春のホワイトモンスターを仕留めるには?
皆さん、こんにちは。デュエルの池内です。
今週も、アオリイカ情報はもちろんのこと、デュエル &ヨーヅリ、ゼスタなどの最新情報をお伝えしたいと思いますのでよろしくお願いします!
さて今週のイカ曜日は、念願のモンスター春アオリイカをゲットした時の様子を二週に渡りお届けしようと思います。
今回は春のモンスターアオリイカを日中(デイ)に仕留めたときの様子をお伝えいたします。
皆さんも念願であるデイでのホワイトモンスター!
この写真の白系のアオリイカの重量は2640g(エギ含む)になります。
このホワイトモンスターもタイミング、エリア、エギの特性などが上手く合わさった時に現れてくれました。
水温チェックをこまめに
まずタイミングについてですが、海上保安庁による「海洋速報&海流推測図」がインターネットより調べることができます。
自分がよく行くエリアの水温変化などを毎日のように見て、どの水温になればイカが荒喰いしてきたのかを毎年調べる必要がありますね。
地域によってどの水温域で食ってくるかが違いますので自分のエリアは自分でチェック入れることをお勧めします。
こんな条件が狙い所
次にエリアについてですが、一般的にこの時期は藻の生えている通称「藻場」っていわれますが、近年水温上昇により藻場が年々減っている傾向が見受けられます。
やはり、藻の生えているところは絶対的な要素が全開なのですが、沖から入ってくるアオリイカは、ただ茫然とどこからともなく入ってくるのではなく、海のカケ上がりとなるブレイクに沿って回遊し浅場の藻場に入ってきます。
そして、その浅場でベイトとなる小魚を捕食して産卵までの体力をつけペアになるための相手を探すのです。
比較的オスのアオリイカは行動範囲が広いと思うのですが、メスは藻場絡みのエリアを好み居付くこともします。
もちろん、メスの個体でも行動範囲の広いものも居て、あっという間に何百メートルも違うエリアに行っていることもあります。
ですが、やはりブレイクに沿って移動することが多く、足を止める時も何か障害物があるようなところを好みます。
それは、自分の身を守れることのできる場所になるんですね。
大きく育ったアオリイカは、小さい時のように俊敏には動くことはできないために、大型の魚から身を守れるところを選ぶんでしょうね。
そのことから、エギもビシバシ動くタイプよりもできるだけ同じところに置いてこられるタイプのez-Q キャスト喰わせ(パタパタくん)や喰わせラトル、ダートマスターを使って二、三回軽くアクションして同じところでアピールするように誘ってあげます。
大型のアオリイカに食べやすくしてあげるんですね。
アオリイカは、群れで行動していますのでバシバシしゃくって動かすと、群れの中でも比較的に小さい個体から食ってきます。
少しでも大きな個体を狙うなら、同じ位置近くをアピールだけして食わせの間を作ってあげるようにしてあげましょう。
最初に言った三つの要素、タイミング、エリア、エギの要素が上手く合わされば誰にでもモンスターのヒットチャンスはあるってことです。
アオリイカの行動パターンがわかれば釣れたも同然ですよ!
皆さんも安全装備は勿論、安全釣行でモンスターに挑戦してみてくださいね。
来週は、同じ日の夕マヅメにゲットした2850gのアオリイカを釣った時の様子をお伝えしますね。
では、また来週のイカ曜日もお楽しみにね〜!!