ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

雨が降ったら考えるべきアオリイカのポジション

連載:池内修次の毎日イカ曜日♪
  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

皆さん、こんにちは〜!

デュエルの池内です。

今週も、アオリイカ情報はもちろんのこと、デュエル &ヨーヅリ、ゼスタなどの最新情報をお伝えしたいと思いますので宜しくお願いします!

さて、今週のイカ曜日は…。

雨のアレコレ

まさに原稿を書いている今、外では大雨が降り続いています。

春から、あっという間に梅雨へ…。これから迎える時期の中で、キーワードとなる「雨」についてのお話をしたいと思います。

大雨による真水の流入を嫌うアオリイカ

雨は雨でもパラパラ降る程度の雨なら恵みの雨になりますが、警報級の大雨や長雨はアオリイカにとってはとても嫌なことだと思います。

なぜなら、当然のことながら雨により河川から濁った真水が大量に流れ込みます。アオリイカは海洋生物なので真水の中では生息することはできないために、海水濃度の安定しているエリアに移動します。

自分たちが快適なポジションをとる

魚と違い、イカ族は体の内部に浮き袋を備えておらず、水深を一気に変えることが可能なのです。

ですから、水深10mのエリアにいても大雨による塩分濃度低下があれば、自分達のポジションを50mにも30mにも一気に変える事ができます。これは雨だけでなく、青物など外敵がいる時も同様です。

ですから、例えばティップランをしていて「昨日は25mがよく釣れたのに、今日は35mがよく釣れる!」と変化するのは、アオリイカが自分達の快適なポジションをその時その時で変化させているからなのです。

アオリイカのポジションを意識してみよう

春の産卵を意識した個体のポジションは、今はシャローエリア。

しかし、このような天候で住みごごちが悪くなると、ポジションを沖や深場に変えて捕食や産卵をしていると考えられています。

当然、天候が回復し濁りも取れ塩分濃度も回復すれば、すぐにアオリイカも元のポジションに戻ってきてくれますので、環境変化で攻めるポイントも変えなければならないってことを頭に入れておきましょう。

いよいよゴールデンウィークに突入し各地でデカアオリの情報も飛び込んできています。

私もやっと取材レンジャーから少し解放されましたのでプライベートフィッシングをしたいと思います。

そして、私のYouTubeにアップしていきますのでよろしくお願いします。

では、また来週のイカ曜日もお楽しみにね〜‼︎

池内 修次 (Shuji Ikeuchi) プロフィール

デュエルプロスタッフで、エギング界のスペシャリストの1人。エギング釣行回数は年間150日以上。 中層エギングをメインに多彩なシャクリパターンを使いこなし、両眼2.0というおっそろしいまでの視力でサイトフィッシングも得意とする、笑顔がステキな寝ても覚めてもエギング! なアツいオトコ。 WEB動画番組「スマイルエギング」にも出演中 https://www.youtube.com/watch?v=fXWFLBamzkQ https://www.lurenewsr.com/32671/