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常識破りのショアジギング「マイクロショアジギング」前編・狙えるターゲットは?

連載:トモ清水「ガッ釣りソルト」
寄稿:トモ清水

隔週連載「トモ清水のガッ釣りソルト」
第140回『常識破りのショアジギング~前編

こんにちは、トモ清水です。今年の梅雨入りは早く、雨や曇りの日が続く今日この頃です。

この時期を迎えると海水温が一気に上昇し、海中は魚達で活気づいてきます。

梅雨の雨は魚達にとっても恵みの雨で、河口や河口近くの漁港などにプランクトンが集まり、それを捕食しに実に様々な魚達が、身近なところにまで接岸、回遊してくる季節です。

梅雨が明けると一気に太陽が照り付け、日中は熱中症等の危険が増すので、これから梅雨明けまで絶好の釣りシーズンと言えます。

今回は人気急上昇のショアジギングについて、ご紹介していきたいと思います。

トモ清水(Shimizu Tomo) プロフィール

PFJ(ピュア・フィッシング・ジャパン)であらゆる魚種のAbu Garciaロッド製品開発を担当するスーパーマルチアングラー。ホームは、関東外房(フィールドテストで全国行脚するため、大阪、広島、九州、北陸すべてセカンドホームグラウンド)。趣味はサーフィン、スノーボード、キャンプと多趣味だが、釣りがダントツ。1977年9月生まれ。本名は清水智一(しみず・ともかず)

 

釣れる魚種は無限大!!

今でこそ細分化が進んだショアジギングのジャンルですが、一般的にショアジギングと言えば、メタルジグをかっ飛ばし、ダイナミックにシャクって大型を狙うという強い男らしさがあるイメージが強いかと思います。

狙うターゲット魚種もブリであったりヒラマサ、カンパチに代表される大型の青物が、まずはじめにターゲット魚種として浮かんでくるかと思います。

そこからは到底、想像出来ないイワシやカワハギ、アジといった魚種までターゲットに入ってくる、新しいマイクロショアジギングという、一般的なショアジギングとは真逆のスタイルを、今回もう一度オススメしていきたいと思います。

メインで使用するリールも1000番と、一般的なショアジギングのイメージと全く異なるのが、常識破りのショアジギング「マイクロショアジギング」になります。

 

常識破りのショアジギング

今までわたくしトモ清水は、ソルトのライトゲームの常識であったスピニングタックルの世界を、常識破りのベイトフィネスで楽しんだり、パツパツ系の掛けていくスタイルのアジングを、真逆のスローテーパーのロッドで合わせないアジングを楽しんだりと、常識と呼ばれる固定観念を打ち破るチャレンジ、そして提案をしてきました。

マイクロショアジギングも一般的なショアジギングのイメージを覆し、より手軽に楽しく、釣り本来の楽しさを少しでも多くの方に知って頂きたいというのが今回の主な目的です。

そんな今までとは概念がまったく異なる新たなショアジギング、「マイクロショアジギング」で何が狙えるのか?具体的に釣果を見ていきましょう。

 

北は北海道、南は沖縄から小笠原、海外はアマゾンまでカバー

北は北海道、南は沖縄から小笠原、そして海外ではアマゾンでのマイクロショアジギングによる過去釣果の写真を載せて紹介していきたいと思います。

日本各地、また日本を飛び越え海外でも世界中どこでも様々な魚が狙える、というのがきっとご理解、納得して頂けるハズ!

マイクロショアジギングで一番よく釣れる魚種はこちら

まずは日本のどこにでもあるシチュエーション、漁港や堤防、サーフや河口の身近な場所で、マイクロショアジギングで良く釣れる魚種がこちら。

カサゴ(=関西ではガシラ)

まずはカサゴですね。関西ではガシラ。マイクロジグをボトム(底)まで落とせば、高確率でヒットしてくるのがカサゴです。
マイクロショアジギングで冬でも狙える一番代表的な魚の一つです。

 

ベラやキュウセン

続いてベラも代表的な魚種。何も釣れない時や潮が悪い時でも遊んでくれる、引きも強いベラくん。

ベラやキュウセンンは、塩焼きにすると、とっても美味しい魚です。

 

メバル

メバルもマイクロジグにとても良い反応を示す人気魚種。
私も最も大好きな魚の一つ。

こちらはベイトフィネスによるマイクショアジギングでの釣果。

 

