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【濁りがあるからこそ選ぶ】水野浩聡がジャッカルの新作ルアー「ブラストボーンJr.」を駆使した「陸っぱりビッグベイトゲーム」を紹介

連載:水野浩聡のOne more fish
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こんにちは!

梅雨の晴れ間はやっぱりキツい笑。まだ、暑さにシッカリ馴染んでいない体で、連日の晴れ間のロケで体力の限界を感じた水野です笑。

まあそれもこれも、2、3日頑張ってリズム良い生活をすることで体が慣れてくるので、毎年この最初の暑さに順応しづらいタイミングが一番キツいだけで。

 

岐阜県のメジャー河川を訪れるが濁りのキツイ状況

さて今週は、地元岐阜県のメジャーリバーに自分のYouTubeチャンネル「水の旅」のロケで訪れました。

朝からまとまった雨でインレットからは濁りが入りまくり、さらに水位が増えたことで水門が開けられ、それによってガン流れ状態。

一見、こりゃダメだ…、と思う状況ですが僕にとってはこういった変化が大好きで、状況が激変することでバスの着き場が固まったり、それをアングラーが狙い撃ちしやすくなるというメリットがある他、バス自身もこの変化を利用して捕食活動をする個体も存在します。

しかも、こんなタイミングで狙えるバスは、普段は賢くて中々口を使わないような個体だったりするので、それを狙う僕もチャンスだと捉えることが多いんですね。

 

ビッグベイトを使ったインレット攻めを展開!

この雨による変化の中で一番注目したいのが「インレット」。

 

濁流と化して流れてきていたとしても必ずチェックすべき。これから先の季節に定番となる場所です。

そして、もしそんな場所に差し込んでいるバスがいるのであれば、ルアーのパワーをシッカリ上げて、やる気のあるバスを手っ取り早く引っ張り出せるビッグベイトが先発として理想。

しかも、S字系に代表される水を逃すようなタイプのものではなく、リップがついて水を強く押してくるタイプのルアーがベストですね。

水質がマシな本流の水に対して、キツく濁った水が流入するインレットに、まずは2021年7月発売の「ブラストボーンJr.」をアプローチ。

Name Length Weight Type Hook Size Price
BLAST BONE Jr SF 150mm 26.0g Slow Floating ST36MF #4(前)/# 4(後) ¥3,630

ジャッカル公式「ブラストボーンJr.」詳細ページはこちら

 

ただ、ドッグウォークアクションで誘っていくも無反応…。

ここでルアーは変えずに、「ブラストボーンJr.」をタダ巻きさせて、クランクのように巻いてくるとバスから早速反応が。

ミスバイトとバラしが立て続けに起きてしまい、キャッチには至らなかったものの、この濁りに対してブラストボーンを巻いて使うことが良いことと、濁流のインレット付近のちょっとしたヨレにバスが入っていることを確認でき、次のポイントセレクトのヒントになったり、攻め方のキモをバスから得ることができました。

 

濁りが増したことでオリジナルにチェンジすると

その後、全体的に川の濁りがキツくなってきたこともあり、Jr.からオリジナルの「ブラストボーン」にローテーション。

同じように巻いて攻めていきますが、場所によっては水質がマシなスポットがあったり、そんな場所にある護岸の壁や、インレットが存在する水門の壁、そして杭などのストラクチャー周りでは、ドッグウォークアクションをさせて2本のグッドサイズをキャッチ。

そして、やはり濁りの中を攻めていく時はグリグリ巻いていき、こちらでも狙い通りキャッチすることができました。

 

水質によって、同じルアーでも使い方を変えていくことで、片方の使い方でしか反応させることができないケースは存在します。

特に雨の濁りがシッカリ絡んだ場所に関しては、強いルアーを速く引っ張ると反応してくることが多々ありますので、この梅雨のタイミングの釣行で濁りの流入する場所を攻める機会があればぜひトライしてみてくださいね。

 

最後に、ドッグウォークでもタダ巻きでも反応しないバスに対してのテクニックとしては、インレットの中でのエイトトラップ。

濁りがないと人間の姿がモロ見えてしまうので、濁りが流入している時に限り、そこにいるであろうバスに対してこちらから仕掛けてスイッチを入れていく釣りです。

足元の護岸がえぐれていてそこにピタッと寄っているバスなど、やっぱりこれだからこそ出せるバスもいます。

今回はこのエイトトラップで、惜しくもミスバイトで終わってしまったんですが、ハイプレッシャーなフィールドでも全然効果的というか、ハイプレッシャーだからこそ、こういう突拍子もない釣り? が逆に生きてきたりしますので、ぜひ参考にしてみてください!

バーサタイルタックルでもキャストしやすい「ブラストボーンJr.」は来月発売予定。

東海地方のメジャー河川でもかなり扱いやすいアイテムですので、ご期待ください!

水野浩聡(Mizuno Hiroaki) プロフィール

生まれ持ったセンスと岐阜県・東濃野池群通いで培った無数のテクを武器に、全国各地のオカッパリフィールドを走り回る日々を送る。とにかく楽しむエンジョイ系フィッシングが大好物なアングラー!ジャッカル・プロスタッフ。

 

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