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【ロッド/ライン&リーダー/ジグヘッド】家邊克己によるボートアジングのタックルセレクト法と「ストリームヘッドTG」の使い方

連載:家邊克己の「週刊!アジングマニアックス」

最近、ロッドの感度テストも兼ねてですが、ボートアジングで水深30mや40mのディープで、3gの「ストリームヘッドTG」を使用したジグ単の釣りを良くするようになりました。

家邊克己 Yabe Katsumi プロフィール

サーティフォーCEO、製品開発責任者。全国津々浦々、アジが釣れると聞けば、ドコへでも足を運び、実際に釣って、アジングの楽しさを広く世に伝える、まさに「アジングの伝道師」というべき人物。かなり頻繁に全国各地で参加費無料のアジングセミナーも開催中! 釣具メーカー「34(サーティフォー)※社名は[みんな幸せに!]に由来」を立ちあげ、自身のノウハウを詰めに詰め込んだ製品開発に没頭中。京都府出身、福岡県在住、1958年9月生まれ。

 

ボートアジングを楽しむタックルについて

これくらいの水深になると、潮の流れが複雑で2枚潮や3枚潮になったり。ボトムを取るのが非常に難しくなりますが、それがまた面白い。

遊び感覚でするなら、僕は「アドバンスメントUBR-510」か「アドバンスメントHSR-63 ver.Ⅲ」で楽しみますが、最近は「THIRTY FOUR+E 410M」を使用することが多いです。

 

アドバンスメントUBR-510

サーティフォー公式「アドバンスメントUBR-510」詳細ページはこちら

 

アドバンスメントHSR-63 ver.Ⅲ

サーティフォー公式「アドバンスメントHSR-63 ver.Ⅲ」詳細ページはこちら

 

THIRTY FOUR+E 410M

サーティフォー公式「THIRTY FOUR+E 410M」詳細ページはこちら

 

 

モチロン、テストで行く場合はそのテストロッドを使用しますが、常テストでない時にはこの3種類のどれかを使用します。ラインは「ピンキー」(0.25号)を使います。

サーティフォー公式「ピンキー」詳細ページはこちら

 

こちらの号数を選択する理由は、太すぎるとディープを攻める場合に潮の抵抗を受けすぎて中々ボトムまで到達しません。また、細い0.2号を使うとヨンマルが来た時に厄介なので、やりとりのマージンを見込むと0.25号が一番適しています。

PEラインのサーパスを使用するのもアリですが、風が吹くと巻き上げられてしまって沈めるのが大変。ですので、比重のあるエステルラインであるピンキーが一番適しています。

サーティフォー公式「サーパス」詳細ページはこちら

 

リーダーは沖の場合、歯のある外道も多くいるので「ジョイントライン」(1.7号)を使用。

サーティフォー公式「ジョイントライン」詳細ページはこちら

 

リーダーの太さはターゲットによって変えるべき

メインラインとリーダーの太さのことをよく聞かれますが、これは対象魚によって変えるべきでメインラインとのバランスと良く言われますが、それは全く関係ないと思います。

例えばアジが相手の場合でも、35cmを超えると歯が結構鋭くなって飲み込まれた場合は歯で結構リーダーを飛ばされます。ですから、そのような場合は例えメインラインが0.2号でも、リーダーは「ジョイントライン」(1.2号)以上を使用します。

 

メインラインは細いほど有利なのは明らかなので、できるだけ細くしたいのが正直なトコロですが、細くするということは大きな魚がかかった場合に時間が掛かるので、どうしてもリーダーが歯に擦れる時間が長くなってブレイクしやすくなります。ですので、例え0.2号でも1.7号の「ジョイントライン」を使用することが良くあります。

 

ボートアジングでの「ストリームヘッドTG」の使用方法

ジグヘッドは3gを良く使用します。タングステンの方がフォルムが小さくなるので、潮の影響も受け難くて使いやすくなるので「ストリームヘッドTG」(3g)を使用します。食いが渋い時は2.5gを使う時もありますが基本3gです。

 

ストリームヘッドTG

サーティフォー公式「ストリームヘッドTG」詳細ページはこちら

 

40m=10mの水深が4つと計算する

釣り方はボートアジングの場合、大概アンカーを打っているので船は潮上に舳先を向けています。

ただ、風の影響を受けるので若干風に押された方向に向きを変えています。ですから、右舷に立って風が正面から吹いてきているような場合だと潮は自分から見れば沖斜めに出ていくような感じになるので、投入点をアンカー方向にして着底した時に自分よりも潮上になるように設定します。

これは何度かやらないと分からないと思いますし、風向きが変わるとその投入点も変わるので注意が必要です。

沈むスピードも大体の目安ですが、深さが深くなるほどラインの抵抗が大きくなってスローに沈みます。40mというのが10mの水深が4つあると考えるのが早計です。

 

僕の目安ですが20mで60〜70カウント、30mですと150〜200カウント、40mになると300カウント以上になります。

アジが沢山いればボトムを取ることなく陸っぱりの要領で、上からのカウントで釣れることもあります。またライトに浮いて来ることも度々ありますから、表層の釣りも成立します。

でも面白いのは40mのボトムのアタリを取って掛けることなのです(笑)。30mと40mでは全く世界が変わり、かなり変態チックでバカみたいに手返しも悪いですが、分かり難いアタリを掛けた時の快感は本当に凄い!

深いので長時間集中しているのは大変ですから、一度ボトムまできっちり取ると後は潮や風が変わらない限りカウントだけで大体入るので、投入点さえ守れば最初ほど真剣に着底を気にしなくても大丈夫です。

 

釣り方について

釣り方としては日によってパターンが違ってきますが、まずはボトム付近にステイさせて様子を見ます。

反応がなければそこから一回シャクってハンドルを1回巻く。ワンピッチワンジャークでステイさせ、アタリを待つパターンで10巻位まで探ります。

このパターンでアタリがなければ、そこから張らず緩めずの状態でジグヘッドの重さをロッドで感じながら竿先を下げていきます。下げ切ったらまたラインを出し、ロッドを上げて再びロッドを下げながらの繰り返しでボトムまで落としていきます。

 

この落とすという釣り方ですが、僕は陸っぱりでは脈釣りと呼んでおります。延べ竿で渓流釣りをしている時にラインを張らず緩めずの状態で錘を流していく感覚に近いので、そのように呼んでいます。

アジは落ちていく物にかなり興味を引くので、陸っぱりの場合はアジがいるレンジを探る際に効果的な釣り方ですので、ぜひお試しください。

こうやってレンジをボトムから10巻(僕のリールは大体一巻き60cm強なので約6m)で何回か探って、反応がなければ20巻くらいまで上げて上のレンジを探ります。

1回そこまで上に上げてしまうと潮の流れが邪魔をするので、ボトムを再度取るのが難しくなります。釣れなければピックアップして投げ直すことが必要になります。

 

メチャクチャ効率が悪く釣果も沢山は期待できませんが、色々試行錯誤して1匹釣れた時の嬉しさが半端ないのでとにかくハマります(笑)。

究極のMの釣りだと思いますが、自虐趣味のある方はぜじお試しください。面白いですよ。

 

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