ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

【サーフフィネス講座】サーフでフラットフィッシュを釣るための効果的な釣り方を紹介

寄稿:北城戸 碧 (あおちゃん)
  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

北城戸 碧 (あおちゃん)(Aoi Kitakido) プロフィール

1998年 大阪府出身 幼いころから海釣りをはじめ、紀州釣りやエビ撒き釣りなどの餌釣りからシーバス、ショアジギなどのソルトルアーに熱中。静岡県に移住してからはサーフのヒラメ、河川のシーバス、チニングなどのソルトルアーを中心に釣りをしている。現在はジャクソンスタッフ&釣りジャックで活動中。

初めまして、Jacksonスタッフの「あおちゃん」です。寒さに弱く最近ガタガタ震えています。

ルアーニュースRでははじめましてですが、YouTubeチャンネル「釣りジャック」の方で登場しているので、ぜひ見ていただけるとウレシイです! YouTubeチャンネル「釣りジャック」初登場動画はこちら

さて、僕は大阪府出身なのですが、大学進学で静岡に来てからは、静岡の釣りに熱中し、現在はサーフの釣りに没頭しています!!
サーフって、フラットフィッシュをはじめ青物やシーバス、マダイなども釣れる夢のあるフィールドですよね!

サーフの釣りをはじめた時は、大きなワームなどでヒラメを狙っていましたが、数年前にサーフフィネスという釣り方に出会い、かなりポテンシャルを秘めた釣りだ! と思い、そこからサーフフィネスを始めました(私も最初は3.5インチほどの小さなワームで釣れるのか疑問でした…)。

というわけで今回はサーフのフラットフィッシュを釣るための効果的な釣り方である「サーフフィネス」について説明していきたいと思います!!!

サーフフィネスとは…

そもそも、サーフフィネスってどんな釣り? って思う方も多いと思います!
実際、サーフフィネスにはっきりした定義はないのですが、私的には5g~15g程度のジグヘッドとワームを使ってサーフの手前の方に着いた魚を釣る方法だと思っています。

で、そんなサーフフィネスでオススメなルアーがJacksonから発売されているフリークセット(8g、12g、15g)ボーンベイト(3.5インチ、4.5インチ)!

ジャクソン公式 フリークセット詳細ページはこちら

ジャクソン公式  ボーンベイト詳細ページはこちら

Name Quantity 価格(税込)
ボーンベイト 3.5inch 5本入り ¥583
ボーンベイト 4.5inch 5本入り ¥638

これらを使うとサーフフィネスの釣りを簡単に組み立てていくことができます。
具体的には、まずサーチとして12gを使い、ボトムを擦ってしまうなら8gに変えます。また12gを使っていて潮の流れや風で流されてしまうようなら15gに変えるというのが一番シンプルな使い分けとなります。

また、ボーンベイトに合わせるジグヘッドとしてフィネスヘッドというジグヘッドがジャクソンから2022年春以降に発売されますので、こちらも要チェックです!

 

フリークセットやボーンベイトの実釣動画や詳細記事もあるので、ぜひ覧ください!!

『静岡サーフフリークセット実釣動画』

 

『フリークセットのご紹介』

【フリークセット8g  12g 15g】チャターのようでチャターでないギミック満載! ジャクソンのSW特殊ルアーがついに登場

 

『ボーンベイトスイム動画』

 

ここからは、サーフフィネスの釣りを行うメリットとデメリットについて書いてみます!

サーフフィネスのメリット

サーフフィネスのメリットとして食わせ能力が高いことがあげられます。
ワームと軽いジグヘッドを使用することで浮遊感を持たせつつ、ワームならではの艶めかしい生命感を演出できることが食わせ能力の所以となっています。
プラグではこの生命感を出すことは難しく、プラグでは反応しない魚が反応するなどの強さを持っています。また、価格も安いためカラーや重さのローテーションを組みやすいこともメリットとして挙げられます。

 

