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重見典宏が超軽快なインペリアル新機種・フェザージャーク77&86徹底解説

「ロッド自身が仕事をしてくれる快適な使用感」にこだわるエギングロッド・インペリアルシリーズに、この秋、2つの新機種「フェザージャーク7786」がデビュー。

今回は、このフェザージャークの開発に深く携わった、「エギングの帝王」ことエバーグリーンプロスタッフの重見典宏さんに、ファザージャークの開発コンセプトや特長について、ガッツリと語っていただきました!

重見典宏(Norihiro Shigemi) プロフィール

エギンガーなら知らない人はいないエギング界の帝王。スラックジャークなどのテクニックを世に広め、自身の豊富な経験を元に、人気エギである「エギ番長」シリーズなどを続々と発表。エギングのみならず、磯からジギング、淡水、ソルトなどなど、楽しい釣りはなんでもこなすマルチオールラウンドアングラーでもある。 福岡生まれの鹿児島育ち、小学5年生のころに大阪へ。昭和33年4月26日生。

 

一言でいうなら「超ラクなロッド」

今回は新しく出るエギングロッドなのがインペリアルのフェザージャークの77フェザージャーク86の2機種。

どちらも「フェザージャーク」という名前が付いている通り、ザックリ言うと同じコンセプトの短い版と長い版。
どんなロッドかというと、一言でいうなら「超ラクなロッド」やな!

■エギングって…実は結構しんどい!?

メリットしかない!ラクな道具が重見流

そもそもエギングってエギ1つあれば楽しめる気軽な釣りやけど、一方で長時間真剣にやったら疲れてしまう人、しんどさを感じる人っていうのも結構多いと思う。

じゃあ、そのしんどさの原因は何なのか?
その答えはズバリ「シャクリ」。

場合によってはキャスト1回で30回も40回もシャクるわけやから、シャクらない釣りと比べたらそこは明確な差がある。

それを2時間、半日、丸一日……と繰り返すわけだから、手とか肩とか背中とか、どこかしらにしんどさを感じるのも無理はないわな。

このシャクリのしんどさをできるだけ減らして、ラクにしたいというのが俺の昔からの思い。

ラクなら集中して丁寧にシャクり続けられる。丁寧にシャクり続けることは釣果アップに繋がる。釣果がアップしたら釣りの面白さもアップする。メリットしかないねん。

だからこれまでもラクさを重視して、軽くしゃくれる釣り方「スラックジャーク」だったり、軽いしゃくりで動くエギ「エギ番長」だったり、軽くしゃくれるロッド「スラックマスター」だったり、ラクさにこだわって釣り方や道具を考えてきたんやけど……

 

■最新ライトゲームロッドとの出会い

2年ちょっと前ぐらいからかな?和歌山の遊漁船・モンスターラッシュでちょこちょこボートアジングをするようになって、新しいライトゲームロッドのすごい軽快さを体感した。

例えばスペリオルシリーズのスペリオル(SPRS-63SL-S)とかさ、めっちゃ軽いし、かといってバットは強いしデカアジでもデカサバでも全然平気。

もう5年以上インペリアルのスラックマスター86をメインに使ってきて、「現状これ以上のものはできないかな……」と思ってたけど、このスペリオルには刺激を受けた。

で、エバーグリーンに言った。「これぐらい軽いエギングロッド作ってよ!」って(笑)

 

■テスト期間を経てついに完成

そうして上がってきたのが今回出ることになったフェザージャークの元になったプロトだった。

手返し重視の77と、スタンダードの86。どっちも持った瞬間から劇的に軽いし、ちゃんと強さもあって、感じは期待した通り。

ただ、そこからアクション(しなり方)、ガイド、グリップの長さ、外観とか……細かい部分を詰めていって、結局1年ちょっと? のテスト期間を経てようやく完成した。

 

■「超ラクなロッド」、フェザージャーク

完成したフェザージャークがどんな竿か。はじめにも言ったけど、一言で言うなら「超ラクなロッド」!

ほんまに軽くシャクれるし、めっちゃ軽快、めっちゃラク。エギングをもっとラクにしてくれるロッドができた!

