天龍のシーバスロッド「ベイブレイズ」を用いた実釣動画が公開されました。
実釣指南役はご存知、久保田剛之さん。
フィールドは東京湾。ベイブレイズの中で手にした機種は、ひとつがBBZ601B-XXX。マックス200gまでのルアーを扱える、ビッグペンシルベイトなどにも対応する機種。手にしていたルアーはメガドッグでした。
正直、これを買おうかなぁなんて楽しみに見ていたのですが、もうひとつ久保田さんが使用していた機種「BBZ642S-LML」が気になってしまった(笑)というお話。
ちなみに全機種のラインナップは以下の通り。
モデル | タイプ | レングス(m [ft]) | アクション | 仕舞寸法(cm) | ルアーウエイト(g) | ライン(lb) | PE(号) | 自重(g) | 希望小売価格(税抜き) |
BBZ642S-LML | S | 1.93[6’4″] | R | 161 | MAX 25 | MAX 14 | MAX 1.2 | 109 | ¥35,500 |
BBZ682S-ML | S | 2.03[6’8″] | R | 171 | MAX 30 | MAX 16 | MAX 1.2 | 117 | ¥36,500 |
BBZ702S-M | S | 2.14[7’0″] | RF | 180 | MAX 40 | MAX 20 | MAX 1.5 | 134 | ¥37,500 |
BBZ732S-MMH | B | 2.21[7’3″] | RF | 189 | MAX 50 | MAX 25 | MAX 2.0 | 150 | ¥38,500 |
BBZ682B-MLM | B | 2.03[6’8″] | R | 170 | MAX 35 | MAX 16 | MAX 1.5 | 120 | ¥37,500 |
BBZ682B-X | B | 2.03[6’8″] | R | 168 | MAX 120 | MAX 60 | MAX 4.0 | 140 | ¥40,000 |
BBZ601B-XXX | B | 1.83[6’0″] | R | 183 | MAX 200 | MAX 80 | MAX 5.0 | 147 | ¥40,500 |
曲がる、けれど強し
BBZ642S-LMLが気になってしまったのは、東京湾特有の高さが限られる穴へのキャストが決まっていた点。
ロッドのしなやかさを活かして、しなるティップから放たれる低弾道キャストが、ルアーを奥の方まで運んでいたから。
低く力強い弾道で入っていきました。
で、実際に久保田さんがシーバスを掛ける。ティップにかけてはシーバスの鋭角的な引きに追従しながらもバットが全然ブレないというか、しっかりそこで受け止めています。
機種名から見るに、もう少しマイルドなパワーなのかなと思いきや、無理なくグイグイ寄せてこられていたのが非常に印象的でした。
こんなにパワーもあるのか、というのが率直な感想。
C・N・T(カーボンナノチューブ)コンポジットの恩恵か「曲がるのに強い」という印象を強烈に受けました。
ルアーウエイトも10g程度のトップウォータープラグ、7~10cm程度のミノー、15g程度までのバイブレーションに対応するということで、特にプラグを使った東京湾の穴撃ちにはバッチリじゃないか!と改めて思わせてくれた次第。
まぁ、ああしてうまくキャストできるような気がするのは、久保田さんを見ているからなのかもしれませんが…(笑)。
とにもかくにも繊細にして強く、そして何より「これ使ったら楽しそう」と思わせる、そんなBBZ642S-LMLなのでした。
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