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五十嵐誠の関東メジャーレイク【亀山ダム】攻略【スポーン進行中レイクをどう読む?】

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3-4月上旬の釣行を踏まえつつスポーンが進む今後の展開予想もご紹介

こんにちは! 五十嵐誠です。
今回は私のホームグラウンドの1つである亀山ダム(千葉県君津市)のスポーン絡みの季節の攻略法について、3-4月上旬の釣行を踏まえつつ今後の展開予想についてもご紹介したいと思います!

五十嵐誠  makoto igarashi  1985年生まれ、落花生の名産地・千葉県八街市出身。 野尻湖、河口湖、桧原湖、亀山ダムでプロガイドとして活動中。 ちなみに… 昨年まで、長きにわたってJBトップ50メンバーとして大活躍。 今年は一旦、トップ50参戦を休止中。

 

主なトーナメントの成績
2011 JBトップ50 年間6位
2012 JBトップ50 年間9位
2013 JBマスターズ 年間1位
2013 JBトップ50 年間12位
2014 JBトップ50 年間7位
2015 JBトップ50第2戦 北浦 優勝
2015 JBトップ50第4戦 桧原湖 優勝
2015 JBクライマックスエリート5 桧原湖 優勝
2015 JBトップ50 年間3位
2016 JBトップ50第4戦桧原湖 優勝
2016 JBトップ50 年間2位
2017 JBトップ50 年間15位

五十嵐誠-公式ツイッター
https://twitter.com/makotooigarashi

五十嵐誠-公式ブログ(アメブロ)
https://ameblo.jp/08530312/

五十嵐誠-Facebookページ
https://www.facebook.com/makoto.igarashi.official/

五十嵐誠インスタグラム
https://www.instagram.com/igarashi_makoto/

ガイド情報
https://igarashi.bassguide.jp/

 

まずは3月下旬から4月上旬を振り返ってみます

まずは今回は3月下旬から4月上旬にかけて僕が亀山ダムで釣りをして感じたことから振り返ってお話しさせていただきます!

3月下旬ですが、私自身はフィッシングショーやマスターズ河口湖戦が終わり、3月27日から亀山ダムに入ったのですが、この時すでに水温は15度を越えており、スポーンしちゃったんじゃないってぐらいの高い水温を記録していました!
しかし、現実は意外と見える魚も少なくスポーニング最中とは思えない感じ。

とりあえず、昨年同時期に炸裂した表層I字系を試すも反応ナシ…。

そこで、こちらも昨年の春に好調だったジグヘットワッキーを投入! すると釣れるには釣れたけどバイトは遠い感覚…。


私的には、バスはジグヘットワッキーで狙っているイメージ通りのポジションにいるけど、あまりジグヘットワッキーが好きじゃないのかな? と感じ、何となく冬に好調だったスモラバにチェンジ!

何ていったらいいかな?(笑)
ワッキーみたいにブワン、ブワンと動く系から、フワーっとフサフサ動く系にしてみたところバイトが連発!
やっぱり毎年、状況によってバスの好むルアーの動きは毎年同じじゃないんだな~って強く思わされました!

『メインチャンネルに絡むシャローフラットで岸に隣接している場所』で爆発していました

ちなみに、この時僕が連発していたスポットは。
『メインチャンネルに絡むシャローフラットで岸に隣接している場所』
トキタ岬や鳥居の岬、ダンダンの付け根などメインチャンネルに絡んだシャローフラットで岸に隣接しているスポットにスモラバを投げてボトムをシェイクして引いてきたらどこに行ってもバスをキャッチすることができました!
ガイド的にはこれで安泰だなって思うくらいに(笑)
しかし、後に分かることなんですが、そんな幸せな時間はそう長く続かなかったのです…。

 

27日の次の釣行日となったのはそこから数日後の30日とか31日。
この日は週末のプレッシャーなのか? 三寒四温の寒の影響なのか? 突然いままでのパターンで食ってくるバスのバイトが弱くなりバラシ連発…。あれ? ヤバイ かも⁉ と思いはじめてから1日2日で本格的にスモラバへの反応が無くなり週の初めには完全にパターン崩壊。新たなパターンを探さないといけない展開に…。

爆風の影響でパターンが明らかに変化!
それまでボトムで捕食していたバスが上ずり回遊するように!

スポットが違うのか? 同じポジションに居てバスの目線が変わってしまったのか?
その疑問の答えとなったのは30-31日と吹いた爆風でした。
その時は水がかき回されるであろう風下のバンクに入ったらバイトが増えてくれたのです。
私的に考えたのは今までボトムでエサを食ってくれていたバスが上ずり回遊してエサを食っている→標準のポジションは中層。

そんな感じのイメージでした(笑)。

バスは上ずると、中層でエサを求めて回遊!さらにシャロ―カバーやフローティングカバーにも付きだす

そして、その中層を基準にしているバスに効率良くアプローチできそうなのがジャークベイトやシャッドプラグなどリップで水を受けて潜るレンジがコン トロールしやすく止めもできるルアーと考えました。

 

このことに気づいてからは再びバイトを取ることが出来るようになってたんです。


それと同じタイミングで気づけたことはバスが上ずって回遊しているのでシャローカバーやフローティングカバーに付くバスが増えたということ。

このカバーに付くバスに対しては同様にジャークベイトやシャッドプラグで狙ってもいいですし、もっとスローにノーシンカーワッキーなどのスローフォールで食わせるという感じで結果がでました。こんな感じで3月下旬から4月上旬の亀山ダムのガイドでは釣っていきました。

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