スラックマスター86もたいがい軽くシャクれるロッドやけど、それと比べてももっとラクチンなわけだから、もう釣りが変わるよな。

 

■軽くしゃくれる理由①

じゃあなんでそんなに軽くシャクれるかというと、まず「自重の軽さ」。

NIMS-77SL フェザージャーク77 75g
NIMS-86SL フェザージャーク86 83g
NIMS-86L スラックマスター86 111g (既存機種)

最初から軽いロッドを作ってと頼んだだけあって、例えば、同じ86同士のスラックマスター86とフェザージャーク86を比べたら、フェザージャークのほうが30g近く軽くなってる。

何gって数字で言われても中々ピンとこないと思うけど、持ったらすぐ全然違うことがわかってもらえると思う。めっちゃ軽いから。

で、当たり前の話やけど、単純により軽いものの方が、シャクるにしても、じっと持つにしてもそうやけど、軽い力で済むでしょ?

 

■軽くしゃくれる理由②

それと、もう一つの超重要な要素が「アクション(しなり方)」。

これがないとどんなに自重が軽くてもダメで、エギをシャクりにくいし、シャクり続けたらすぐ疲れる。

だから、フェザージャークにはスラックマスター86譲りの尺をサポートしてくれるアクション……エギを持ち上げる強いバット、持ち上げたエギを加速させる張りのあるベリー、加速したエギをダートさせるしなやかなティップ……をちゃんと備えさせてある。

フェザージャークはライトゲームロッド並みに軽いロッドやけど、あくまでもエギングロッド。それを決定づけてるのが、このエギング専用設計のアクションやな。

 

■3.5号までのエギの操作で最高のパフォーマンス

要は、「劇的な自重の軽さ」と、「しゃくりをサポートしてくれるアクション」の組み合わせ。

これがフェザージャークのしゃくりがめっちゃ軽快な理由。

自重が軽い分、パワーもこれまでのLよりもワンランクライトなSL(スーパーライト)になってるから、大きいエギまでしゃくる人にはL以上の機種がおすすめやけど、2.5~3.5号のエギがメインの人にはぜひこの超ラクな感覚を味わってほしいと思います!

 

■感度の良さも強力な武器

あともう一つフェザージャークについて付け加えることがあるとしたら、感度がすごく良いということ。

自重が軽い分、感度がめっちゃ上がっていて、ある程度ラインを張った状態だったら細かいサインがめっちゃ取れる。

俺の場合はデイゲーム主体で、ラインの動きを目で見て着底やアタリを取る釣りがほとんどやから、手感度って正直そこまで必要ない要素やけど、ラインの動きを目で見れないナイトゲームをやる人にとっては強力な武器になるハズ。

感度が良いロッドを探してる人も要チェックやで!

 

■フェザージャーク77&86機種別インプレッション

最後に、フェザージャーク77とフェザージャーク86のインプレを!

どっちにしよう?どう使い分けよう?とお悩みの方は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

フェザージャーク77インプレ
スキッドロウ・インペリアルNIMS-77SL

2021年10月20日頃登場

とにかく手返しの良さが抜群。「クイック」とか「ハイレスポンス」とか、そんな言葉が似合うロッド。

短い分、軽快感も凄くて、一瞬アジングロッドでも振ってるみたいな感覚になるけど、3.5号のエギがちゃんとしゃくれる。

ちっちゃい漁港、シャローのしもり周りをランガンするには最高のロッドじゃないかな。

エバーグリーン公式フェザージャーク77詳細ページはこちら

モデル名 全長 継数 標準自重 パワー ルアー範囲 ライン範囲 価格
フェザージャーク77 2.31m 2 75g スーパーライト 2.5~3.5号 PE0.3~1号 59,000円(税別)

 

 

フェザージャーク86 インプレ
スキッドロウ・インペリアルNIMS-86SL

2021年11月20日頃登場

86という俺の中で1番スタンダードな長さを持たせたフェザージャーク。
取り回しが落ちるほど長くなくて、それでいて多少足場が高い場所でもラインを水面に付けて風対策しやすい長さ。
一本でどんな場所でもやるなら俺は完全にコッチやな。

エバーグリーン公式フェザージャーク86 詳細ページはこちら

モデル名 全長 継数 標準自重 パワー ルアー範囲 ライン範囲 価格
フェザージャーク86 2.59m 2 82g スーパーライト 2.5~3.5号 PE0.3~1号 63,000円(税別)

■タックルデータ

インペリアル NIMS-77SL フェザージャーク77(EG)
インペリアル NIMS-86SL フェザージャーク86(EG)
スピニングリール2500番(ダイワ)
PE0.5号+フロロカーボン2号(ゴーセン)
エギ番長3.5号ドリフト番長3.5号ほか(EG)

 

超軽快!インペリアル・フェザージャーク77&86解説 重見典宏

出典:YouTubeチャンネル「EverGreenFishing」