こんにちはエバーグリーンフィールドスタッフの八田真宏です。
今年も残すところあと一ヵ月ほどになりました。時間が経つのがアっという間ですね。
さて、今回は私のホームグラウンド「亀山ダム」で効果抜群の「ラストエース140スイム」を使用したサイトフィッシングをご紹介したいと思います。
八田 真宏(Masahiro Yatsuda) プロフィール
さて「ラストエース140スイム」ですが、超リアルカラー&3Dフィン付き! リアル形状ボディのソフトスイムベイトです。
見た目から泳ぎまで本物の魚と間違えるくらいリアルで、めちゃくちゃ魚を寄せる力があるので、基本的な使い方は、キャストしてゆっくり巻くだけです。
全長は140mm・ウエイトは22g!価格は1400円税別
全長 | 自重 | 価格 | フックサイズ |
14.0cm | フック除く・約22g | 1,400円(税別) | 【EGトレブルマジック(フッ素コート)】#2 |
出典:YouTubeチャンネル「EverGreenFishing」
スイムベイトをボトムに放置するという裏技的な使い方が見えデカバスに効く
しかし、今回ご紹介する釣り方は、それとはまったく違います。
どういう使い方をするのか? というと…スイムベイトをボトムに放置するという裏技的な使い方なんです。
この攻めが、超ハイプレッシャーな亀山ダムの上流エリアのサイトフィッシングで実績があるんです。狙うエリアは各川筋のバックウォーター付近の水深2メートル以内のシャローレンジです。
亀山ダムの場合、上流エリアには真冬を除けば小バスからビッグバスまで様々なサイズのバスがいることが多く、バスを見つけること自体は難しくはないと思います。ですが、かなりのハイプレッシャーでスレている天才系バスが多く、口を使わせることは簡単ではありません。
では、どういうアプローチがイイのか? というと…。
まずフラフラと泳ぐ魚を見つけた時、すぐキャストするのは絶対にダメ。
キャストせず、その魚の状況やクセをじっくり観察することが大事になります。
次に、バスの回遊ルートを見つけ、そのルート上で、ルアーを隠せるような岩や木などのカバーがないか、探します。
そしてそんなトコロが見つかったら、そのスポットに届くギリギリまでボートポジションを離し、「ラストエース140スイム」をキャスト。着水後、巻かずにボトムまで沈めてそのまま放置します。この時、ラインまでしっかり沈めてください。
ラストエース140スイムはリアルプリントと3Dリアルフィンで見た目がリアルなだけでなく、ラインスルーシステムやフィンの影響もあってボトムで倒れにくく、立ったままの姿勢をキープしてくれます。そして、このボトムでの姿勢とリアルな見た目でバスを誘い続けてくれるんです。
バスとルアーの距離が1m以内に縮まったトコロで、ジャークを入れ慌てて逃げる魚を演出
回遊中のバスがカバー際のラストエース140スイムルアーを見つけると、気になって興味を持って寄ってきます。この段階では慌てずに「バスにはまったく気づいてませんよ~」という感じでルアーをじっと動かさず、エレキをできる限り踏まないようにしてガマンしてください。
そして……バスとルアーの距離が1メートル以内に詰まった瞬間が勝負。
「……!」バスに気づいて慌てて逃げる魚を演出するようにジャークを入れると……
逃げるものを追いたくなる習性からか、バスがたまらずバイトしてきます。
その際、スイムベイトのテールが良い感じで抵抗になり、水を動かしながらもジャークによる移動距離を抑えてくれるので、バスが逃げるルアーに追いつきやすくなるのもラストエース140スイムならでは!
14センチボディの存在感とリアルな見た目&姿勢で気づかせ寄せて、少ない移動距離で強く水を動かして口を使わせる……巻き以外でも使えるスイムベイトが、このラストエース140スイムです。
以上が、ラストエース140スイムのサイトフィッシングのやり方です。
最後にタックルとカラーについても少しご紹介しておきます。
ラストエース140スイムの使用タックル
ロッドはORION ムーンゲイザー69MH、ラインはバスザイルマジックハードRの14lbをメインに使用します。
モデル | 全長 | 継数 | 標準自重 | パワー | ルアー範囲 | ライン範囲 | 価格 |
OCSC-69MH ムーンゲイザー | 2.06m | 1 | 108g | ミディアムヘヴィ | 5~42g(3/16~1・1/2oz) | 10~25lb | 66,000円(税別) |
より遠投したい場合にはフェイズ・シャープシューター71M+、ラインはバスザイルマジックハード12lbを使用することもあります。
リールはノーマルギアのスティーズSV TWを使っています。
亀山ダム・ラストエース140スイム・オススメカラー!
ラストエース140スイムの亀山ダムオススメカラーですが、水質がクリアな時はワカサギ、オイカワ、アユ!
少し水が濁っていてルアーが見づらい場合には視認性を重視してスケルトンチャートがオススメです。
さて、今回ご紹介した亀山ダム上流域でのサイトフィッシング、12月いっぱいは水温が上昇するお昼の時間帯に効くタイミングがあると思いますので、ぜひ参考にしていただければウレシイです。