名古屋港周辺をホームにほぼ毎日湾岸パトロールをしている’’いそにぃ’’こと磯村です。
今回は最近、オカッパリでロックフィッシュやシーバスからの反応がかなりイイダート系プラグ『ダートマジック』の使い方について紹介させていただきます。
昔から湾奥ではワームを用いたダートアクションで誘う釣りはシーバスやメバル等を狙うときに効果的なアクションとして知られています。
ロッドを上下に動かしてルアーに掛かる水の抵抗を利用して水中で跳ねるように動かすアクションなんですが、このアクションをハードルアーで簡単に演出することができるのが『ダートマジック』というルアーなんです。」
ダートマジック【ジャクソン】
ダートマジックのサイズバリエーションは4.3㎝で3gと5㎝で5gの2種類あります。ちなみに、エリアトラウト用でかなり人気を集めているダートマジックエリアも発売されています!
ジャクソン公式ダートマジック詳細ページはこちら
Size | Weight | Type | Range | Hook | Quantity | Price |
4.3cm | 3g | Sinking | – | ST-26TN#14 | 1 | ¥1050 |
5cm | 5g | Sinking | – | ST-26TN#12 | 1 | ¥1050 |
ダートマジックを見てもらえば、すぐに分かると思いますが、シルエットは従来あるような魚の形や真っ直ぐな形をしていません。実は先端付近が折れ曲がっています。
この折れ曲がっている箇所に水の抵抗を受け、左右に跳ねるようなアクションが生まれます。
カラーはクリア系が充実! グローやケイムラなどもあって全8色アリ!
ダートマジックの具体的な誘い方
実際、どんな感じで現場で使っているのか? というと…。
まずキャストして着水したら任意のレンジまで落とし、ロッドを立てて上下に動かします。ボトムまで落とした方が探るレンジの幅が広がりますが、着底した時に根掛かりするリスクもありますので、その辺りには気をつけてください。
ちなみにロッドの振り幅や強さなど、ロッドワークによってダート幅も変わります。ロッドを大きく動かせば大きなダートをしますし、小さく小刻みに動かせば小さいダートをします。
個人的には小さいダートアクションの方が魚からは見つけやすく捕食しやすいと考えているので小刻みなアクションを多用しています。
そんな感じで、ロッドを立てて動かす「縦の動き」からのダートが基本となります。逆に足元から水面までの高さに余裕があれば、ロッドを下向きにして動かす事により浮き上がりが抑えられ、横の動きが強くなります。この方法はボトム付近や表層付近で使う事が多いです。
実はスローなタダ巻きも、効くことが多いんです
あと、ここまでの解説では「ダート」をメインに推しているのに、実はダートさせずにバイトさせる方法もあります。
それはルアーウェイトが軽いからこそ成立するメソッド、スローなタダ巻きです。このメソッドは流れを利用したパターンになりますが、ある意味、最強なメソッドかもしれません。
この誘いのキーとなるのはレンジをキープするために、ロッドを立ててスローリトリーブすること。ルアーのサイズから判断すると、魚からは小さいバチやマイクロベイトに見えるのではないでしょうか?
以上が、私が現場で実践しているダートマジックの使い方です!
ダートマジックは動かして良し! 動かさずに使用しても良し! のマルチな使い方ができるルアーです。みなさんも色々なアクションで試してみてください!