ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

【使い分けが重要】冬の陸っぱりにオススメ!水野浩聡が「デラクー」と「ソウルシャッド」のボトム攻めを紹介

連載:水野浩聡のOne more fish
  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

こんにちは!

今週はシーズン一番の寒波がやってきて、地元東海地方では平野部でも雪が降るなど、一気に冬へと季節が変わってしまいました。

こうなるとフィールドの水温もグッと落ちるので、水中も一段階季節が進行して動けていた個体もボトムに張り付くような状態が起こりやすくなってきますね。

特に全体水深の浅いフィールドでは、ボトムのわずかな段差だったりオダや石にピタリと身を寄せたり、枯れたウィード周辺に潜り込んでいたりするなど。

いかにしてこのボトム付近の変化をキッチリ狙っていくか? が釣るための最善策である場所も多いかなと思います。

 

「デラクー」のボトム攻めで連発!

さて、今週はそんな浅いフィールドで「デラクー」(3/8oz)【ジャッカル】をタダ巻きで誘い、常にボトムにコンタクトさせながら巻くことによって、グッドサイズも含めて数を釣ることができていました。

ジャッカル公式「デラクー」詳細ページはこちら

 

 

水深で言うと1mもないような超激浅場所だったんですが、デラクーの最軽量モデルの1/4ozではなく、あえて3/8ozをセレクト。

とにかくきっちりボトムをコンタクトさせることを意識して巻いた結果、他のルアーなどもやってはみたものの、これだけに圧倒的に反応してくれました。

 

ブレードの振動を感じ取りながら巻くことが重要

巻いてる途中で、落ち葉や枯れたヒシモがフックに付いてきたりもするので、ロッドで煽りながらそれを切っていき、しっかりとデラクーのブレードのブルブル感を常に感じながら巻くことが重要です‼︎

これがうまくできないと、リトリーブの途中からルアーが正常に泳がない状態で手前までくることになってしまうので、都度しっかり堆積物を落としながら巻くようにしましょう。

 

同じくボトム攻めで「ソウルシャッド」を使用!

そして、その後はプレッシャーなどもかかってきて、ボトムを強く叩くものへの反応も鈍くなってきてしまったので、「ソウルシャッド58SR SP」を投入。

ジャッカル公式「ソウルシャッド58SR SP」詳細ページはこちら

 

キャストして潜らせて丁度ボトムに軽くコンタクトするモデルが、「ソウルシャッド58SR SP」。

これもまたボトムにしっかりリップを当てながらゆっくり巻きます。

 

デラクーよりも底を叩く強さが弱い

デラクーとの違いとしては、ルアー自体のアクションの強さや着底して底を叩く強さがソウルシャッドの方が弱いこと。

早く巻きすぎてしまうと、強くボトムをタッチしてしまうので、スローリトリーブで軽く当てながら巻いてくることがキモです。

 

同じボトム攻めでも、ルアーが違えば反応する個体も変わってきますし、より多くの魚を引っ張り出すことが可能なんですね!

これからの厳寒期は、このボトムのちょっとした変化をキッチリ攻めていくことが釣果にもダイレクトに繋がりますので、ルアーの特長などをしっかり把握した上で投入していただくと、効果的なローテーションができるかなと思います。

 

もちろん根掛かりしにくいTNシリーズなんかも、こういった釣りにはかなり向いているモデルなので、僕のBOXには必ず入っていて、今回もローテーションの一角を担っていました。

因みにデラクーを使用した時のタックルはこちら。

 

タックルデータ

ロッド:ポイズンアドレナ2610UL/M【シマノ/ジャッカル】

リール:ヴァンキッシュ2500SHG【シマノ】

ライン:PE0.8号

リーダー:フロロカーボンライン(12Lb)

 

でやってます!

軽めのメタルをしっかり飛ばして操作しながらも、フッキングの際にはしっかりフックアップできるこのロッドが最近のお気に入りです!

今年も残りわずかで寒い日々が続きますが、もし釣りに行かれるタイミングには、ボトムをどう攻めていくか? そんなところに着目してルアーローテーションしていってもらえればと思います。

 

WEB連載 水野浩聡のワンモアフィッシュは毎週  木曜日 配信!
過去の記事もぜひチェック!

過去の連載記事はこちらから、チェックしてみて下さい