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今江克隆のルアーニュースクラブR「オドロキの結果だらけ!ビッガーベイト『レジハ』で春爆!シークレットな機能も初公開」の巻 第1097回

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
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いよいよ春爛漫になってきた今週は、中国地方の某湖でレンタルボートを借りて、イマカツのTOP50最年少プロ・河野(正彦)プロと「レイジーハード」の実釣ロケ&ルアーテストに行ってきた。

前回、ルアマガ取材で「レイジーハード」をお題にしたのだが、冷たい雨と寒の戻りでシャローのバスが一斉に沈黙、丸1日投げ続けるも数チェイスノーバイトの激ホゲ、急遽「ハドルファットフライ(エラストマー)2.8インチ」でピンチを凌ぐ結果になった。

正直なところ、270㎜もあるイマカツルアー最大の「レイジーハード(以降:レジハ)」縛りで、カメラの前で満足な結果を出すのは、そうそうイージーなものではない。

そこで今回は、若くて元気な河野プロと二人掛かりならホゲ率も1/2ということでの、ちょっと弱気なダブルロケになった。

しかしながら、今回は1日降り続いた暖かい雨と大潮初日が見事にマッチアップ、シャローにバスが雄雌入り乱れて一気に差す見えバス祭り状態に。

春自爆覚悟で河野プロと2人で臨んだ実釣ロケだったが、予想をはるかに超える「レジハ」春爆を堪能してきた

もはやバスが見慣れたビッグベイトをはるかに上回る大きさのBiggerBait(ビッガーベイト)がハマった時の威力は、想像をはるかに超える衝撃で、まさに「レイジーハード」春爆祭りとなった。

ホサキングが初めて使った「レジハ」で野池ゴンザレスをキャッチ。もはやこの大きさがオカッパリでも普通の時代になったのか?

ビッガーベイト「レイジーハード(レジハ)」の使い方

「レジハ」は、2種類のテールが標準装備されたビッガーベイトだが、その大きな特徴は90度以上折れ曲がるお椀状に向き合ったジョイント部分と、大きく開いた口が特徴だ。

前後ボディのお椀状に少しクボませたジョイント部分は、水をしっかり掴んで滑るように受け流すため、「ジャバロンテール」では巨大なボディながら軽い力でキレキレのテーブルターンを、誰でもストレスなく行える。

同時にデッドスローi字引きは究極だが、ダートは不可能とされた「ハドルテール(正式名称はリッジテール)」でも意志通りのダートや首振り可能にしている。

初めて使う「レジハ」に最初は苦戦していた河野プロも、コツを掴んでからは10分で2本仕留めるほど怒涛の連打

2種類のテールを使い分けると、さらに釣れる!

今江的なテールの使い分けは、春最強の呼び声高いハドルテール系で、さらにココ一番でのリアクションバイトを誘えることから、夏までは「リッジテール」の「レジハ」を多用する。

主たる使い方はデッドスローのi字巻きを基本に、サイトではテールの浮力を生かしたここ一番でのシェイクや、移動距離を最小限に留めたショートダートでリアクションバイトを獲る。

オスメス入り乱れる春のシャローで、メスを狙って仕留められれば「レジハ」使いの上級者

そしてアフターの以降、バックウォーターでのジャークや速巻き、大型ベイトを好んで捕食する秋以降の首振りトウィッチチングゲームには、巻き抵抗が軽く、多投してもラクでアピール力の高い「ジャバロンテール」を多用する。

ボイルフィーディング系のバスには「ジャバロンテール」仕様の首振りターンや速巻き&キルが有効になる

今回のロケの状況は、暖かい雨による増水で、まさにベッドに入る直前の状況だった。

最初は「ジャバロンテール」と「リッジテール」の2本立てで展開していったが、状況がフィーディング本能より明らかに「テリトリアン(縄張り)」本能が勝った春特有の状況だったため、「リッジテール」仕様の「レジハ」の方があきらかに好反応だった。

「レイジーハード(レジハ)」の2つのシークレット機能とは?

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