX16 MAX1.2 140 51,000円
SW972S-ML 2.92/9’7” 2 RF 150 MAX40 MAX16 MAX1.5 171 52,500円
SW1163S-M 3.51/11’6” 3 RF 121 MAX50 MAX25 MAX2.0 225 67,000円
SW1253S-MMH 3.78/12’5” 3 RF 131 MAX55 MAX30 MAX2.0 266 69,500円

天龍公式スワット詳細ページはこちら

C・N・T配合

現行スワットは3代目となり、何と言ってもこの3代目スワットには天龍テクノロジーであるC・N・T(カーボンナノチューブ)がコンポジットされたことが大きい。

カーボンシートの剥離が起きづらくなり、粘り・強度がアップ。どうしても使用している間に。腰が抜けたような状態になってしまうのがロッドですが、そうしたヘタりがなく、初期性能が続きます。

溜めて獲れる

ゆえに、振り抜きは軽快で大事な要素となる飛距離を確保しながら、いざファイト時には粘る。しっかり曲がって溜めて獲れるシーバスロッドとなっています。

元々スワットにはそうした特長があったのですが、3代目となりC・N・Tがコンポジットされたことでさらにその特長がブラッシュアップされました。

また、その追従性は最後のランディング時にもアシストしてくれるのも大きなメリット。

各パーツ

各パーツを見ていくと、ガイドはチタンフレームのSiC-SリングのKガイドを採用。軽量で高感度、トラブルも非常に少ないキャストのためのガイド設定。シングルフット、ダブルフット、ライントラブルを軽減するRVガイドを適所に配置し、フットの高さを調整して糸抜けのよさを最適化。

所有感をくすぐる西陣織仕様カーボンパイプが特徴のリールシートはDPS。

滑り止めのローレットが刻まれたシートリング。細かなところに気配りが

グリップ長は、実際にリールをセットした時のモーメントが計算され、単純な自重ではなく、人が持った時に持ち重りのしない軽さ、バランスを実現しています。

ベイトモデルも開発中…?

さてさて、冒頭に全6機種…と記したのですが、実は。何やらベイトモデルが…なんてウワサが。天龍公式ブログなどに、そんなことがチラホラ書かれていたりするので、そのあたりを聞いてみたいですねぇ(笑)。

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。