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【初公開】ラグゼ初のビッグベイト「ラフィン170」と赤松拓磨の真冬のビッグベイト術

冬のバス釣り特集
新製品総力特集2022

どうも!LUXXEルアーデザイナーの赤松拓磨です。

朝の冷え込みも厳しくなって、僕の住む地域では氷が張る程の気温になってきました。

いよいよ冬到来です。

バスフィッシングでは一番厳しい季節と思われがちですが、実はデカバスを狙える一番アツい季節でもあります。

僕自身も、一年の中で一番好きな季節と思えるぐらいに、冬のバスフィッシングは魅力があります。


ラグゼルアーデザイナー・赤松拓磨氏。ラグゼから初となる超注目のビッグベイト「ラフィン170」が2022年に登場するという

赤松 拓磨(Takuma Akamatsu) プロフィール

ラグゼ アベンジシリーズのルアーデザイナー。ホームエリアは兵庫県東播エリア。ため池の釣りが得意で、プラグの釣りを好む。好きなルアーはビッグベイト。年間ランカー捕獲数は10本以上で自己記録は60cm

冬のバスフィッシングは一年の集大成!

春からバスの行動を読み続け、夏のコンディション、秋のコンディションを把握したうえで、冬にバスを釣るためのエリアを選び、パターンを選びます。

だから狙い通り釣れた時の嬉しさは、他のシーズンよりも格別です。

冬のパターンといえば、メタルバイブ、シャッド、ラバージグ、冬トップ、クランキングetc…。

得意とするパターンは色々とありますが、その中でも1番好きなのがビッグベイトゲーム

今回は赤松的真冬のビッグベイトパターンを紹介させて頂きます。

冬にビッグベイトを使うワケ

ラフィン170は、全長170mm(テール含む)で〝コンパクトなビッグベイト〟といえる。専用ロッドを必要としない、ため池で使いきれるサイズ感を目的としている部分もあり、非常に使いやすいルアーとなるようだ

