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【タフフィールドのオカッパリで爆釣!】アッキーの欠かせない釣り「ラストエースFのミドスト」をQ&A形式で解説!

寄稿:青 亮彦
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皆さんこんにちは、エバーグリーンフィールドスタッフのアッキーこと青 亮彦(あお あきひこ)です!

青 亮彦(AO AKIHIKO) プロフィール

エバーグリーン関西フィールドスタッフ。関西のリザーバーをメインフィールドでオカッパリをメインにビッグバスの釣果を上げている。その一方で、エバーグリーンのアパレルブランド「B-TRUE」でモデル活動をするなどマルチな活躍を見せている。

今回は、僕が日頃からメインフィールドとしてオカッパリ釣行している奈良県・高山ダムを攻略するのに欠かせない釣り、「ラストエースF」のミドストをQ&Aスタイルでご紹介いたします!

Q1.そもそもどんな釣り?

A.「ラストエースF」のミドストは、「ラストエースF」をジグヘッドにリグって、ロッドアクションでラインを「張って→緩めて→張って→緩めて」を一定のリズムで繰り返すことで、ワームにキラッキラッとローリングが生まれます。

ラストエースF【エバーグリーン】

製品名 全長 税別価格
ラストエース80F 8.0cm 1,100円
ラストエース95F 9.5cm 1,250円

エバーグリーン公式「ラストエースF」の詳細ページはコチラ

Q2. ミドストの時期、出しどころはいつなの?

A. 早春~初冬と非常に長い期間で活躍しますが、特に連日の猛暑日続きで雨も降らない状況や、連休の人的プレッシャーが掛かっている時(特に夏休み)など、フィールド状況がタフ化した時には欠かすことができません。正に今が旬な季節です!

Q3. どのようなエリア、ポイントで使用するのか?

A. これからの時期は、流れがあって水深2mくらいの水中に岩が点在しているエリアが熱いです。岩陰や流れのヨレが狙い目です!

Q4. サイズの使い分けは?

A. 「ラストエースF」には80F(8cm)と95F(9.5cm)の2サイズがあります。どちらのサイズを使用すれば良いのか迷ったときは、下記の判断を参考に使い分けてみてください。

・水質によって使い分ける

クリアであれば80F濁りが入っていれば95Fを使用。

・ベイトサイズに応じて使い分ける

水質がクリアで、ベイトフィッシュが目視できる場合は、そのサイズに合わせる。

 

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Q5. ジグヘッドの重さは?

A. 「ラストエースF」の最大の特長は、エラストマー素材で「浮く」ということ。沈むワームと違い、重たいジグヘッドを装着しても、浅いレンジを引いてくることができます。狙うレンジに応じてジグヘッドの重さを合わせるだけで、一定レンジをキープしやすく、長時間線の釣りができるので、バイトチャンスが増えます!

ジグヘッドの重さは、狙うレンジが50cm~1mなら0.9g、1m~1.5mなら1.8g、1.5~2mなら2.5gを基本に使用します。80F、95Fどちらも、ジグヘッドの重さは同じで問題ありません。

Q6. カラーは?

A. クリアでベイトフィッシュやバスが目視できる時は、バスがいるレンジではなく、ベイトがいるレンジを狙います。(←ここ非常に重要です)

そのため、偏光グラスは必需品。目視できるレンジを攻める場合は、視認性系のカラー(#54 スケルトンチャート、#106 スパークリングライム)を使うと狙いやすくなります。

そして、1.5m以上の深いレンジを攻める場合は、シルバー系のカラー(#14 アユ、#41 ワカサギ、#117 モツゴ)を使うといった感じで、個人的には、レンジに応じてカラーローテーションを行っています。

Q7. 食い渋った時は?

A. タフな状況で強い「ラストエースF」のミドストですが、それでも食い渋った時に欠かせないアイテムがあります。それが、「ルアースナップ(♯00)」!

「これだけで変わるの?」と思われる人もいると思いますが!  めちゃくちゃ変わります!

ラインをジグヘッドに直結するよりも、ルアースナップを使う方がローリング幅が大きくなって、スレ切った状況下でも、驚くほどの実績があります!

ここ最近の渋い状況でも、ルアースナップを装着して結果が出ています。その釣果数からしても絶大な信頼を置いています。これは、誰でも簡単にできるワンポイントチューニングなので、「ルアースナップ(♯00)」を1パック、バッグに入れておいて絶対に損はないですよ!

Q8. オカッパリのミドスト、ベストロッドは?

A. 「ラストエースF」のミドストに使用しているロッドは2機種で、僕なりの使い分けを紹介します。

1機種目は、「フェイズ ・PCSS-64UL ドリフトマスター」。

フェイズ ・PCSS-64UL ドリフトマスター【エバーグリーン】

製品名 全長 標準自重 ルアー範囲 パワー 継数 ライン範囲 税別価格
フェイズ ・PCSS-64UL ドリフトマスター 1.92m 86g 0.9~7g(1/32~1/4oz) ウルトラライト 1 2.5~6lb 46,000円

エバーグリーン公式「フェイズ ・PCSS-64UL ドリフトマスター」の詳細ページはコチラ

これはミドスト専用機と言っても良い機種で、ロッド全体がしなやかなので、ロッドアクション時の手首への負担が少なく、終始集中力を保てるため、「これからミドストを始めたい」「ミドストが上手くできない」という方には、おススメのロッドです。高山ダムでは水位が高く、岩に巻かれる心配をしなくて良い、春・冬に多用します。

そしてもう1機種が「フェイズ・ PCSS-65L+ スピットファイア」。

フェイズ・ PCSS-65L+ スピットファイア【エバーグリーン】

製品名 全長 標準自重 ルアー範囲 パワー 継数 ライン範囲 税別価格
フェイズ・ PCSS-65L+ スピットファイア 1.96m 95g 0.9~10.5g(1/32~3/8oz) ライト プラス 1 3~10lb(PE0.6~1.5号) 45,000円

エバーグリーン公式「フェイズ・ PCSS-65L+ スピットファイア」の詳細ページはコチラ

非常に万能なロッドで、オカッパリでスピニングロッドを1本選ぶとしたらコレ! 繊細なアクションもやりやすくて、ミドストとの愛称も良いだけでなく、魚をリフトするパワーは圧巻です。高山ダムでは、岩が剥き出しになる夏・秋水位で使用します。魚とのファイト中にロッドが勝手に主導権を握ってくれる1本です。

Q9. ラインは?

A. ラインは、どちらのロッドでも「バスザイル・マジックハードR」の5Lbを使用しています。

エバーグリーン公式「バスザイル・マジックハードR」の詳細ページはコチラ

最後に、高山ダムで釣りをする際は遊漁券が必要になります。このような素晴らしいフィールドを維持していくためにも、必ず遊漁券の購入をお願いいたします。

以上、奈良県・高山ダム攻略「ラストエースFのミドスト」についてご紹介させていただきました! 皆さんもぜひお試しください!