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今江克隆のルアーニュースクラブR「1年ぶりに開幕!TOP50遠賀川戦の詳細と使用ルアー&パターンを紹介」の巻 第1045回

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR

TOP50再開!

コロナ禍による1年間のサスペンデッド(延期)を経て、ついにTOP50の2021年シリーズが、福岡県遠賀川にて再び開幕、3日間にわたる激戦を経て無事閉幕を向かえた。

コロナ対策によってフリープラ制が採用された今大会、実に24日間にもわたる練習をした選手を筆頭に、多くの若手プロが2週間近い練習をこなしての参戦となった。それだけTOP50再開への意気込みを感じる開幕戦だった。

再開されたTOP50は、昨年の開催中止によってTOP50選手の入れ替えがなく、60名の参加選手となったことで2人に1人が予選落ちする実に厳しいシリーズとなった。

そして同時に1年間の休止により選手のボート装備が驚くほどに充実していたことが印象的だった。

ガーミンを筆頭とするライブスコープ、ハミン(バード)360の前後装備はもはや標準装備。

魚探の合計価格だけで200万円オーバー、バスボート1台が買えるほどの高額装備艇がズラリと並び、さらにはミンコタ1強だったスポットロックエレキも、ガーミン、ゴーストと最新鋭エレキがもはや珍しくもなく、会場はまるで最先端ボート装備の展示会状態。

1年間掛けて準備してきた選手のTOP50への本気度が一目で分かる開幕戦となった。

1年間の準備期間は選手の電子機器装備を究極まで高めていた。遠賀川程度、4日間もあれば完璧に丸裸になる

当然だが私もその一人であり、2018年、2019年と絶不調続きだった反省点は、この3年(実質2年)は明らかに試合に対する集中力とモチベーションを決定的に欠いていたことだ。

理由は色々あるが、幸か不幸かコロナ禍の1年はあらゆる面でその建て直しに掛ける時間を与えてくれた。

私にとってTOP50再開への最も重要な準備は、装備やタックル以上に「試合に集中できる環境」をもう一度整えることだった。

そしてそれは今、確実に成功しつつあると思う。

今年の新艇レンジャーZ521Lは、過去最高のデザインとパフォーマンスに仕上がった。それだけに恥ずかしい結果では終われなかった

今試合もそのメンタルの復活が、何度も心折れそうなミスを犯しながらもネバリ抜き、AOYレース参戦最初の関門をシングル入賞(総合8位)でクリアできた最大の要因だと思う。

その開幕戦3日間の軌跡を今週は報告しよう。

久々にみる壮観なスタート風景。36年間見慣れた風景だが、今年は緊張のレベルが違った

練習での感触……手応えと不安材料

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