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ラグゼのティップランエギングロッド「EGTR X」に「M+」という絶妙なアクションの2機種が追加

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ラグゼのティップランエギングロッド、「ラグゼ EGTR X」に新機種が追加されます。

「ラグゼ EGTR X」といえば絶対的感度とエギのステイ姿勢安定を追求したロッド。

まず追加機種を紹介すると「S510M+-solid」と「S65M+-solid」の2機種!

いずれもスピニングで、元々ラグゼEGTR Xのスピニングロッドのラインナップには…

・5’10″のMLとM
・6’5″のMLとM
・6’10″のML

がラインナップされていました。ちなみにベイトモデルは6’5″のMLとMがあり。

レングスとしては510、65、610。そしてパワーとしてはMLとMがあったわけなのです。

「M+」のパワーの特性

そこに今回追加される2機種の「M+」。

この「M+」とはMパワーのティップセクションを残しつつ、バットパワーがMHに近い性能の設計です。

全体に強めてしまうとエギの姿勢安定とバイトを感じる繊細さが損なわれる。

しかしながらティンプランエギングの広がりとともに、深場や急流などタフなコンディションにおけるエギの操作、フッキング時のパワーを求められることも少なくありません。

そこで追加されたのが510と65のM+というわけなのです。

エギの安定と徹底した感度の追求

冒頭で述べたように、「ラグゼ EGTR X」はエギの姿勢安定と絶対的感度を求めたロッド。

ティップランエギングでは、基本的にジャーク(シャクリ)後にピタリとアクションを止めてエギが安定している時にイカが抱いてきます。

船の揺れなど、どうしてもアングラーでは対応しきれないエギの上下動などを極限まで抑える設計。

ブランクスにはトレカT1100Gを採用し、大型とのファイトも不安なし!

微細なアタリも感知できる極細センサーティップ搭載

また、重要なポイントが感度抜群の極細センサーティップ!

アオリイカのチェイスや微細なアタリを感知してくれる設計が、絶対的感度のキーとなる部分。

穂先の先径が0.7mmもしくは0.8mmに設計され、前作のEGTRの先径0.9mmに比べ、さらに細く繊細に仕上げられています。

ガイドはチタンフレーム・トルザイトリングガイド(トップのみSiC)、反響感度を得られる中空構造のグリップ「リザウンドグリップ」など、感度向上につながるパーツにもコダワリがあります。

「S510M+-solid」のスペック

標準全長(cm/ft) 希望本体価格(円) 標準自重(g) 仕舞寸法(cm) パワー 使用材料(%) 継数(本) ルアーウエイト(g) 適合ライン(PE/号) 先径(mm)
178(5’10”) 46,500 73 93.5 M+ C99.9 G0.1 2 40~120 0.3~1 0.8

繊細さ、エギの姿勢安定性を重視しながらもバットパワーを備えたモデルです。

 

5’10″というショート設計のため、テクニカルな攻めを好むアングラーに向けたゲーム性重視のモデルです。

繊細さと安定性を活かしながら、積極的に掛けていきたい、そんなアングラーにオススメのロッドになっています。

「S65M+-solid」のスペック

標準全長(cm/ft) 希望本体価格(円) 標準自重(g) 仕舞寸法(cm) パワー 使用材料(%) 継数(本) ルアーウエイト(g) 適合ライン(PE/号) 先径(mm)
196(6’5″) 47,500 77 102.5 M+ C99.9 G0.1 2 40~120 0.3~1 0.8

積極的に掛けていく「S510M+-solid」とは異なり、さらにエギの安定を追求したモデルです。

「M+」でタフフィールドにも対応できる懐の深さに加え、下段、中段の構えからストロークの大きいアワセができるなど、確実にイカを獲りにいく仕様になっています。

シリーズ設計開発の梶本拓プロによる実釣解説動画はこちら

ラグゼ公式ラグゼ EGTRX詳細ページはこちら

がまかつ(がまかつ)

1955年創業。大阪府大阪市に本社を置き、シンガポールに本店を置く。釣り竿、釣り針、ウェアなどをメインに製品を開発・製造・販売を行っており、ルアー部門では「ラグゼ シリーズ」が有名である。