ZPIから発売が予定されるDUアルカンセ。
DUとはデュアルユースを意味し、ソルトもフレッシュも対応しているという意味で、一言でDUアルカンセといっても多彩なラインナップとなることが判明しました。
冒頭の通り、淡水・海水の二刀流であるアルカンセリールとなるわけですが、どんなDUアルカンセがあるかというと…。
DU-HD…HD=ヘビーデューティーを意味し、高比重ノーシンカーやボトムジャークに適した設計。PEや太めのラインにマッチ。
DU-RGC R…RGCはランガンカスタム。Rはレーシングチューンを意味するショートディスタンスに特化した近距離用。
DU-ZPⅢ …名機Z-PRIDEの流れを汲むデュアルユース機で、オカッパリで最も力を発揮するモデル。さらにレーシングチューンのDU-ZPⅢ Rも登場予定
DU-STD…STD=スタンダードを意味し、バーサタイル性の非常に高いモデル。
DU-ZPⅢシリーズ
今回取り上げるのはDU-ZPⅢシリーズ。
ZPIが過去に手掛けた名機Z-PRIDEの流れを汲む…と前述しましたが、Z-PRIDEはベースとなるリールがシマノ製でありました。
今回は自社のアルカンセをベースにZ-PRIDEのコンセプトを受け継いでいる、だからZ-PRIDEと比較し、圧倒的にコストバランスに優れる!
正直、ココが一番の魅力かと。
いやらしい話、価格は28,000円(税別)とデュアルユースでZ-PRIDEの流れを汲みながら、この価格はアツい!
ちなみに、ZPIとしても「よいものを広く皆さんへ」という想いを込めての価格設定としているそうで、正直「オトク」なリールだと思います。
最大の特徴は、ZP-Ⅲスプールの標準搭載。
カスタムパーツとして単体での購入もできるZP-Ⅲスプールですが、その特徴はこれまでにもご説明してきました。
簡単にいえば、34φというスプール径のど定番でありながら、低弾道のキャストが決まる、失速感がない優れたスプール。
ベイトフィネスで使用するような5gクラスから1オンスほどのルアーまで、ひとつで完結できる非常に頼れる相棒です。
これまでZ-PRIDEのフィーリングを感じてみたかったけれど、ちょっと高いしなぁ…なんて思っていた皆さん。
今度はグッと身近な存在となりそうですよ!