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今江克隆のルアーニュースクラブR「ラットとフロッグ!エラストマー系ルアーと専用?タックルの最新事情を紹介」の巻 第1113回

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
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TOP50第4戦のプリプラで霞ケ浦に滞在して。はや6日……。

練習は中日を過ぎたが、さすがに広大な霞ケ浦本湖水系、連日70lのハイオクガソリンを焚いて全域を釣りまわっている。

第3戦は北浦&浪逆浦、常陸利根川がエリアだったが、第4戦は霞ケ浦本湖、北利根、浪逆浦、常陸利根川全域がエリアとなるため、琵琶湖湖北に匹敵する広大さだ。

今回のプリプラは練習の手応えに関して詳しくは触れられないが、久しぶりの霞ケ浦本湖では、かなりよいイメージで練習をこなせていると思う。

第3戦は紙一重で苦汁をなめたが、霞ケ浦本湖戦ではそれを帳消しにするリベンジをしたいと思っている。

霞ヶ浦本湖で釣れるバスの平均サイズはデカい。だが、風次第で海のように大荒れになることから、風の方向に対応するエリア選択が一番難しい

「カバーラット」とラット専用?タックル

さて今回の練習では、この時期今江的にここ数年一番得意な「エラストマー“ラット”」とラット専用?ともいえるぐらい溺愛中の新開発タックルの最終確認を、霞水系全域チェックがてら前半はメインに行った。

実は昨年は「野良ネズミ」で6位入賞したことから、今年の北浦戦も期待していたのだが、何かが変化したのか、北浦水系ではラット系の反応が昨年に比べ劇的に悪く、かなりショックを受けてしまっていた。

やはり、昨年のTOP50上位独占したがゆえの大流行によって、少なからず常識的な使い方では結果が出にくくなっているようだ。

ところが、意外なことに霞ケ浦本湖水系では初日から「カバーラット」には昨年並みに好反応で、若干釣り方にヒネりは加えているものの、アシ原などの高速チェックにとても機能してくれた。

エラストマー製ラットルアーを得意技にしてから、霞水系の激シャローが ものすごく楽しくなった

やや大きめの「カバーラットマグナム」では、「ウォーガゼル」の最終テストをしたが、この練習でようやくOKを出せることになった。

ただ「カバーラットマグナム」は、今でも十分な釣獲力だがまだ納得がいかない部分があり、コチラは来年夏をめどにさらにテストを重ねる決意をした。

一方、「カバーラットフィネス」は、今江的にはほぼ完璧な仕上がりで、ついに量産にGOサインを出すことができた。

「カバーラットマグナム」は継続修正開発になったが、ロッド「ウォーガゼル 63MHX」と「カバーラットフィネス」は製品化にGOを出した

「ビースティンガーEXTREME」がヤバかった

今回の練習では、WBSの大藪厳太郎プロにも2日間付き合ってもらったが、大藪プロをしてその衝撃的バイトの凄さと、カレイド人気機種「ビースティンガー」の「M40X」アップデートバージョン、「ビースティンガーEXTREME」の神キャスタビリティ、キレキレの高速ティップアクション、キロオーバーを強引にカバー奥から引き出すパワーに驚きを隠せなかった。

イマカツのWBSスタッフ大藪厳太郎プロ。超一流企業人にして強豪WBSプロ。毎年一緒に釣りをするのがとても楽しい

この「カバーラットフィネス」&「ビースティンガーEXTREME」、そして「モアザン12ブレイド(UVF モアザンセンサー12ブレイドEX+Si)0.8号」の組合せは、この数年まさに溺愛の過去最強の攻めスピニングタックルだ。

「カバーラットフィネス」は、ネズミではなく、エビのイメージで演出することで、大人気「野良ネズミ」にスレたバスでも反応を得られる

もう1つの水面系エラストマールアーを紹介!

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