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2022年夏登場!天龍のショアキャスティングロッド「パワーマスター」がフルモデルチェンジ!

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出典:天龍公式「パワーマスター」詳細ページ

2022年にフルモデルチェンジを果たした天龍のショアキャスティングロッド「パワーマスター」

「パワーマスター」といえば、これまでライトコア・プラッキング・ヘビーコアといったモデルがラインナップされていました。しかし、今作の「パワーマスター」は、そうしたラインナップをすべて統合し、一つのモデルとして新たに生まれ変わりました。

機種は7種類。ライトショアキャスティングから遠投モデル、ロックショアなど個性豊かなラインナップが登場となります。

なお、モデルチェンジは夏ごろに登場予定となります。

2022年新生「パワーマスター」のココが違う!

出典:YouTubeチャンネル「TENRYU CO.,LTD」詳細ページ

フルモデルチェンジになって、新たに掲げられたコンセプトは二つ。

一つは、「ハイエンドに迫る性能」、二つ目は「飛距離のアップ」。今までのライトコア・プラッキング・ヘビーコアのシリーズで培った技術や、ブランクのねばり、アクションが存分に活かされています!

高弾性カーボンで飛距離がアップ

新生「パワーマスター」では、ブランク素材から見直しがされています。

その一つが、より飛距離が出せる高弾性カーボンの採用。キャスティングゲームにおいて飛距離は伸びた分だけチャンスが増えるというもの。

ブランクのにハリがプラスされたことで、振り抜いたときのキャストフィールが向上し、遠投性も増しています。

これまでのモデルを活かした「ハイエンドに迫る性能」

そしてもう一つが、天龍ロッドお馴染みのテクノロジー「C・N・T(カーボンナノチューブ)」の搭載。

「C・N・T」とは、カーボン繊維とレジン(樹脂)の間にC・N・T粒子が入り込むことで繊維の結びつきを高め、驚異的なネバリを生み出す天龍独自のテクノロジー。

高弾性カーボンのパリっとしたハリの強さ・感度・軽さは残しつつも、「C・N・T」によってブランクのねばりと強度をプラス。持ったときの軽さはもちろん、魚をかけた時のネバリとパワーは、ハイエンドにも勝る性能となります。

そして、グリップ周りにも注目! 各機種やモデルの特性にあわせてベストな調整がされています。

リールシートもダウンロックに切り替わり、持ったときのバランス感やリール装着時の持ち重り感も絶妙に調整されています。

また、ビッグファイトが想定される機種には、グリップエンドにソフトギンバルキャップ・BRCが装着されています。

リールシート部と継目には西陣織カーボンを採用。より所有欲が満たされるデザインになっています。

ガイドはSiC。オーシャンガイドをバットに配し、先にかけてはMとMHで異なり、Mはシングルフット、MHはダブルフットとなっています。

各機種のラインナップ

新生「パワーマスター」は全7機種の展開。

パワーはライトショアジギング用のMと、ロックショア・遠投・スタンダードのMHとなります。

ライト・ショアジギング&プラッキングモデル「PM972S-M」・「PM1022S-M」
モデル タイプ レングス(m[ft]) 継数 アクション 仕舞寸法(cm) ルアーウエイト(g) ベスト(g) ライン(PE/号) ドラグMAX(kg) リアグリップ長(mm) 先径(mm) ロッド自重(g) カーボン/グラス(%) 本体価格(税別)
PM972S-M スピニング 2.92[9’7″] 2 RF 150 MAX60 Plug 30 , JIG 40 MAX 3 4 410 2.1 204 99/1 ¥43,000
PM1022S-M スピニング 3.10[10’2″] 2 RF 159 MAX60 Plug 30 , JIG 40 MAX 3 4 455 2.0 214 99/1 ¥45,000

PM972S-M

「PM972S-M」は、ライト・ショアジギング&プラッキング用モデル。
9ft7inchと取り回しの良いレングスで、足場の低いフィールドにも活躍します。ルアーも使用頻度の多い20~30gのプラグや、40g前後のメタルジグを使うのにもピッタリ。
イナダ・ブリなどの3kgクラスのターゲットを上限に、ライトタックルで繊細なゲームを楽しめます。
推奨タックル設定(PE3号以内、リーダー12号以内、ドラグ値4kg以内)

PM1022S-M

対する「PM1022S-M」は、10ft2inchと幅広いフィールドで活躍するレングス設計。
ルアーは、20~30gのプラグと40g前後のメタルジグと好相性。イナダ・ブリなどの3kg程度のターゲットを上限に、ライトタックルで繊細なゲームを楽しめます。
推奨タックル設定(PE3号以内、リーダー12号以内、ドラグ値4kg以内)

