ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

ダイワのSWパワーゲーム最高峰リール「20ソルティガ」の秘めた力と実用性に迫る

  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク
ジギング特集2020

長きに渡り、ダイワのジギング系リールの最上位機種である「ソルティガ」。

そんなソルティガが、15年モデルから5年ぶりにNEWモデルして登場したことはご存じの方も多いはず。

 

20ソルティガ【ダイワ】

ダイワ公式「20ソルティガ」詳細ページはこちら

 

スペック表一覧
品名 巻取り長さ
(cm/ハンドル1回転)
ギヤ比 自重(g) 最大ドラグ力(kg) 標準巻糸量
PE(号-m)
ベアリング
ボール/ローラー
ドラグ
ワッシャー数
ハンドル長(mm) ハンドルノブ形状 本体価格(¥)
8000-P 92 4.8 645 25 3-400
4-300
12 / 1 14 75 ラウンド 119,000
8000-H 111 5.8 655 25 3-400
4-300
12 / 1 14 80 エッグ 119,000
10000-P 98 4.8 645 25 4-400
5-300
12 / 1 14 75 ラウンド 119,000
10000-H 118 5.8 655 25 4-400
5-300
12 / 1 14 80 エッグ 119,000
14000-P 104 4.8 655 25 5-400
6-300
12 / 1 14 75 ラウンド 119,000
14000-XH 134 6.2 665 25 5-400
6-300
12 / 1 14 80 エッグ 119,000
18000-P 101 4.5 875 30 6-400
8-300
12 / 1 18 85 ラウンド 129,800
18000-H 131 5.8 885 30 6-400
8-300
12 / 1 18 85 エッグ 129,800
20000-H 143 5.8 890 30 8-400
10-300
12 / 1 18 85 エッグ 129,800

 

機種も豊富で、多くのオフショアルアーマンから絶大な支持を得ています。

そんな、「20ソルティガ」を愛用しているアングラーの1人が、コンビネーションジャークの考案者としても知られているジギングのエキスパート吉田 匡克さん。

吉田 匡克(Masakatsu Yoshida) プロフィール

1968年生まれ兵庫県在住。 西日本から九州エリアのオフショアゲームを網羅するジギングアングラー。 魚の活性をコントロールしてバイトにつなげる「コンビネーションジャーク」の考案者。 各フィールドで爆釣劇を繰り広げている。

 

先日、実際に使っている様子を拝見させていただくことができましたので、今回は吉田さんの使った感想などを絡めつつ、「20ソルティガ」に注目していきたいと思います!

 

モノコックボディ&アルミエアローター

モノコックボディの採用でギアが大型に

リニューアルされて最も変更された点は、モノコックボディが採用されたトコロ。

 

ボディとボディカバーという2つのパーツで構成されていた従来構造とは異なり、モノコックボディは一体成型のため、ねじれやたわみに強くなりました。

 

ボディに対して、本体がネジの役目を果たすため、エンジンプレートを直接ねじ込む構造になり、ボディカバーを留めるためのネジ穴が不必要に。

つまり、従来構造よりボディ内部のスペースが広くなったことで、より強力で大きなギアが収納可能になり、大型化かつ肉厚化を実現。

 

ZAIONローターからアルミエアローターに

また、ここも15ソルティガと大きく変更されたところ。

15ソルティガはZAIONローターでしたが、今回の「20ソルティガ8000-P」に関しては、アルミエアローターが採用されています。

 

ZAIONローターと比較すると、たわみ剛性は2倍以上。初代ソルティガに搭載されていたアルミローターと比べてもその破壊強度は1.5倍以上となっております。

 

モノコックボディ&アルミエアローターによって大型の青物とのやり取りもスムーズに!

モノコックボディの採用とZAIONローターからアルミエアローターに変更された「20ソルティガ」。

吉田さんは実際に使う中で、以前よりも非常に使いやすくなったと述べておられました。

”速巻き”、”ロングジャーク”といったリールに負荷が掛かりやすい動作でも、速く巻き取れて、リーリングもスムーズに行えるように。

 

10倍以上に向上したドラグの耐久性

ドラグシステムも今回新たに変更。

 

15ソルティガでは6枚だったワッシャーが何と! 「20ソルティガ」は14枚に大幅増。また、樹脂パーツを介さない新設計のドラグノブになったことで、ワッシャーで発生した熱を放出しやすくなりました。

結果、ワッシャーの焼き付きが減少、10倍以上の耐久性に。

大型のブリなどが掛かっても、相手に主導権を与えずスムーズなやり取りが行えるようになったそうですよ。

 

20ソルティガのドラグ音にも注目!

1 / 2
次へ