ネイティブトラウトゲームで定番「スピナー」、メチャ釣れますよね…。
万能でタダ巻きするだけで広範囲を手早くサーチ。実釣性能にも優れているので、ベテランの方やルアーの扱いに慣れていないようなビギナーの方にも広く親しまれているルアーではありますが、1つデメリットを挙げるとすれば、ボディが大きく回転することで発生する「糸ヨレ」。スピナーを使用している分には仕方がないことだと思っていても気になりますよね。コレがバイトの伝達を遅らせたりライントラブルに繋がったりするので、なるべく糸ヨレは阻止したいトコロ。
さて! そんなスピナーのデメリットである「糸ヨレ」を大きく軽減してくれる、あの新作スピナーがつい最近リリースとなり、公式HPでも詳細が公開となりましたよ。
プライザー【Viva】
Vivaから渓流専用設計に開発された、こだわりスピナーが登場。その名も「プライザー」。ボディ全体の回転を抑え、糸ヨレを軽減してくれることが最大の特長! 安定姿勢で泳ぎ、ラインも張った状態を維持できるため、バイトも鮮明に手元へ伝達してくれるという優れモノ!
プライザー : 3.5g / ¥858(税込)
Viva公式「プライザー」詳細ページはこちら
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オフセット形状のベンドシャフトを採用
そういった特長を実現している理由は、ボディ設計が大きく関係しています。
ボディに、オフセット形状のベンドシャフトが採用されており、ブレードの回転軸とボディー側のシャフト軸を同一線上から大きくズレていることで、低重心となってボディの回転と糸ヨレを大きく軽減してくれます。
さらにもう1つ! ボディの回転と糸ヨレを大きく軽減してくれるポイントとして、ボディ内にタングステンが内蔵されています。ボディ中心部にタングステンを埋め込み、周りを鉛で覆うことによってタングステンを軸に泳ぎが安定すると共に、周りをカバーした鉛によって浅い水深でも一定レンジを保ってくれます。通したいコースを真っすぐ引いてこれる仕様に。
つまり、「オフセット形状のベンドシャフト」、「タングステン内蔵のボディ」という2つのメリットが合わさることで、結論的にボディの回転を極力抑えて安定した姿勢でスイミングが可能になって、糸ヨレも軽減できるという訳! 糸ヨレを軽減できるということは、ラインも真っすぐに近い状態、つまりショートバイトにも瞬時に対応可能で、ライントラブルも少ないという正にメリット尽くし…。カナリ作り込まれていることが、お分かりいただけると思います。
立ち上がりバツグンなブレード
モチロン、ブレードもコダワリ設計。
シャフトの中を通るインラインベンドブレードは、非対称の独自表面形状。着水した瞬間にブレードが水を掴み、回転してくれるので、着水時から回収までターゲットへ常にアピールし続けてくれますよ。水中で誘い続けれる時間が長いということは、バイト率もアップするということですね。
その他のコダワリ
大きなコダワリについて述べてきましたが、他にも細かいトコロまで色々こだわられている「プライザー」。引き続き魅力をお伝えしていきますね!
ラインアイにはローリングスイベルを採用、ヤマメやイワナによるローリングにもシッカリ追従してくれるのでバラシを軽減!
アングラーによれば標準装備のフックを取り外して好みの物を装着。という方も居られるとは思いますが、「プライザー」に関してはその必要はありません! 初めから針掛かり重視のフッ素コーティングフックが標準装備となっているため、パッケージから取り出したらスグに使うことができますよ。