スタンダード・ショアジギング&プラッキングモデル「PM972S-MH」・「PM1022S-MH」
モデル タイプ レングス(m[ft]) 継数 アクション 仕舞寸法(cm) ルアーウエイト(g) ベスト(g) ライン(PE/号) ドラグMAX(kg) リアグリップ長(mm) 先径(mm) ロッド自重(g) カーボン/グラス(%) 本体価格(税別)
PM972S-MH スピニング 2.92[9’7″] 2 RF 150 MAX80 Plug 50 , JIG 60 MAX 3 4.5 410 2.3 215 99/1 ¥44,500
PM1022S-MH スピニング 3.10[10’2″] 2 RF 159 MAX80 Plug 50 , JIG 60 MAX 3 4.5 455 2.3 233 99/1 ¥46,500

PM972S-MH

足場の低いフィールドで扱い易いレングスで、ルアーは30~50gのプラグと60g前後のメタルジグと好相性。
5kg程度のターゲットを上限に、軽快なショアゲームを楽しめるモデル。
推奨タックル設定(PE3号以内、リーダー12号以内、ドラグ値4.5kg以内)

PM1022S-MH

10ft2inchのレングスで、フィールド問わず活躍するバーサタイルモデル。
ルアーも30~50gのプラグと60g前後のメタルジグと相性が良く、ショアジギングで使用するルアーをほとんどカバーしています。「PM972S-MH」との使い分けに関しては、足場の高低差などフィールドにあわせてチョイスするのがオススメです。
推奨タックル設定(PE3号以内、リーダー12号以内、ドラグ値4.5kg以内)

遠投・ショアジギング&プラッキング「PM1102S-MH」
モデル タイプ レングス(m[ft]) 継数 アクション 仕舞寸法(cm) ルアーウエイト(g) ベスト(g) ライン(PE/号) ドラグMAX(kg) リアグリップ長(mm) 先径(mm) ロッド自重(g) カーボン/グラス(%) 本体価格(税別)
PM1102S-MH スピニング 3.35[11’0″] 2 RF 171 MAX80 Plug 50 , JIG 60 MAX 3 4.5 465 2.4 298 99/1 ¥52,500

「PM1102S-MH」は、遠投性に優れたロングレングスモデル。足場の高いフィールドにも適しています。
ルアーは、30~50gのプラグと80g前後のメタルジグが扱い易く、5kg程度の青物にも対応しています。
推奨タックル設定(PE3号以内、リーダー12号以内、ドラグ値4.5kg以内)

遠投・ジグ&プラグ&フロート「PM1263S-MH」
モデル タイプ レングス(m[ft]) 継数 アクション 仕舞寸法(cm) ルアーウエイト(g) ベスト(g) ライン(PE/号) ドラグMAX(kg) リアグリップ長(mm) 先径(mm) ロッド自重(g) カーボン/グラス(%) 本体価格(税別)
PM1263S-MH スピニング 3.81[12’6″] 3 RF 133 MAX100 Plug 50 , JIG 80 , FloatRig 60 MAX 3 4.5 510 2.6 345 97/3 ¥57,500

「PM1263S-MH」はシリーズ唯一の3ピースモデル。携帯性に優れ、遠征にもピッタリの設計。
青物はもちろん、ウミアメマスなど5kgまでのターゲットを狙うことができます。12ft6inchという、長さを活かしての遠投や足場の高いフィールドで活躍します。ルアーは、30~50gのプラグと80g前後のメタルジグの他に、60g程のフロートリグにも相性抜群!
推奨タックル設定(PE3号以内、リーダー12号以内、ドラグ値4.5kg以内)

ロックショア・ライト・バーサタイル「PM1072S-MH」
モデル タイプ レングス(m[ft]) 継数 アクション 仕舞寸法(cm) ルアーウエイト(g) ベスト(g) ライン(PE/号) ドラグMAX(kg) リアグリップ長(mm) 先径(mm) ロッド自重(g) カーボン/グラス(%) 本体価格(税別)
PM1072S-MH スピニング 3.23[10’7″] 2 RF 166 MAX100 Plug 50 , JIG 80 MAX 3 4.5 425 2.5 271 99/1 ¥50,000

磯をメインフィールドに、青物やヒラスズキなどをターゲットとしたモデル。
20~50gのプラグから80g前後のメタルジグまで幅広いルアーを扱い易く、5kg程度のターゲットを上限にバーサタイルなゲームを得意とします。
推奨タックル設定(PE3号以内、リーダー12号以内、ドラグ値4.5kg以内)

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。