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【水の入れ替わりがない状況でバスを釣るには】広範囲にアピールして存在感を醸し出す!水野浩聡による長良川釣行レポート

連載:水野浩聡のOne more fish
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こんにちは!

かなり暖かい? いや、もはや暑いくらいの10月前半。週間予報を見てみると、後半にかけては一気に気温が落ちるような予報が出ているので、本格的に秋を感じる瞬間というのは、これからが本番と言えそうですね。

 

地元の長良川でボートからのバスフィッシングを堪能!

ということで、ちょっと夏っぽさも追い掛けていく必要があったここ最近のバス釣り。まだまだデカい個体を狙って獲ろうと思えば、カバー勝負になるタイミングもしばしばありました。

今週は久々に地元長良川に出撃。知り合いからお借りしたサウザー395を使わせていただき、上流から最下流までチェックしていきますが、ぶっちゃけどこにでもバスは居れる状態。

 

カバーに付くバスも数多く見受けられましたが、特に川のバスということもあって、1ヶ所に留まるというよりは、回遊する中で一時的にカバーにコンタクトしているような傾向が強く、そのタイミングにシッカリとルアーを当て込んでいかないと、バスと勝負すらさせてもらえない状況でした。

 

日中や沈み物攻略には「ハニーナゲット」(3in)のフリーリグ

丁度出撃したタイミングは、しばらく雨も降ってなくて水の入れ替わりがあまりない周期だったため、全体的に水が悪い。

食ってもショートバイトが多発してしまい、同船してくれた方と共に苦戦…。そんな中でもやはり反応があった場所は、流れの当たりやすいアウトサイドベンドに位置する3-5mの沈みオダ、消波ブロック帯。

そして、上流の流れの早いエリアでは強い流心のすぐ脇にあるような反転流絡みのカバーでした。というようなこともあって、日中や沈み物攻略には「ハニーナゲット」(3in)の7gフリーリグを多用していました。

ジャッカル公式「ハニーナゲット」詳細ページはこちら

 

秋に「ハニーナゲット」を多用する理由

この秋にハニーナゲットを良く使う理由は、フォール時にスパイラル気味に落ちて行ってくれるので、広範囲にアピールしてくれるから。

特に回遊傾向の強い川のバスに、まず見つけてもらうことを優先する場合、このハイアピールな落とし方ができるメリットは大きいです。

 

朝夕はシャロークランク攻めが効果的

そして朝夕などは、「マッシュボブ」や「チャブルSR」などのシャロークランクで、フィーディングに上がってくるバスを素早く釣っていく展開。

 

マッシュボブ

ジャッカル公式「マッシュボブ」詳細ページはこちら

 

チャブルSR

ジャッカル公式「チャブルSR」詳細ページはこちら

 

水質もあまり良くないので、やる気のあるバスに対してはモチロンですが、やる気のないバスにルアーの速さでリアクションをかける意味もあったり、停滞した悪い水の中でもシッカリ水を攪拌していけるクランクが重宝していました。

 

この秋の長良川は、30cmクラスのアベレージサイズも活発で、それらを数釣りながらデカいのも混ぜていくことができるのが、このクランクベイトの釣りでもあります。

リアクションで食ってくるバスはリアフックで皮1枚というバイトも多く、この日に多発したようにバレてしまうケースも多々あります。

対してフィーディングで食ってくる魚に関しては、やる気がシッカリあるだけに写真を見てもらえれば分かる通り、ルアーの速さにもシッカリ追いつけてフロントフックにガッツリ掛かるケースが多いです。

 

といったように、夏のようなアウトサイドにある変化を摘みながら釣っていった長良川。少しだけ雨が降って、水が入れ替わるとカナリ釣れる周期になるだろうなぁっと思います。大河川は多少冷え込んでも、まだまだ秋の釣りが期待できるフィールドのタイプ。

そろそろ陸っぱりでも釣りやすい時期になってきますので、広範囲をサーチできるハニーナゲットとクランクを持って出掛けてみてくださいねー!

水野浩聡(Mizuno Hiroaki) プロフィール

生まれ持ったセンスと岐阜県・東濃野池群通いで培った無数のテクを武器に、全国各地のオカッパリフィールドを走り回る日々を送る。とにかく楽しむエンジョイ系フィッシングが大好物なアングラー!ジャッカル・プロスタッフ。

 

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