柔よく剛を制するハイバランスロッド！ラグゼのオフショアキャスティングロッド「トップギアX」

2022年05月20日

2022年、新たにラグゼより登場したオフショアキャスティングロッド「トップギアX」。

これまでの「トップギア」からさらに軽く、操作性・パワーが大幅に進化。オフショアキャスティングゲームで求められる基本性能を、高いレベルで取り入れた新世代のロッドとなります。

ブランク全層に「トレカ® T1100G」を採用

「トップギアX」は、ブランク全層に「トレカ® T1100G」を採用。ご存知、世界最高クラスの引張強度を誇る炭素素材です。これにナノアロイ®テクノロジーを織り交ぜ、カーボンファイバーの結び付きはより密に。

結果として強く、軽く、粘る。そんなロッドになるわけです。

「トップギアX」の開発テストに参加したラグゼスタッフMALINAさんも、「楽に1日投げ続けられる」と語るほど。

単純な軽さはもちろん、キャストフィールが軽い。また、そんなブランクマテリアルの恩恵で、ルアーウエイトがしっかり乗って振り切れるから、メンタル的にも不安なくキャストできます。

キャスティングゲームはキャスト回数がそのままチャンスの回数に比例します。

だから、「一日中ストレスなく、負担なく投げられる」ことはとてつもない武器となります。

また、ティップ部のガイドには軽量なLKWガイドを採用。ガイドラッピングもシンプルにしていますが、軽さはもちろん、「ルアーを操作する」ことも強く意識した仕上がりとなっています。

ロッドワークでミスをしない抜群の操作性

というわけで「トップギアX」は軽量かつ細身の設計。キャストはもちろん、操作性もバツグン！

ナブラ撃ちや誘いだしなど、その時々に合ったロッドワークをスポイルしない。軽く取り回しがよいので、操作しやすく実際にその動きをしっかりとルアーに伝えてくれます。

曲げて、タメられて、獲れる

ターゲットはヒラマサやキハダ、カツオ、シイラなど強烈な引きが持ち味の大型魚が中心。

ここで活きてくるのが、「タメが利く」というトップギアＸの特長。

ロッドが曲がり追従するが、バットがバツグンに強い。ティップにかけては魚の瞬発力をいなしながらも、「タメ」が利くから主導権を握らせないのが特筆すべき点。

オフショアキャスティングでは、魚との力比べで長時間ファイト…ということも多々ありますが、竿が仕事をしてくれるので、力で真っ向勝負じゃなくても寄せられるのです。

こちらはMALINAさんが84XHのプロトを使用した際に獲った50kgのキハダ

「ロッドが曲がって止めてくれるから、長時間のファイトも凄く楽にやれました。」

筋骨隆々なメンズじゃなくても、MALINAさんのような華奢な女性でも大型魚が獲れる、それは上記写真が証明してくれているわけです（もちろん、魚とのやり取りなどは必要になりますが）。

柔よく剛を制する、そんな言葉がふさわしいロッドに仕上がっています。

トップギアXを使用したヒラマサキャスティング映像

全機種8フィート4インチでレングスは統一。パワーはM・MH・H・XHの4ランク。あとは狙う魚のサイズと使用ルアーウエイトに合わせてセレクトすればOK。

スペック

モデル	標準全長	価格（税抜）	標準自重(g)	仕舞寸法(cm)	パワー	使用材料(%)	継数(本)	ルアーウエイト(g)	適正ライン(PE)	最大ドラグ値（㎏/45°）	先径(mm)	グリップ長(mm)
84M	254(8’4″)	58,000円	290	182.5	M	C94.9G5.1	2	20～70	2～4	5	2.5	470
84MH	254(8’4″)	58,500円	295	182.5	MH	C95.0G5.0	2	30～90	3～5	6	2.6	470
84H	254(8’4″)	59,000円	305	182.5	H	C95.1G4.9	2	45～110	4～6	7	2.7	470
84XH	254(8’4″)	59,500円	310	182.5	XH	C95.2G4.8	2	60～130	4～6	8	2.8	470