ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

【フリークセット超解説・前編】ヒラメ・シーバス・タチウオ・青物が狙えるNEWルアー開発秘話&特殊フックシステム「クレンアシスト」について

寄稿:滑谷 徹

滑谷 徹(Toru Naberidani) プロフィール

1998年生まれ、岐阜県出身。現在静岡県に在住する若手マルチアングラー。幼少期から渓流や本流トラウトに親しむ。静岡に進学後(卒業研究ではヒラメの胃内容物について研究)、SWフィッシングを本格的に開始。現在ジャクソンスタッフ。

みなさん、こんにちは! Jacksonのなべちゃんこと滑谷徹です。
今回は2021年ジャクソンから登場する「フリークセット」に関するお話しをさせていただきたいのですが、このフリークセットは、ヒラメ・シーバス・タチウオ・青物を狙うための特殊ルアーとして私自身、開発に深くかかわらせていただき、多くのギミックを詰め込んでいることもあって、お伝えしたいことが山盛りあります!

というわけで、今回の記事と次回の記事の2回に分けてご説明させて頂きます!

フリークセット8g  12g 15g【ジャクソン】

2021年晩夏~秋登場予定

 

まずは、どんな いきさつで開発が始まったのか? について!

フリークセッは私がジャクソンに入社する以前の2019年秋に発案させていただき開発がスタート

「フリークセット」は私がジャクソンに入社する以前の2019年秋に発案させていただき開発がスタートしました!

開発コンセプトは「可変式プレートによる水圧抵抗の増加により浮上しやすく、プレートによってフォール速度をスローに低下されられるジグヘッド」というモノで、初期プロトはサーキットボートと割ビシを自作で加工した物からスタートしました(笑)。

その後、十数段階に及ぶ加工調整と実釣テストを終え、現在の形状へと決定致しました。(カラー等は未だにプロトタイプのため変更する可能性があります)。
(*画像はサンプルの一部になります。)

 

プレートアイとヘッドアイという2モードで攻めることができる、特殊なルアー

ちなみに、どんなアイテムなのか? というと…。構造的には金属プレートが装着された特殊ヘッドにワームがコンボされたアイテムで、一見、チャター? と思われるかもしれませんが、実は全く別モノのルアーなんです。

というのもプレートアイとヘッドアイという2モードで攻めることができる、特殊なルアーになっています。

 

プレートアイとヘッドアイの2モード? どういうこと? とイメージし難い方も多いと思います。
「百聞は一見に如かず」ということで、それぞれのモードでのスイム動画を撮影いたしましたので。動画をまずご覧下さい!

ヘッドアイモード・・・スイム動画

 

この投稿をInstagramで見る

 

LureNews(@lurenews)がシェアした投稿

ヘッドアイモードでは頭部後方のプレート部分が左右にチラチラ揺れてフラッシングします。その際にプレートがかすかにヘッド部分に当たることでクラック音を発生。

プレートによって攪拌された水流がピンテール部分と共振し、絶妙なピクピクアクションを発生させフラッシング、クラック音と共にフィッシュイーター捕食本能を強烈に刺激します。

 

プレートアイモード・・・スイム動画

 

この投稿をInstagramで見る

 

LureNews(@lurenews)がシェアした投稿

プレートアイモードでは、水深が遠浅なサーフや表層を探りたい場合に有効。

チャターベイトのようなブルブルとした動きとは全く異なり、プレートに水圧が加わることによって浮上しながらシンペンのようヨタヨタとウォブリングします。

このウォブリングアクションは引き抵抗を増加させ、ストレートタイプのワームでも使用感を高める事に成功しました。
カーブフォールの際はプレートが抵抗になり一般的なジグヘッドよりもスローなフオールを演出できます。

 

製品テストでは通常タイプのジグヘッドを圧倒する集魚力、同重量のジグヘッドよりも明確な潮流感知能力、ボトムからの浮き上がりの良さに驚きました。

皆様の釣行されているエリアの特徴に合わせて「ヘッドアイ」と「プレートアイ」の2モードを使い分けてご使用頂ければと思います。

実釣テストではヒラメ、シーバスはもちろんタチウオ、マゴチ、青物、クロダイなど様々な魚をキャッチ

実釣テストではヒラメ、シーバスはもちろんタチウオ、マゴチ、青物、クロダイなど様々な魚をフリークセットでキャッチさせていただいております!

 

現在は「釣りジャック」の動画内でも登場し、ヒラメ、マダイなど釣果を重ねている段階で今後も好釣果が期待されております♪

釣りジャック・ヒラメ動画
ヒラメフィネスという釣り方。無反応の海からでも1枚ひねり出すワーム

 

釣りジャック・マダイ動画
真昼間に大物が!?横風の時の攻略法

 

 

フル回転・追従、バレ難いフックシステム「クレンアシスト」を標準装備

さてフリークセットのパーツで、ぜひ注目していただきたいモノがあります! それは標準搭載のフックシステム「クレンアシスト」なんです!

このフックシステムで使用しているのが三連結式のスイベル!

これがワームのネジレやクネリに追従・同調しバイトした際も突っかかることなくスムーズに魚の口内へとトレブルフックを運んでくれます。

フッキングはほとんどがターゲットの口内で決まり、魚の眼球やエラ、心臓などを傷つけることなくキャッチ出来ます。

フッキング後はワーム本体からトレブルフックが分離しワームの破損・損傷を減らすと同時にクレンが可動・回転し暴れる魚体に対して柔軟に追従します。

「バイト→フッキング→ファイト→リリース」といった一連の動作すべても快適に行えるよう、あらゆる面をイチから検証しクレンアシストを搭載させていただきました。

最近の検証テストでは「フリークセット」に付属する4インチのフリークワームに対して、20センチ前後のメバルがバイトするも、ほとんどが口内にトレブルを納め確実にフッキングに持ちこめました!

このクレンアシストですが、セッティングの際もワームが真っすぐになるようにトレブルフックをチョン掛けすることを意識してセットしてください。

少しでも曲がった状態のまま使用しているとバイト数が激減するのでご注意ください。

なお、「クレンアシスト」はヒラメ、シーバス、タチウオ、小型回遊魚などなど、、どんな魚種にも対応できるフックシステムとなっております!

画像のように自作する事も出来ますのでオリジナルのカスタマイズで「クレンアシスト」を是非お試しください!

以上、今回はフリークセットの概要と、フックシステム「クレン」についてご紹介させて頂きました。

 

次回はフリークセット独自のキーパー構造である「クロスロックボーンシステム」、そしてフリークセットに付属する「フリークワーム」などについてお話させて頂こうと考えています。

長々とした文章になってしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。それではみなさま良い魚、良い春を!!

 

 

(参考タックルデータ)

ロッド:JACKSONサーフトライブ9102L

リール:DAIWA ルビアスエアリティFC LT2500S

ライン:KUREHAシーガーX8 0.6号

リーダー:KUREHAシーガーフロロショックリーダー3.5号

ルアー:JACKSONフリークセット8g、12g、15g等