マダイの幼魚、通称「チャリコ」

日本全国どこにでもいるマダイの幼魚、通称「チャリコ」。サイズにこだわらなければ、比較的イージーにマイクロジグで狙え、小さくともマダイ特有の引きで楽しませてくれます。

 

アジ

アジに関して、特にこれからの真夏にむけて、メタルジグに強く反応するようになってきます。

他の傾向としては、ワームより大型が狙える、という要素が強いのが特徴です。去年、陸から尺オーバーを沢山釣っているのですが、マイクロジグによる釣果がほとんどでした。

あと人気のアジをマイクロジグで釣ることで、一匹の価値が上がります。

ワームのジグ単にプラスアルファすることで、戦術の幅が広がります。特にメタルジグの持つ遠投能力に注目しています。

 

アナハゼ

アナハゼも岸壁際に落とすとよく釣れる魚です。一般的には残念な魚ですが、個人的には釣れると何だか嬉しい、愛くるしい魚だと思っています。

 

エソ

あとESOこと、エソもよく釣れます(笑)。
アナハゼやベラもそうなのですが、全く釣れないより、この子達が遊んでくれることで、とても癒されている自分に気が付きます。

 

カマス

カマスも代表的なライトゲームのターゲット魚種ですが、もちろんマイクロジグにすこぶる良い反応を示します。

 

クロダイ

非常に警戒心の高いクロダイですが、メタルジグのリアクション的なフォールの動きには敵わず、思わずパクリとマイクロジグに反応し、釣ることが可能です。

 

サバなどの回遊魚

サバなどの回遊魚は、回遊さえしていれば、ほぼマイクロジグで釣れるといってもよいほど、メタルジグに強い反応を示します。ライトなロッドだと、けっこうバットまで曲げてくれるので、スリリングなファイトを楽しめます。

 

クロムツ

クロムツは自分的には隠れキャラ。アジの群れの近くにいることも多く、カマスと同様、歯が鋭く、マイクロジグに何度もアタックしてくる積極的な魚種です。もちろん食べても美味しい魚です。

 

 

マイクロショアジギングで狙えるロックフィッシュの魚種はこちら

キジハタ(=関西ではアコウの呼び名)

まずは人気のキジハタ。こちらもマイクロジグでよく釣れます。ただしマイクロショアジギングで狙うサイズは30cm未満とライトロックスタイルがメインになります。そのサイズでもマイクロショアジギング専用のロッドみたいな繊細なロッドを使うと非常に楽しめます。一度、その鋭い突っ込みをみせるキジハタの引きや魚体の美しさを味わえば、中毒性が高く、アングラーを魅了し続けています。

 

ヤミハタ

こちらはヤミハタ。けっこうレアなロックフィッシュです。

 

オオモンハタ

こちらはオオモンハタ。こちらも30cm未満がマイクロショアジギングで狙うサイズとなります。

 

クロソイ

2gのマイクロジグフラットを使えば、こんな可愛いクロソイも釣れたりします。。もちろん、こんなかわいいサイズは全て、優しくリリースします。

 

アイナメ

マイクロジグで40cmオーバーのアイナメというサプライズも!
確率は低いですが、時には大型の根魚もヒットしてくるので、油断は出来ません。

 

 

これからが面白いマイクロショアジギング

ショアジギング、ライトショアジギング、マイクロショアジギングと、どのジャンルに関わらず、これからの時期は、ショアジギングが徐々に盛り上がっていきます。
その中でも最も手軽に女性、子供問わずに、誰でもはじめやすいのが、マイクロショアジギングになります。

準備もお手軽、ジグ1個付けるだけ。タックルが非常にシンプルなのもショアジギングの良いところですよね!

 

マイクロショアジギングに最適なタックルは?

結論を言いますと、まずはお手持ちのアジングやメバルのロッドでも十分流用可能です。まずはどの釣竿でもよいので、7g以下のマイクロジグを投げてみるところから始めてみましょう

。投げるのも苦手な場合、ただ足元に落とすだけでもOK。むしろ、足元に落とすだけの方が釣れる可能性が高いことも多く、難しく考えないことが、最も大事かもしれません。

遠くに飛ばしたい、もっと快適に、もっと釣りたい、とステップアップを目指す方は、是非ソルティースタイルなどの専用ロッドや、ソルト用のベイトフィネスロッドを使用してみてください。さらに楽しく、釣果も上がること間違いないですよ!

