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冬のオカッパリ・シーバスゲーム!攻略の近道は「海のシーバスを狙うこと」

寄稿:木志 建太
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こんにちは。旬な魚を釣っている九州の木志 建太です。今回は冬のシーバスゲームについて書かせていただこうと思います。

木志 建太(Kenta Kishi ) プロフィール

北部九州をホームグラウンドにす! 魚種区別なく、色んな旬なSWターゲットの釣りを楽しむアングラー! 『釣果は足で稼げ』を合言葉にランガンスタイルでの釣りが好み。 ソルトゲームでのベイトタックルの釣りも大好物。鹿児島県出身、福岡県在住。

さて、僕的に1年で1番大きいシーバスが釣りやすい季節が秋だと思っています。というのも、この時期は大きなメインベイト、特にイナッコやコノシロが多く、それらが河川内に入ることと、産卵前の荒食いが重なるため、数・サイズ共に狙いやすくなる季節だからです。

そして地域差があると思いますが、私の地元・九州では10月後半から11月頭くらいまでがピークで、それから少しずつ河川からベイトが居なくなり、それと共にシーバスも海へ出ていきます。

さて、そんな流れもあって、昔は冬はシーバスが釣りにくい季節だと思い込んでいましたが、実際はそうでもなく、冬は意外と大型シーバスを狙える季節でもあります!

ではハイシーズンが終えたあとの12月以降からはどうやってシーバスを釣っていけばいいのか⁇

ここからは、そんな冬のシーバス攻略法について、僕なりに解説していこうと思います。

冬のシーバス攻略法は、ズバリ『海のシーバスを狙おう!!』です

で、結論から先に言ってしまうと…

冬は『海のシーバスを狙おう!!』です。これが冬場のシーバス釣りにおいて、1番の近道なのかなと思います。

自分のイメージでは冬になるにつれて川の水温も下がっていき、シーバスは海に出る個体が増えます。川の水深が深い河川は別として、比較的浅い河川は外気温に影響を受けやすいのでなおさらです。

博多湾も浅い湾ですので河川に残るシーバスももちろんいますが、大多数のシーバスが冬になるにつれて河川を出ていく気がします。これは産卵を意識していることも、もちろん考えられますが、明らかに海のベイトに依存しだすからだと考えています。

地元の鹿児島でも11月下旬以降は海の大型ベイトに依存して12月〜3月くらいまでは海のベイトに付くシーバスを狙った方が明らかにサイズが狙いやすいです。

では、どうやって狙えば良いか? ですが…。
まず自分がこの時期狙うエリアは最河口エリア、もしくは海のベイト付きです。

①最河口エリア

最河口エリアで釣りをする時は明暗、ベイト、地形、上潮。この要素が多く絡むところに自分はよく足を運びます。

ベイト、地形、明暗はどの季節でもキーとなる要素ですが、上潮の方が釣りやすいのかなと感じます。場所にもよりますが、やはり冬は海の暖かい水温が関係しているといつも感じております。

↑これは以前、河口付近の明暗にて、晩冬にアスリート17SSV 【Jackson】でキャッチした1尾

 

②港湾のベイト付き

港湾のベイト付きシーバスはコノシロやイワシ系を意識すると釣りやすいです。

コノシロなどの大きいベイトの時はビッグミノーで。カタクチなどの小さいベイトの時はスピンテールやバイブ、小型ミノーで狙ってみるといいと思います。

こちらは港湾のイワシ付きシーバス。冬のランカーシーバスです。ヒットルアーはアスリート・デッドフロート【 Jackson】

 

③サーフのベイト付き

冬場はサーフにまとまったカタクチなどのイワシの大群に青物やシーバスが着く可能性が非常に高いです。朝マズメや夕マズメにボイルもよく見られます。飛距離が非常に大切になってくるサーフゲームではJacksonルアーが大活躍します!!

アスリートミノーでキャッチ

 

こんな感じで、大きく分けて③パターンのポイントに、状況に合わせて釣りにいっています。

実際、自分があげた自己記録のシーバス94センチも、冬にあげたランカーシーバスでした。まだまだ夢のサイズに会える季節が続きますので一緒に頑張っていきましょう!