2020年秋、ジャッカルのビッグバッカーシリーズに新たに加わった「ビッグバッカー湾岸ミノー」。
主にショアから狙うブリやサワラといった大型回遊魚をターゲットにした、シンキングタイプのロングビルミノー。リップで水の抵抗をシッカリ掴みながら、控えめなウォブンロールアクションを発生させ、防波堤の足元まで動きを崩すことなく、正確に泳ぐ安定したアクションを実現します。
ただ、実際にどういった状況で、どんな使い方をすればイイのか分からないという方も多いのではないでしょうか?
さて、先日そんな「ビッグバッカー湾岸ミノー」について詳しい方に直接取材! その方は、エリアトラウト界のエキスパートアングラーでありながら、ショア・オフショア問わず幅広いSWルアージャンルを得意とする、スーパーマルチアングラー「杉山代悟 」さん!
記者が気になる色々なことを聞いてきましたので、早速伺った内容を紹介していきますね。
杉山代悟 Sugiyama Daigo プロフィール
ビッグバッカー湾岸ミノー【ジャッカル】
Name | Length | weight | type | Hook Size | 税込価格 |
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BIG BACKER WANGAN MINNOW 128S-LB | 128mm | 27.2g | Sinking | #4 | ¥2,090 |
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使いドコロは朝イチ!
ポイントに到着して早速「ビッグバッカー湾岸ミノー」をセッティングしていた杉山代悟さん。
使用するタイミングは、表層付近にサワラやサゴシなどが回ってきやすい周囲が薄暗い早朝のタイミング。とにかく釣り始めは「ビッグバッカー湾岸ミノー」で様子を見ることが多いそうです。
「ビッグバッカー湾岸ミノー」を朝イチに使用する理由は、とにかくシャローレンジを広く素早くサーチできるから。実際に使っている様子も見ていましたが、飛距離はメタルジグ並み。良く飛ぶからこそ、水中での滞在時間が長くなって、バイト率も大幅にアップするんだとか。
そのような飛距離を生み出す理由は、ボディ内部に重心移動システムが採用されているから。それに加えて、空気抵抗を抑える丸型断面デザインを採用。優れた遠投性能を発揮します。
海風のある状況下でも狙ったスポットにアプローチが可能です。
重心移動システム
空気抵抗を抑える丸型断面デザイン
全長128mm/自重27.2gという存在感MAXの「ビッグバッカー湾岸ミノー」。コレを青物の活性が最も高い早朝に使うということは、掛かれば大体が大物。
そんな時でも余裕のあるやり取りが行えるように、本体に装備しているトリプルフックとリングは強靭な太軸仕様になっています。
アクション方法は早巻き
アクション方法は早巻き。
リトリーブスピードはかなり速めで、記者が見る限りではルアーを軽く回収するほどのスピード。とにかくキャスト数を増やしてスピーディーに巻いてくるのが鉄則。
速巻きでも「ビッグバッカー湾岸ミノー」は姿勢を崩すことなく真っすぐに泳ぎます。
また、リップがロングビル仕様になっているので、足場の高い所が多い沖堤防でも、足元までシッカリ引いてくることができます。コレがこのルアーの強みだと述べていました。