マイクロショアジギング専用ロッドのロングロッドで遠投重視か!?
ベイトフィネスのマイクロショアジギングで手返し重視か!?
あなたならどっち?

ソルティースタイルのマイクロショアジギングの製品ページはこちら

製品名 継数 全長(ft/cm) 仕舞 自重(g) ルアー PE(号) ライン(lb) パワー テーパー 本体価格
SMJS-862UL-KR 2 8’6″/259.1 133cm 115 0.8-15g 0.3~0.8 ~14 UL(ウルトラライト) ファースト ¥17,000
SMJS-962UL-KR 2 9’6″/289.6 148cm 136 .8-15g 0.3~0.8 ~14 UL(ウルトラライト) ファースト ¥17,500

Salty Style Baitfinesse Custom(ソルティースタイル ベイトフィネスカスタム)

■コスパ重視のソルティースタイルのベイトフィネスの製品ページはこちら

製品名 継数 全長(ft/cm) 仕舞 自重 先径/元径 ルアー ライン(lb) パワー テーパー 製法 使用材料 本体価格
STBC-6102ULT-KR 2 6’10″/2.08 107cm 104g 1.1/10.4mm 1.5-10g 5~12Lb UL ファースト チューブラ カーボン97%,グラス3% ¥16,500
STBC-702ULS-KR 2 7’0″/2.13 110cm 104g 0.8/11.1mm 1.5-12g 5~10Lb UL ファースト ソリッドティップ カーボン84%,グラス16% ¥16,500
STBC-732MLS-KR 2 7’3″/2.21 113.5cm 106g 1.0/11.5mm 2-18g 6~14Lb ML ファースト ソリッドティップ カーボン97%,グラス3% ¥17,000
STBC-792LT-KR 2 7’9″/2.36 121cm 114g 1.0/11.8mm 2-18g 6~12Lb L ファースト チューブラ カーボン89%,グラス11% ¥17,000

 

■マイクロショアジギングタックル(スピニング)

ロッド:Abu Garcia SaltyStyle MicroShoreJigging SMJS-862UL-KR、SMJS-962UL-KR
リール:Abu Garcia Revo MGXtreme1000S
ライン:Berkley スーパーファイヤーライン0.5号
リーダー:バニッシュレボリューション6lb
ルアー:Abu Garcia マイクロジグフラット3~7g、Abu Garcia マイクロジグスリム1~5g

 

■トモ清水使用ベイトフィネスタックル(お手軽派)

ロッド:Abu Garcia SaltyStyle Baitfinesse STBC-792LT-KR
リール:Abu Garcia ロキサーニBF8
ライン:バニッシュレボリューション7lb
ルアー:Abu Garcia マイクロジグフラット3~7g、Abu Garcia マイクロジグスリム1~5g

 

■トモ清水使用ベイトフィネスタックル(本格派)

ロッド:Abu Garcia Eradicator Baitfinesse EBTC-70LT-ST、もしくはEBTC-79LT
リール:Abu Garcia REVO ULTRACAST BF8(レボ ウルトラキャスト BF8)
ライン:Super FireLineカラード 0.8号 (ウルトラキャストでもOK)
ショックリーダー:バニッシュレボリューション10lb
ルアー:Abu Garcia マイクロジグフラット3~7g、Abu Garcia マイクロジグスリム1~5g

 

NEWソルティーステージKR-X Prototypeのマイクロショアジギング専用ロッド4機種を開発中! 発売は2021年11月頃予定

こちらはさらに現在考えうるテクノロジーを採用し、最新化されたNEWソルティーステージKR-X Prototypeのマイクロショアジギング専用ロッド。発売は2021年11月頃予定とまだまだ先ですが、ただ今4機種を開発中!

接近戦や手返し良さで強みがあるのがベイトフィネスによるマイクショアジギング。
同じマイクロショアジギングでもタックルの違いで、まったく異なるゲーム性を楽しむことが出来ます。

 

マイクロショアジギングの実釣動画も、ぜひチェックしてみてくださいね

マイクロショアジギング、ルアーニュースさんの動画はこちら

 

 

マイクロショアジギング、ピュアフィッシングTVの動画はこちら

 

 

 

 

以上、今回はマイクロショアジギングの前編ということでお伝えしていきました。

次回は後編ということで、引き続きマイクロショアジギングで狙えるレアの魚や、北は北海道、南は沖縄から小笠原、またアマゾンでの釣果の例をご紹介していきたいと思います!

トモ清水でした! See you next time!

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