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トラウトゲームと大人の休日。レイズオルタで管理釣り場で渓流でトラウト!

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出典:YouTube「TENRYU CO.,LTD」

こんな休日を過ごす大人になりたい…なんて思って、この動画を見ている仕事中のボクです。

天龍の舟木雄一さんが、トラウトロッド「レイズオルタ」を手に、エリアトラウトと渓流域での釣りを楽しむ…というもの。

管釣りと渓流釣りの合間のコーヒーが美味しそうで…(笑)。

レイズオルタ

出典:天龍公式レイズオルタ詳細ページ

天龍の「レイズオルタ」はジャンルとし分けるのであればエリアトラウト用ロッド。

90年初頭に、まだ現代ほど細かなルアージャンルがなかったころに「Fates(フェイテス)」というルアー・フライブランドが生まれた。そのフェイテスからミッジミノーインというロッドが登場。時はたち、現代版のミッジミノーインと呼べるレイズオルタRZA60MLM-T (Midge Minnowin’)が生まれたそうです。

そうして現在は3機種のレイズオルタがある。

大きく変わったのはマグナフレックス製法。

異なる弾性をスムーズにつなぎ、セクションごとに役割を持たせ、それが違和感のないひとつのピースとなる天龍独自のテクノロジー。

釣って楽しいロッド、それがレイズオルタの3機種。

RZA60MLM-T (Midge Minnowin’)

全長( m [ft]) 継数 アクション 仕舞寸法(cm) ルアー(g) ライン
(lb)
リアグリップ長
(mm)
先径
(mm)
ロッド自重
(g)
カーボン/グラス
(%)
価格(税別)
1.83[6’0″] 2 R 94 ≒ZERO-7g 2-6 185 1.2 78 94/6 ¥40,000

RZA60MLM-T。サブネームはMidge Minnowin’。まさにフェイテス・ミッジミノーインの後継者という位置づけ。小型ミノーのトゥイッチや、ジャークといった操作に向いたモデル。

ボトム付近のリフト&フォールで繊細なバイトを取るにも向きます。

低弾性チューブラティップでバイトを弾かないのはもちろん、マグナフレックスでつながるベリーからバットにかけての中弾性チューブラはルアーの操作性、溜めを意識した仕様。

RZA61L-T (Midge Crankin’)

 

全長( m [ft]) 継数 アクション 仕舞寸法(cm) ルアー(g) ライン
(lb)
リアグリップ長
(mm)
先径
(mm)
ロッド自重
(g)
カーボン/グラス
(%)
価格(税別)
1.86[6’1″] 2 R 96 ≒ZERO-5g 1-5 185 1.2 78 95/5 ¥41,500

RZA61L-T。サブネームはMidge Crankin’。クランキンというだけあって、小型クランクベイトを意識しやすいが、それだけではありません。ステディリトリーブ、要は一定速の巻きモノ系には非常に扱いやすいロッド。

つまりはミノー、スプーンなども含めて低速から中速域のリトリーブスピードで、一本で色々遊べる機種なのです。

マグナフレックス製法により、シームレスに曲がる。こちらもティップがスッと入り、掛けてからのトルクもあるロッド。ある程度、何でも使えるオールマイティーさも魅力。

 RZA62UL-S (Midge Spoonnin’)

 

全長( m [ft]) 継数 アクション 仕舞寸法(cm) ルアー(g) ライン
(lb)
リアグリップ長
(mm)
先径
(mm)
ロッド自重
(g)
カーボン/グラス
(%)
価格(税別)
1.88[6’2″] 2 R 97 ≒ZERO-4g 1-4 185 0.8 74 93/7 ¥42,000

RZA62UL-S。サブネームはMidge Spoonnin’。パワーでいえばULと最もしなやかさがあり、かつシリーズ唯一のカーボンソリッドティップ。

フレキシブルに、繊細にティップが曲がるロッドといえるでしょう。

スプーニンというだけあり、1gアンダーのマイクロスプーンを非常に扱いやすい。とはいえ、中身が詰まったソリッドですからどうしても重さが出てしまう、しかし扱うのはマイクロスプーン…ということで、その調整に非常に苦労したモデルなんだそうです。

そのため、小さなルアーであってもルアーのわずかな抵抗を敏感に捉え、活性が低い時にも非常に頼りになる相棒となります。

全機種ともに個性がありますが、どれを使っても竿が仕事をしてくれるレイズオルタ。

美味しいコーヒーとともに、エリアに小渓流にと、大人の休日を楽しんでみるのもよいのではないでしょうか。

天龍公式「レイズオルタ」詳細ページはこちら

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。