2021年釣り人気ランキング予測
こんにちは、トモ清水です。
この連載が始まって、早9年。あっという間ですが、これを読んで下さっている読者の方には、本当に感謝でございます。
マルチなスタイルで、ベイトフィネスをはじめ、バチコンなど新しいジャンルの釣りをご紹介させて頂きました。時期に合わせて釣れる魚種をマルチに楽しんでいる方が多いと思いますが、最近の商品開発もそういったニーズに合わせ、ベイトフィネス、クロスフィールド、トリプルコンセプトなど、マルチに楽しめるロッドを中心に開発しております。
時代にマッチした製品開発、お客様に手にとって頂けるような製品開発をしていきたいと思っております。その時代によってニーズは変化していくものですが、今年も時代にマッチした新しい事に挑戦し続けていきます。
今年2021年、どういった釣りに人気が集まるのでしょうか。ソルトは基本的に釣果の上がる釣り物に必然と人が集まり、人気が高まるので、釣れる魚種によると思いますが、ちょっと気になりますね。
こちらはあるデータなのですが、釣りには様々なジャンルがありますよね。渓流釣りや鮎、船釣りに磯釣り、フライフィッシングなど、日本の釣りには魅力ある釣りが多く存在します。
その中でもルアーフィッシングは圧倒的に人気が高いのが、このデータで分かると思います。
このルアーフィッシングには、バス釣りやトラウトのルアーも入っており、その中でも一番割合が高いのはソルトのルアー釣りです。バス:ソルトは3:7くらいの割合で、ソルトのルアーフィッシングが日本の釣りにおいて人口も多く、人気が最も高いジャンルとなります。
昨年はどんな釣りに一番多く出掛けましたか?2020年は全国的に青物の調子がよく、ショアジギングの釣果が目立ちました。
タコも好調で、やはりタコエギなどのスタイルは人気でした。サーフからのキャスティングも非常に人気が高く、混み合っているサーフもありましたね。
オフショアでは、イカメタルは依然として人気が高く、新しいジャンルとしてはスーパーライトジギングが注目された年でもありました。個人的には秋のアオリイカシーズンは、エギングで楽しめたので、今年も北陸遠征したいと思っています。
イカメタルはオフショアの中でも人気が高く、毎年夏の恒例フィッシングになっています。
夏の暑い日でもナイトフィッシングで快適です。
昨年は1月にアマゾンに行ってきたのですが、帰国直後にコロナが騒がしくなってきました。ギリギリの海外釣行だったのですが、今年も昨年に続き、コロナ禍では遠征はちょっと難しく、安近短な釣りが人気が出そうです。
気軽に身近に出来る釣りでの一番人気は、やはりアジングではないでしょうか。全国各地の港で釣れ、食べても美味しい、ゲーム性も非常に高いアジングは、まだまだ人気が高まりそうな気がします。
コロナが世界に広がる前に行けた昨年1月のガイアナ共和国アマゾン釣行。
怪魚用のロッドも開発していたのですが、残念ながら状況判断し発売は延期へ。
今年2021年の流行ランキング予測を勝手に自分なりにつけてみました。
今年2021年の流行ランキング予測
第1位 ショアジギング(ライト、スーパーライト、マイクロ含む)
第2位 アジング
第3位 サーフフィッシング
第4位 スーパーライトジギング
第5位 ベイトフィネス五目(アジ、メバル、ライトロックなど)
番外編 タコ、イカ、タチウオテンヤ
あくまで私見ですので、1つの参考程度に考えて頂ければと思います。
今年はコロナ禍というファクターを考慮に入れています。もちろん今年よく釣れる魚種によるのですが、比較的に誰にでもエントリーしやすく、釣りが簡単で、魚種問わず何かが釣れるジャンルに人気が高まるのでは、と予測しています。
まず第1位のショアジギングですが、もはやライト、スーパー、マイクロとかなり細分化されてきました。特に私が提唱しているマイクロショアジギングはシーズン問わず、どこでも気軽に出来るので、さらに人気が高まると予想しています。
5g以下のマイクロジグを落とすだけで、アジやメバル、カマスやカサゴなど、いろいろな魚が飛び出してきますので、これから釣りを始めたい人にもおすすめです。私はマイクロショアジギングで釣果ゼロというのは、今までで皆無です。
アブガルシア公式「マイクロジグフラット」詳細ページはこちら
アブガルシア公式「マイクロジグスリム」詳細ページこちら
2位のアジングは、引き続き人気のコンテンツ。
ステイホームには美味しい食材が必須。アジは手軽に釣れて、食材としては最高。まだまだ人気が高まるでしょう。
3位予測のサーフフィッシング。
サーフでの釣りは人気が高く、ヒラメ、青物、場所によってはオオニベといった夢のある大物も狙えます。
まだまだ新しいジャンルのスーパーライトジギングは、まだまだこれから人気が高まるという予測で、4位にしてみました。
こちらも旬の美味しい魚達がバラエティーに狙えるということで、人気ランキングの上位に入ってくるのではないでしょうか。ソルティーステージのロッドも昨年にスーパーライトジギング専用ロッドも追加発売され、在庫切れの人気アイテムとなっています。
5位のベイトフィネスですが、これは予測というより願望になります。
ベイトフィネスは、1つのタックルで何でもこなせるので、この時代に非常にマッチしたアイテムだと思います。ベイトフィネス五目的な感じでライトロックからアジング、メバルやマイクロジギングなど、何でも楽しんじゃいましょう!
もっともっとベイトフィネスの楽しさを知って頂きたいと切に願っています。
今年も船タコの当たり年になるのでしょうか。船タコやイカなどは、その年でムラになることが多く、これは釣果、沸き次第ということで、ランキング外としました。でも場合によっては上位にくる可能性を秘めたジャンルですね。
既存路線を進むのではなく、これからもまっさらな海を新規開拓、ブルーオーシャン戦略を基軸に企画、製品作りに挑んでいきたいと考えています。やっぱり新しい事にチャレンジするのはワクワクしますし、工夫し甲斐があり、大変だけども楽しさがあります。
ソルトのルアージャンルはメジャーになって半世紀も経っていません。ですのでまだまだ未開拓のジャンルでもあり、今後ますます伸びる可能性を秘めています。さらにはこれだけ海に囲まれた日本、非常に環境が整っていて、ショア、オフショア共に開拓されているのは極一部に過ぎません。
この釣り業界でソルトのルアーは伸びている数少ないジャンルですので、さらに開拓され伸びていくでしょう。その中でまた新しい提案を少しでも多く皆様に出来ていけたらなと思います。
これ以外にも全く新しいジャンルがひょっとして生まれるかもしれませんね。今年もソルトフィッシングを全員で盛り上げて行きましょう!!
トモ清水でした~!
See you soon!