サーフフィネスのデメリット

サーフフィネスにはもちろんデメリットもあります。それは飛距離が伸びないことです。せいぜい50m飛べばいい方です。
しかしサーフフィネスはサーフの手前に着いた魚を釣る方法なので飛距離が出ないことについてはあまり深く考えなくていいです。
実際、思っているよりも手前に着く魚は多く、灯台下暗しという言葉はピッタリです。
また、抵抗が少なくいためどこを探っているか分かりづらい! というデメリットもありますが、慣れていくうちに抵抗もわかってきます。

 

サーフフィネスの釣り方・誘い方

僕の釣り方は基本ストップ&ゴーです。キャストしてボトムまで落とし、5回~8回ほどスローに巻いてハンドルを止めて落とす。着底するとまた5回~8回スローに巻くということを繰り返してます。

もちろんフォールで食わせるという方法もありますが、僕の釣り方のストップ&ゴーではフォールで食わせることを意識していません。またハンドルを止めて落とすのはボトムをもう一度取り直すためであり食わせの間とは考えていません。

ここで大事なことは、ボトムスレスレを誘えているか!? ということになります。
浮き上がり過ぎては喰い渋った魚は追ってきませんし、ボトムをズル引きしても食ってくる可能性は低いです。

なので軽いジグヘッドをスローに巻き、何度もボトムを取り直すことでボトムから極端に離れてしまうことを防止しています。もちろん活性の高い時はボトムから離れていても食ってきます。

 

トゥイッチを入れて数回ハンドルを巻いて巻き落としのフォールで誘う釣り方もあります

もちろんトゥイッチを入れて数回ハンドルを巻いて巻き落としのフォールで誘う釣り方もありますが、こちらの釣り方は初心者の人やサーフフィネスに慣れていない人が行うと着底が分かりにくく、少し難易度が高いため、まずはストップ&ゴーを試していただきたいです。

間違いなくトゥイッチからの巻き落としが効く場面もありますので、ゆくゆくは、どちらの釣り方もマスターしてみてくださいね。

 

トゥイッチ&巻き落としの釣りに関しては釣りジャックでナベさんの解説動画がありますのでそちらをご参考ください!

『ナベさんフリークセットの解説動画』

 

サーフフィネスで狙うポイントについて

ポイントに関して僕はブレイクを主に探っていきます。第1ブレイクなどが主な狙い目となってきます。

第1ブレイクは静岡サーフで言えば足元から10m以内にあることが多く、このポイントを効率よく浮遊感を持たせつつ探れるのはサーフフィネスの強みでもあります。
感覚としてはブレイクの下で獲物を待ち伏せていることが多くここをいかに丁寧に探れるかが大事になってきます。
ブレイクに差し掛かるまでにボトムを擦ってしまうなら軽いジグヘッドに変えるなど、ボトムから少し上を浮遊感を持たせつつ誘うことを意識すると釣果に繋がるはずです。

最後に

サーフフィネスはよく釣れ、日中でも魚を連れてきてくれる釣り方ではありますが、プラグやジグの方が効果的な場面ももちろんあります。メリットとデメリットを知った上で喰い渋るシーズンのヒラメ、マゴチを狙ってみてはいかがでしょうか。

 

サーフフィネス参考タックル

ロッド…(ジャクソン)サーフトライブSTSLS-9062L+

MODEL Length(cm / ft) Power Lure Weight Line Action Self Weight Price
STSLS-9062L+ 290cm / 9ft6in Light +POWER MAX30g PE #0.4-1 Fast 148g ¥26,000

リール:SHIMANO ヴァンキッシュc3000xg
PE:YGK X-Braid アップグレードX8 0.6号
リーダー:KUREHA シーガーグランドマックスFX 3号
ルアー:Jacksonフリークセット8g,12g,15g
Jackson ボーンベイト3.5inch,4.5inch

ジャクソン

1980年設立、静岡に自社工場を持つルアーメーカー。 ロングラン人気を誇るアスリートシリーズなどシーバスルアーをはじめ、サゴシ、チヌ、青物、ロックフィッシュ、アジ、メバルなどSW各ジャンルのルアーやロッドなどのアイテムを続々と発表。またソルトだけでなくまたバスやトラウトアイテムも豊富。 様々なルアーターゲットに向けたこだわりのルアー、タックルを輩出している。