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【動きの強さによって選ぶことが大切】渋い時でも通用する!水野浩聡直伝「冬のハードルアーローテ術」

連載:水野浩聡のOne more fish
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皆さんこんにちは!

まだまだガッツリ雪が降る天気が続いていますが、週間予報を見ると来週は結構暖かい予報。一気に水温が上昇し、春っぽくといきたいところですが、実際は三寒四温という早春特有の天候が始まったかなという感じで、まだ今後も寒波との戦いは続きそうですね。

各地大雪被害なども出ていますし、釣りに行く時にも路面の凍結にも気を付けたいし釣りをする時の足場も、雪が積もっていると滑ったり岸際の判断を誤って水に落ちてしまう…といった事故も起こりうりますので、引き続き気をつけましょうね!

 

「浜名湖フィッシングリゾート」のハードルアー縛り釣行

さて、先日は静岡県浜松市にある「浜名湖フィッシングリゾート」さんにお邪魔してきました。いつもはトラウトを楽しむ場所なんですが、ここにはバスポンドもあって小規模な池でバス釣りをすることも可能です。ワームに関してはレギュレーションが細かく絶対されていますので、今回はベイトタックル一本でハードルアーオンリーで攻めてきました。なお、フックは必ずバーブレスにしましょうね!

まずは、「ブラストボーンJr.」で岸際のカバー周りや杭の際をドッグウォークさせ、やる気のあるバスを狙いますがチェイスこそあるものの、バイトまで至らず…。

ジャッカル公式「ブラストボーンJr.」詳細ページはこちら

 

次は、同じジョイントタイプのルアーである「スリークマイキー90」をセレクトし、クランクベイトのような使い方でタダ巻きをしながら、ボトムまで潜らせると連発。

ジャッカル公式「スリークマイキー90」詳細ページはこちら

 

同じジョイントタイプのルアーですが、ブラストボーンよりも動きは弱く、クランクのように巻いても弱い波動で誘うことができるため、こういったプレッシャーのかかりやすい小規模な場所の、巻きモノのローテーションとして、僕自身使用頻度の高いルアーでもあります。

さらにそれで反応がなくなってからは、「リレンジ110SP」をセレクト。この冬にメジャー場でハマっていたミノーのI字引きをここでも試すと、案の定バイトが頻発。ノらないバイトも多かったんですが、「スリークマイキー90」からルアーのサイズ自体はアップさせましたが、波動をさらに抑えた巻きモノとして「リレンジ110SP」のI字引きをすると反応があります。

 

リレンジ

ジャッカル公式「 リレンジ110SP」詳細ページはこちら

 

こういった場合のルアーローテーションのベースは、ルアーの動きの強さによって決めていくと良いでしょう。カラーなどはその後からでもOK。

因みに普段のリレンジの釣りにおいては130モデルを使いますが、今回は場所が小規模かつその中に絶対バスがいるというのが最初から分かっていたこともあり、110モデルを使用。ボトム付近をスーっとノー感じで巻いてくる使い方は、ハイプレッシャー場ではホントに良く釣れます。

一通り横方向のルアーを試した後は、最後の仕上げとして、管理釣り場でも絶対的なエースの立ち位置である「デラクー」を投入。横方向でずっとやっていたので、デラクーに関してはボトムで細かくリフト&フォールをさせる使い方をしていきました。

 

デラクー

ジャッカル公式「デラクー」詳細ページはこちら

 

休日ということもあって、プレッシャーがカナリ蓄積されていたバスでしたが、最後はリアクションでシッカリと口を使わせることができました。

今回使用したのは、写真の通り。上から「ブラストボーンJr.」、「スリークマイキー90」、「リレンジ110SP」、「デラクー」(1/4oz)。

 

そしてタックルは、、

 

タックルデータ

ロッド:ポイズンアドレナ(1610M)【ジャッカル/シマノ】

リール:メタニウムHG【シマノ】

ライン:レッドスプール(14Lb)【ジャッカル】

を使っていました。

短時間でしたが、ベイトタックルオンリーでハードルアーを軸に上手くローテーションして魚を釣っていくことができました。こういったローテーションは、管理釣り場でも実際のフィールドでも基本的には同じで、プレッシャーの掛かり具合によって強さを落としていくローテーションはどこでも必ずしていきます。

そういう意味では、管理釣り場は凄く良い練習になりますし、ルアーの特性や強さをシッカリと把握して魚からの反応を実際に得ることで、普段の釣りに役立てれることも多いですね。まだまだ寒い日は続きますが、管理されている釣り場であっても、色々と発見があって楽しいですよ!

バス釣り、トラウト、室内で遊べるテラピア釣りが楽しめる「浜名湖フィッシングリゾート」さん、ホント楽しくてオススメのスポットです。

 

水野浩聡(Mizuno Hiroaki) プロフィール

生まれ持ったセンスと岐阜県・東濃野池群通いで培った無数のテクを武器に、全国各地のオカッパリフィールドを走り回る日々を送る。とにかく楽しむエンジョイ系フィッシングが大好物なアングラー!ジャッカル・プロスタッフ。

 

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