メジャークラフトの鉄人・ヒロセマンによるチヌゲームを撮影してきました。
舞台は宮崎県。河川、サーフ、漁港などフィールドはさまざま。宮崎では河川においてはほとんどキビレがメイン、外洋のサーフや場所によっては一部チヌ(クロダイ)が釣れることもあるそうです。
さて、そこでヒロセマンが使用したPEラインが、メジャークラフトから新たに登場する「弾丸ブレイドX(クロス)」。
弾丸ブレイドX(クロス)
「弾丸ブレイド」といえば、安心して使える国産PEながら高いコスパも人気のPEライン。
そして、新たに投入される「弾丸ブレイドX(クロス)」は、PEラインに求められる「性能」によりフォーカス。より高感度、高強力を持つハイクオリティなPEラインというわけです。
パッケージからして、弾丸ブレイドXは、弾丸ブレイドよりも大人な感じに(笑)!?
2つの技術特性
ヒロセマンから「いつもの感覚で投げてたら飛び過ぎる」と本音がポロリとこぼれたのが印象的だった弾丸ブレイドX。
百戦錬磨のヒロセマンでさえ、そのキャストフィールはこれまでのPEとは違う次元のものだったと…。
大きな2つの要因は、高密度な組みと独自のコーティング。
使用している繊維はIZANAS(イザナス)。ダイニーマ時代から、言わずと知れた東洋紡の超高強力ポリエチレン繊維。
そのIZANASから作られた原糸を「マイクロクロス製法」と呼ばれる超高密度な編み込み製法で組み、適度な張りとしなやかさを有しています。
そうして高密度で組まれた弾丸ブレイドXの性能を、より高く発揮するためのコーティングが、独自開発の「F60」コーティング。
F60のFとはフリクションを指し、フリクションの意味のひとつに「摩擦」というものがあります。
そして、60という数字。一般的な日本製PEラインと比較し、ガイドへの動摩擦抵抗をMAX60%軽減、耐摩耗性MAX60%アップ。
フリクション、摩擦がなくなるのは人間関係においても、PEラインにおいても素晴らしいことです。
ラインナップ
弾丸ブレイドXは2021年夏に登場予定(7月末を予定)となっています。
今回ヒロセマンが用いたのは弾丸ブレイドXのグリーンカラーですが、マルチカラー(5色の色分け)とラインカラーがピンクのエギング専用モデルも登場する予定だとか。
登場予定となっている弾丸ブレイドXのラインナップは以下の通り。いずれも8本組ラインとなります。
長さ(m) | 号数 | ポンド数 |
150 | 0.6 | 12 |
150 | 0.8 | 16 |
150 | 1 | 20 |
150 | 1.2 | 25 |
150 | 1.5 | 30 |
長さ(m) | 号数 | ポンド数 |
200 | 0.6 | 12 |
200 | 0.8 | 16 |
200 | 1 | 20 |
200 | 1.2 | 25 |
200 | 1.5 | 30 |
200 | 2 | 35 |
200 | 2.5 | 45 |
200 | 3 | 50 |
300 | 0.8 | 16 |
300 | 1 | 20 |
300 | 1.2 | 25 |
300 | 1.5 | 30 |
300 | 2 | 35 |
300 | 2.5 | 45 |
300 | 3 | 50 |
300 | 4 | 65 |
300 | 5 | 80 |
長さ(m) | 号数 | ポンド数 |
150 | 0.6 | 12 |
150 | 0.8 | 16 |
ヒロセマンが感じたメリット
今回ヒロセマンが具体的に使用したのは「弾丸ブレイドX」x8の0.6号・グリーンだったのですが、感度・強度・飛距離と高いクオリティで、キビレのみならず、さまざまな魚種をキャッチ。チヌゲームというか、チヌ五目ゲームという様相となった。
マイクロクロス製法とF60コーティングにより、高感度でさまざまな魚種のバイトも明確に捉えていたヒロセマン。
「非常に感度が高い」というのは大前提として、ヒロセマン自身が実釣で使う中で感じるのは、飛距離が出ることによってこれまで攻められなかったフレッシュな場所にもアプローチできるメリットがひとつ。
もうひとつが、しなやかさも併せ持つためノットが組みやすく、それでいて結束強度が高いこと。結びでやられない、と。
毎日が釣り曜日の鉄人、ヒロセマン。
そんなヒロセマンだからこそ「しかし、弾丸ブレイドXはホンマ飛ぶなぁ~」、「結び強いなぁ~。引っ掛かりも安心して外せるわぁ」などの独り言がふとした瞬間に出てくるのが、弾丸ブレイドXのガチ度を表している気がしました。
もちろん、今回のチヌゲームのみならず、その性能はあらゆる釣りでタフな時こそ真価を発揮するはず。
発売は夏。あとはその実力を試してみるのみ! ぜひチェックしてみてください。
というわけで、今回は弾丸ブレイドクロスをピックアップしましたが、この後も続々「ヒロセマンのチヌ五目ゲーム」関連記事を配信していきますのでお楽しみに!