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【外飯絶品グルメ】「めばるのアクアパッツア」の作り方にも注目!レオン加来匠が誰もが楽しめる「釣りキャン」を紹介

連載:加来 匠レオン「ライトゲームマニア」
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キャンプと釣りの両方を楽しむ。

僕の一番好きな釣行スタイルです。キャンプですから、当然のこと野外泊かつ野外食事(料理)ということになるわけで、僕はこの「野外料理」が最も楽しい。

同じ食材を同じ調理で作っても、何故か自宅で作るよりずっと美味しくなるという「外飯マジック」が堪りません。

と言う事で今回は某誌のロケのついでに、この釣りキャンをやってやろうとあえて民宿も無い離島へ行ってきました^^

レオン 加来 匠(Kaku Takumi) プロフィール

加来匠(かく たくみ) 中国&四国エリアをホームグラウンドとし、メバルやアジ、根魚全般の釣りを得意とする生粋のソルトライトリガー。レオンというのはネットでのハンドルネームとして使い始めたが、いつの間にか、ニックネームとして定着。ワインドダートやSWベイトフィネスなどを世に広めた張本人、新たなスタイルを常に模索中! 「大人の遊びを追求するフィッシングギアを提供する」ことを目的としたプライベートプロダクション「インクスレーベル」代表もつとめる。

 

許可をシッカリ取れば気軽に楽しめる「釣りキャン」

まず、釣りキャンプの際の注意事項ですが、海辺や漁港や小さな離島にはキャンプ施設はほとんどありません。

それに漁港はたいてい職漁のための施設であり、山と違って地域住民の住宅との距離もあまり取れません。

こういった場所でテントを設営したりバーナーを使って料理をしたりする場合は必ず地域の公的な所轄へ許可を求め、適切な場所を紹介して貰う必要があります。

勝手に適当な場所でやるのは軽く法律や行政ルールの違反になりますし、なによりトラブルの元ですので必ず許可を得る必要があります。

こう書くと「大変なんだな」と思われるでしょうが、僕の場合は行く前にその離島の所轄役場(しょかつやくば)へ電話し、区長さん(集落の長)などを紹介して貰います。

そこに電話してお願いしたり、テントを張らずに車中泊などをする場合も駐在所があれば警察官に聞いて適切な場所を紹介して貰っています。

 

思っているほどの手間ではなく、やってみれば簡単なことです。安心して楽しく遊ぶためには面倒がらずにシッカリお願いしましょう。

そうすると案外「〇〇はアジが沢山釣れるよ」などの有力情報まで教えてくださったり、名産のイチジクやヒジキまでくださったりなんてこともあるのですよ(笑)。

 

外飯のオススメグルメ! 「めばるのアクアパッツア」の作り方

ということで今回作った外飯「めばるのアクアパッツア」の紹介です。

残念ながら作るのと食べるのに忙しく写真は一点しかありませんが、外飯の経験も多いロケ編集者さんも驚く旨さでした。

 

レシピ

今回用意した材料:20cm程度のメバル2匹、サフラン、生ニンニク2粒、オリーブオイル、マッシュルーム5個、プチトマト5個、生バジル、赤唐辛子一本、白ワイン(100mlの小瓶)、アサリ1パック

 

手順

①ウロコと内臓を取ったメバルにクレイジーソルトを振っておく

②コーヒーカップなどに半分ほど水を入れてサフランを戻しておく

③大さじ一杯のオリーブオイルを鍋(フライパンなど)に入れ、みじん切りしたニンニクと赤唐辛子を弱火で炒める

④ニンニクの香りが立ったところでメバルを入れ、中火で両面に焦げ目を付ける

⑤4分の1にスライスしたマッシュルームとプチトマトを入れて軽く炒め、白ワインを入れて一分ほど煮立たせる

⑥アサリを投入し、サフランを水ごと入れ、蓋をして弱火で煮る

⑦アサリが開いたら味見をして塩が足りないなら足し、オリーブオイルを回りから追加かけする

⑧その後10分ほど煮たら魚に火が通ってでき上がるので、仕上げにバジル葉を手で適当にちぎって入れ、蓋をして30秒ほど蒸してでき上がり

 

釣りキャンであるとグッド! クレイジーソルトとドリップバッグ

釣りキャンの場合、クレイジーソルトは便利です。

岩塩に数種のハーブや香辛料が入っているので、肉でも魚でもコレを振って焼くだけでも惜しく食べられますよ^^

で、朝はコーヒーを淹れてクルミパンを焼いた朝食を頂く。シンプルだけど旨し。今回は材料を買うために立ち寄ったスーパーで一番高いドリップバッグ「片岡物産モンカフェ・ブルーマウンテン(10袋900円)」を買ってみたのですが、これがまた中々素晴らしかった。

 

余裕があるときは豆を持って行き、現場で挽いて淹れるのですが、ドリップバッグでこれだけ美味しければ次からはもうコレですな(笑)。

 

その他の注意事項・釣りキャンの心得

ルールを守ってすれば有意義な時間を過ごすことができる「釣りキャン」。楽しくしていただけるように、注意事項や心得を伝えておきます。

 

釣りキャンの心得と注意事項

・漁師さんの就寝時間は夜7〜9時と早いので音や声に注意する

・民家が遠くても港では声が響くので大きな声や笑い声を立てない

・同じ理由で暖を取るためなど車のエンジンを掛けっぱなしにしない。寝袋などを必ず持参する

・ゴミは絶対に捨てない。食器類は洗わずにアルコール除菌シートなどで拭いて、ゴミは全て持ち帰る

・誰に会っても必ずこちらから先に挨拶をする。相手に先に挨拶させるようでは失格

・「こんにちは。遊ばせて貰っています。よろしくお願いします」

・帰る際にも必ず「ありがとうございました」と挨拶をする

・可能な限り民宿やお店など島の施設を利用し、お金を落として帰る

・以上、いつでも安心して楽しく遊ぶための必須項目です

 

最近お気に入りアイテムとNEWプロトロッドを紹介!

最後、「釣りキャン」とは別に最近お気に入りのキャップと、来年辺りに登場を予定しているNEWプロトロッドも紹介しておきます。ルアーニュースのインスタグラムに動画がアップされていますので、チェックしていただければと思います。

 

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