ワカサギが産卵シーズンを迎え、接岸してくる時期になりました。
産卵を終えたワカサギは衰弱して表層に浮き上がることから、「表層ワカサギパターン」とも呼ばれワカサギレイクを中心に大きく盛り上がります。
現在では各メーカーから表層ワカサギパターンを狙ったルアーが多数登場するなど、春のバスを狙うえで欠かすことのできないアイテムとなっています。
今回はそんななかでも相模湖での話題を呼んでるティムコの「トラファルガー7・5」の表層攻略についてご紹介していきます!
仕掛けて獲るI字系!トラファルガー
現在、ティムコでは表層系のルアーとしてトラファルガーはじめ、デルゼシリーズなど個性豊かなモデルが展開されています。
なかでもこのトラファルガーのポイントは「仕掛けて獲るI字系」をコンセプトにした、他のモデルにはない武器が備わっています。
表層系・I字系というとリアルなシルエットを武器にナチュラルな動きでバスを誘って喰わせるタイプが主流です。
しかし、近年ではバスの適応力も高くなり、表層でのI字系の動きに反応するも見切ってしまう、口を使わないなど徐々に反応が悪くなっている場面に遭遇します。
こうしたI字系だけの動きでは誘いきれないときに、このトラファルガーが活躍します!
動画でも分かるように、このトラファルガーはI字状態でもシェイクしたときにきっちりとアクションしてくれます。
ロールが強いアクションはフラッシング効果も非常に高く、視覚的なアピールが効いてきます!
クリアウォーターのタフフィールドになればなるほど、その効果を発揮!
テールにはデルゼF(フローティング)と同様に「TMCモルフォファイバー」が採用されています。
「TMCモルフォファイバー」は世界一美しい蝶、モルフォ蝶の発色原理を応用して作られた特殊繊維。
屈折率の違う成分が幾十にも織り成して形成されているこの繊維は、光が当たると淡い自然な輝きを放ち、バスに最後まで見切られることなくバイトに持ちこむことが可能です。
また、ロールアクションに併せて瀕死のワカサギが発する微弱な波動も再現できるなど、よりバイトを誘発する設計になっています。
トラファルガー7のアイの使い分け
トラファルガー7のサイズではアイがフロントとリアの2ヵ所に設置されています。
フロントアイでは飛距離が安定して出しやすく、浮かべたときにやや前傾姿勢になりやすく、スイム時にはやや潜るようになります。
浮かせたままでは反応しないときに、少し潜らせてから浮かせて誘うといったアプローチにオススメのポジションです。
またステイ後の、一瞬のロールでバスにスイッチを入れ、バイトさせるといった仕掛けアクションも非常に優秀です。
もう一つのリアポジションはシェイクによるロールを最大限に引き出すセッティングになります。
水面直下で移動距離を押さえ、延々とロールさせたいときにこのポジションは最適!
ワームなどで表層を誘う場合、シェイクしたときの移動距離が大きく発生してしまいがちですが、ハードルアーの場合は重心がボディ下に設置されているため、移動距離がコンパクトになります。
そうしたハードルアーのメリットを最大限に活かせるのがこのリアポジションでの表層ピクピクアクションになります。
また、ややレンジを下げながらルアーをコントロールしやすいのもこのリアポジションのメリットです。
表層ピクピクの大本命!トラファルガー5
トラファルガー5はアクションの要である浮力を確保するため、トラファルガー7の特徴でもあったツインアイは排除されています。
そのため、ビッグフィッシュにも負けない#10サイズのフックを搭載することが可能になっています。
ここで注目がスイベル(スナップリング)にラインを取り付ける新たな表層ピクピクアクション。
通常ではバラシ防止に役立つスイベルですが、実は水面ピクピクで使うときも重要な役割があります。
スイベルがあることで左右どちらでも引かれる力が安定するため、動きが左右両方で均一になりフックポジションが安定し、ミスフッキングが起こりにくくなります!
トラファルガー5にはスイベルほ通常バラシ防止に役立っています
実は水面ピクピクで使うときも重要な役割があります
スイベルがあると、左右どちらでも引かれる力が安定するため、動きが左右ともに均一に
フックポジションが安定するため、ミスフッキングが起こりにくくなります! pic.twitter.com/TWnnlv5v39
— ティムコ バスフィッシング (@tiemco_bass) March 13, 2021
トラファルガー7やトラファルガー5
使い方は放置・ピクピク等々
よく、近づいて見切ってしまうときがあります
そんな時は【逃がし】のテクニック!
迷ったバスにスイッチを入れるテクニック
ただし最終的にはバス一匹一匹の性格次第。アクションに関しては、【嫌がることはしない】ことが大切です pic.twitter.com/tpNoS8FNNN
— ティムコ バスフィッシング (@tiemco_bass) March 10, 2021
トラファルガーのスペックと推奨タックル
レングス:70mm
ウエイト:4g class
タイプ:Floating
【推奨タックル】
ロッド:6’2″~7’2″程度のL~MLアクションのロッド
ライン:4~5lb.ライン・0.3~0.6号程度のPEライン
※PEラインにフロロの4~5lb.のリーダーを1m程度装着するのがベストなセッティングです。
ティムコ公式トラファルガー7詳細ページはこちら
レングス:55mm
ウエイト:2.5g class
タイプ:Floating
【推奨タックル】
ロッド:6’2″~7’2″程度のUL~MLアクションのロッド
ライン:4~5lb.ライン・0.3~0.6号程度のPEライン
※PEラインにフロロの4~5lb.のリーダーを1m程度装着するのがベストなセッティングです。
ティムコ公式トラファルガー5詳細ページはこちら