徐々に季節が春に移行する季節、各地でバチ抜けの報告も聞かれるようになりました。
しかし、バチ抜けを狙う場合は潮の流れや月の満ち欠けなどを見なければならず、正直上級者以外にはなかなかハードルが高いところ。
今年は関東近辺の海水温度が高く、タイミングが読みにくくなっています。
そこで、提案するのはこの時期の狙い目のベイト、ヒイラギパターン!
港やサーフに生息するヒイラギは冬頃になると食べごろのサイズに成長し、シーバスやフラットフィッシュの格好のベイトとなります。
今回はそんなヒイラギパターンを狙うのに最適なエクリプスの「ゼクスライド90」を例に紹介していきます!
イワシやコノシロパターンと異なるヒイラギパターンのレンジ
産卵時期が夏のヒイラギは冬の時期になると3~5cmほどに成長し、大群を作ってサーフや河口エリア、港湾内まで侵入してきます。
ヒイラギはゴカイなどのボトムにつくエサを食べているためレンジもボトム近辺で、イワシやコノシロのように表層に浮いてくることは少なく、回遊のレンジが異なることが特徴です。
加えて大群をなして泳ぐのでシーバスはじめ、河口やサーフに生息するヒラメやマゴチなどのフラットフィッシュの格好のベイトとなります。
イワシやコノシロが入っていないときは、ボトム付近にヒイラギがついているケースも多くあるため、ボトム付近をスローに誘えるルアーチョイスがカギとなります!
ゼウスライド90の性能を活かしたディープレンジ攻略!
前述したように、ヒイラギパターンはボトム付近・ディープレンジの攻略がカギとなります。
このゼクスライド90は背中に設けたアイが浮き上がりを抑えるため、ディープレンジの攻略が非常に容易!
S字系スイミングを得意としたシンキングペンシルのため、リトリーブスピードによりアクションが変化します。
ミディアムでは振り幅の広いS字に、ファストだと細かいピッチでのS字になるため、より細かくアプローチすることが可能です。
また、このゼクスライド90はフォール中にユッタリとしたS字を描くので、よりリアルな動きで他のルアーにはないフォールアクションで誘うこともできます。
加えてダブルフックになっているので、根掛かり回避にも優れた仕様になっています。
Length:90mm
Weight:16g
Hook:GamakatsuDouble21#4
Price:¥1,700(税抜)
エクリプス公式ゼクスライド90詳細ページはこちら。
他のルアーとの使い分け
S字でのアクションが強いゼクスライド90ですが、反応がイマイチなときはテンションフォールとフリーフォールといった他のアクションで誘うのもオススメ!
緩いカーブフォールでシャローエリアに強い「シャロースライト90」やよりディープなエリアで強い「ヘビースライト95」、ヒラ打ちやダートアクションに強い微細動系バイブレーションの「スライトエッジ90」などローテーションに加えるとより確実にターゲットへアプローチできるようになります!
3月末くらいまで産卵後のシーバスがヒイラギを捕食するので、今回紹介したゼクスライド90はじめ、エクリプスのルアーで狙ってみてはいかがでしょう。