そもそも、なぜ冬にビッグベイトなのか。

ビッグベイトで釣れたら最高に映える!というのも勿論ですが、ちゃんとした理由があります。

冬はバス達にとっては冬眠期といえるぐらいに動きが鈍くなり、食い気も落ちます。

しかし、デカバスに限ってはそうではなく、冬でも動き回り捕食活動を行っています。

そんなデカバス達が効率良く空腹を満たすために狙うベイトが、15~25cmくらいの動きが鈍った子バスや子ギルなどです。

さらに、ビッグベイトはその大きさゆえにバスにリアクションバイトを起こさせやすく、冬の食い気が落ちたバスでも口を使わせることができます。

つまり、ビッグベイトは捕食とリアクションの両方でバスに仕掛けられるので、冬にこそ力を発揮します。

冬に強いフィールド選び

「デカバスがいる」ことが前提条件となるだけに、それまでのフィールドの動向を把握することが肝要

とはいえ、デカバスが冬にも捕食活動を行うためにはそれなりに体力が必要になります。

体力がないバスの場合、子バスなどの大きなベイトは追えず、捕食しやすいエビや稚ギルのような小型のベイトになります。

なので、ビッグベイトで釣るには体力のあるバスが多くいるフィールドを選ぶ事が大切です。

その目安になるのが、秋に釣れたバス。

秋にたらふくベイトを捕食して太ったバスが釣れたフィールドは、冬も体力のあるバスがいる可能性が高いので、ビッグベイトにバイトしてくる確率が上がります。

タイミングを見極める

冬に限らずですが、ビッグベイトゲームはとにかくタイミングがとても大切です。

一番の狙い目は、暖かい日が続いた3日目ぐらい。

暖かい日が続いて安定すると、子バスや子ギルがブレイクに近いシャローカバー付近に浮いていたりします。

デカバスはそれを狙ってブレイクラインに浮いてくるので、チャンスが増えます。

その目安が大体、3日目ぐらいです。

逆に寒波が来て冷え込んだタイミングは1日目がチャンスです。

急な冷え込みはバスが縦ストに付いて浮く事が多いので、縦ストを狙うのが肝ですね。

あとは朝夕のマヅメ、風の吹き始め、光量の変化はもちろん逃せないタイミングです。

スイッチを入れられるルアー

冬のビッグベイトゲームで一番大切なのが、バスのスイッチをいかに入れるか。

当然ですが、冬のデカバスはシーズン中と比べて活性が高いわけではないので、簡単に捕食スイッチが入らない事が多いです。

そんなバスにスイッチを入れるためにはアプローチが命です。

このコースに投げて、ここでアクションを入れて、この場所で食わす! そのイメージを完璧に持って投げる事が大事。

だからルアーもこちらが意図した動きを確実に熟してくれるルアーが必須です。

ルアーのアクションとしては、移動距離を抑えたショートジャーク、いわゆる水中ドッグウォークが効果的

移動距離が大きかったり、動きのスピードが速いと冬バスの狭くなったストライクゾーンを一瞬で逸れてしまうので、極力移動距離を抑えたアクションがいいです。

僕は水中ドッグウォークの他には超デッドスロー巻きも多用します。

デッドスロー巻きの場合は、ルアーの浮力を抑える為にウエイトシールを張って浮力を調整してあげる必要があります。

なるべくサスペンドかスローフローティングにするのが良いと思います。

その方が、止めた時にバスがバイトしやすい事もありますが、僕がウエイト足す理由は水押しを強くしたいからです。

「短く強く水を押す」これが冬のビッグベイトの肝になる要素です。

渾身の自信作、LAUGHIN`(ラフィン)

僕が冬に良く投げていたビッグベイトにジョインテッドクローやタイニークラッシュなどがありますが、ルアーデザイナーとして1人のビッグベイト好きとして、ビッグベイトに求めるアクションを全て、1つのルアーでこなしたい。

そんな思いで開発を進めて来たLUXXE初のビッグベイトがあります。

僕自身、ビッグベイトは得意な釣りでもあり、絶対に形にしたかったルアーを2年(構想からなら5年)の月日をかけて完成させました。

現状では全長170mm(ボディ全長130mm)の47gとなっている。下記の公式動画でも見て取れるが、まさに〝生き物〟感に溢れるアクションが特徴

それが「LAUGHIN`170」です。来年発売予定。

ラフィンの開発コンセプトの1つでもある「ため池でも使いきれるサイズ感」は全長で170mm、ボディだけだと130mmというコンパクト過ぎず、大き過ぎないサイズです。

このサイズだと今ではビッグベイトというよりも、ジョイントベイトですね。

フローティングタイプで、後からウエイトシールを張って浮力を調整できます。

ジョイント部が1つのパーツであるため、上下左右、さらにヒネリというフレキシブルなアクションがオートマチックに出せる

このルアーの1番の特徴はジョイント部の構造です。

本来なら2パーツで連結されるボディですが、ラフィンは1パーツ連結していて、さらに前後のボディの遊びが大きい仕様になっています。

これはラフィンのもう1つのコンセプト「水を叩く動き」を出すためです。

アゴ部にあるショートリップは水をしっかりと掴み、移動距離を抑えるためのギミックです。

ジョイント部は1つ。多彩なアクションとボディ全体をねじりながら泳ぐような、ライブリーな動きが特徴

と、ルアーについて語りたい事は多いですが、続きとアクションは動画で確認できるので、そちらでご覧ください。

超注目のラフィン170をAVENGE Filmでチェック

出典:YouTube「LUXXE MOVIE」

冬のバスフィッシングはとにかく繊細になる事は事実です。

狙ったコースを的確に射貫くキャストの精度とロッド操作、ルアーのアクションやカラー選択など、些細なことで釣果が変わったりもします。

でもその分スキルアップするには最適な季節でもあります。

冬のバス釣って、フィールドコンディションを読めば春に一番いいフィールドを選べたりもします。

バスフィッシングは1年を通して行う事ではじめて理解できるる事が多いので、寒さに負けずフィールドに出かけてみましょう。

がまかつ(がまかつ)

1955年創業。大阪府大阪市に本社を置き、シンガポールに本店を置く。釣り竿、釣り針、ウェアなどをメインに製品を開発・製造・販売を行っており、ルアー部門では「ラグゼ シリーズ」が有名である。