12月も中旬。
本格的に冷え込んできましたね。冬は色々なルアージャンルがオフシーズンを迎える時期でもあり、シーズン中に活躍してくれたタックルやルアーをキレイにしてあげるのはモチロン、次のシーズンもイイ釣りができるように、魚とアングラーを繋ぐ重要パーツ、ラインメンテナンスも入念にしておきたいですよね。
さてさて、以前、第一精工が手掛けるアイテム「高速リサイクラー2.0」を紹介しましたが、ご覧いただけましたか?
【冬のラインメンテナンスにぜひ】ライン交換がスピーディー&スムーズでテンション調整も可能!第一精工「高速リサイクラー2.0」
リールからスプール、スプールからリールの、両方向巻き取りを快適にしてくれるアイテム。今となっては、ラインメンテナンスの定番アイテムとして「高速リサイクラー2.0」が広く知れ渡っていますが、オリジナルモデルとして長くラインナップされている「高速リサイクラー」からも目が離せない! という訳で、今回はオリジナルモデルを紹介していきます!
高速リサイクラー【第一精工】
今回紹介する「高速リサイクラー」。
こちらも同様、ラインの巻き替え&巻き取りを快適&スピーディーに行えるアイテム。ただ、やはり気になるのは以前紹介した「高速リサイクラー2.0」との異なる点ですよね。今回は、それぞれ2アイテムを比較しながら「高速リサイクラー」の魅力も同時にお伝えしていこうと思います!
サイズ(シャフト除く) | 重量 | クランプ最大取付幅 | スプール最大取付幅 | ギア比 | シャフト径 | 付属品 | 税込価格 |
204x86x74mm | 400g(シャフト、ナット、カラー含む) | 35mm | 80mm | 3.5:1 | φ8mm | シャフト、ナット、カラー、ビス | ¥4,400 |
第一精工公式「高速リサイクラー」詳細ページはこちら
コスパ良き!ロングシャフトが標準装備で軽量&コンパクト
まず、「高速リサイクラー2.0」と異なる点は値段。
「高速リサイクラー2.0」は税込価格が¥6,380のところ、今回紹介しているオリジナルに関しては税込価格¥4,400。HPに記載されている税込価格で計算すれば、1980円安く入手可能。「高速リサイクラー2.0」に若干手を出しにくいというような方でもコチラなら入手できそう。
そして、「高速リサイクラー2.0」は標準装備として「ショートシャフト」と「ロングシャフト」といった、2タイプのシャフトが標準装備されていますが、「高速リサイクラー」に関しては長い方の「ロングシャフト」が標準装備!
ですので、「高速リサイクラー2.0」と同様、複数のスプールを本体にセットすることが可能です。
さらに記者目線から「高速リサイクラー」の魅力を挙げるとすれば、スペック表をご覧になるとお分かりいただけると思いますが、「高速リサイクラー2.0」よりも軽くてコンパクト! 60gという僅かな差ではありますが、サイズもその分コンパクトなので、遠征先の宿であったり、その他色々な場所でライン交換をする際も快適かと…。追記すれば、机などに固定する際の取付幅が「高速リサイクラー2.0」より8mm狭い35mmに。つまり、狭い台などに固定する時もコチラの方がやりやすい場合も。
「高速リサイクラー2.0」にはボールベアリングが3つ内蔵されているので、ラインの巻き替え&巻き取りの両方を行いたい方にはコチラがオススメ!
一方、「高速リサイクラー」はオリジナルモデルということと、安価に設定されている分、ボールベアリングをあえて内蔵しない仕様に。つまり、ボールベアリングを必要としないリールへの巻き取りをメインに考えている方にとっては、オリジナルの方が実は良かったり…。
使用する用途に応じて「高速リサイクラー」が良いのか? それとも「高速リサイクラー2.0」なのか? 考慮して選んでいただくことで、より快適にラインメンテナンスを行うことができるようになると思いますので、ぜひ今回の「高速リサイクラー」も参考にしてみてはいかがでしょうか?
「高速リサイクラー」の使用方法
では最後に、リールから空スプール、スプールからリールに巻き取る、2パターンの使い方について解説したいと思います!
①心棒を本体主軸のネジ込み部に一杯までネジ込む。
②主軸と心棒をビス止めする。心棒よりビスを取り外す(要ドライバー)。
③心棒に空スプールと樹脂製カラーをセット、黒ナットで固定。
④机などにクランプネジで取り付ける。
⑤テンション調節ネジを緩める。
⑥空スプールにリールからのラインを結び、ハンドルを回して巻き取る。(※あいている片手でスプールよりのラインが外れないようにガイドしましょう。)
⑦巻き取ったラインはぬるま湯に浸けると、塩分や巻きぐせが和らぎ、ラインの強度を保つことができます。
①机等にクランプネジでシッカリ取り付ける。
②スプールを上記の方法でセット。
③テンション調節ネジを好みの強さに調節。
④スプールにラインを巻き取る。
こういった感じで、「高速リサイクラー2.0」と比較しつつ、「高速リサイクラー」の魅力を紹介しました。ぜひ、入手を検討されている方は、「高速リサイクラー2.0」だけじゃなく、「高速リサイクラー」を候補に入れるのもアリだと思いますよ!