フワッとティップに出るアタリを掛けていくゲーム性。エギングでは、このご時世なかなか出ない釣果を楽しむ背徳感。
…楽しいですよね、ティップエギング。
ティップエギングで大切な底取りをしやすい形状、軽い引き抵抗、ジャーク後の安定姿勢。
基本に忠実に、誰もが使いやすいエギとして愛用されていたシマノの「アントラージュ」がフラッシュブーストを搭載して進化!
アントラージュ シーグル 3.5号 フラッシュブースト
シマノ公式「アントラージュ シーグル 3.5号 フラッシュブースト」詳細ページはこちら
アントラージュにフラッシュブーストが搭載されたたという時点で既に間違い無い感。いかにも…です。
まず、開発が始まったのが、4年。
「アオリイカを狙う鋭いくちばしと精悍な顔つきから海(Sea)の鷲(Eagle)、合わせて(シーグル)Seagleと名付けた」と言う、イカ先生こと、シマノインストラクターの富所潤さん。
基本を忠実に守ってくれるエギ作りをスタートし、ほぼ形状が固まり始めた頃、フラッシュブーストという新しい機構が登場。そこから内部構造をイチから組み直し、ようやくリリースにこぎつけたとのこと。
日本全国さまざまなエリア、浅場、深場と、あらゆるシチュエーションでテストを重ねて、満を持して登場する「アントラージュ シーグル3.5号フラッシュブースト」。
特長は、「アントラージュ」譲りの、基本性能にさらに磨きをかけたこと。
アントラージュ シーグルの3つのポイント
スリムなヘッドシェイプで、沈下スピードが速いので、底取りがしやすい。ティップエギングにとって、非常に重要な部分です。
また、シンカーデザインはボトムでしっかりとエギを立たせる設計で、着底時の姿勢も秀逸。海底で倒れることなくカンナを上に向けた状態で安定するので、根掛かりはかなりの確率で回避できます。
水を切るシャープなヘッドデザインなので、軽いジャークでもレスポンスよくダート。水の抵抗を受けにくいため、楽に誘うことが可能になります。
抜けがよすぎて、テスト中に、「一瞬ラインが切れたのではないかと思わせるほどの抜けのよさを感じた」と、富所さんは話します。
ステイ時の安定性は、エギングにおいて重要な要素。
エギが安定しなければアオリイカは抱きませんが、その部分は守りつつ、エギ自体が止まっていても、フラッシュブーストが動いてアピールし続ける。この両極の性能が合わさることで、絶対的な生命感が生まれるわけです。
また、モンスタークラスを相手にすることが多いティップエギングではファイト中にエギを抱き込み、かじられることも。このため、布を一から見直し、ほつれの少ない特別仕様に。
ショアでも使えるだって?
そう話すのは、シマノインストラクターの湯川マサタカさん。
ショアエギングのエキスパートの湯川さんは、アントラージュ シーグル3.5号フラッシュブーストで、何と!ショアから4.8㎏というモンスターをキャッチ。
湯川さんによると、ティップエギング用のエギのショアでの使いドコロは…
・潮の速いポイント
・水深のあるポイント
そして、シマノのティップエギング用エギのタイプで言うと、S0(エスゼロ)とS1(エスイチ)というタイプが使いやすいそうです。ショア用のエギでは対応しきれなかったポイントで活躍するので、一度投入してみてはいかがでしょうか!
ラインナップ
ラインナップは3.5号のS0からS3までの4タイプにカラーは全5色。
シマノのティップエギング専用エギは、使用する水深によってS0(エスゼロ)からS4(エスヨン)の5タイプがあるんですが、「アントラージュ シーグル3.5号フラッシュブースト」は、「S0/25g…対応水深5~15m」「S2/35g…対応水深25~35m」「S3/43g…対応水深35~45m」の4タイプ
タイプ | サイズ(号) | 重量(g) | 本体価格(円) |
---|---|---|---|
S0 | 3.5 | 25 | 1,500円 |
S1 | 3.5 | 28 | 1,500円 |
S2 | 3.5 | 35 | 1,550円 |
S3 | 3.5 | 43 | 1,550円 |
秋の本格シーズンに間違いないエギ、イカがでしょうか。
関連動画はこちら