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ジグヘッド+エサという「ハイブリッド釣法」を紹介【反則!?】

Reprinted Source:TSURISOKU
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波止からいろんな魚が手軽に楽めるルアーのライトゲームは人気で、アジング、メバリング、ショアジギングなどは特に人気が高い。けど、ルアー初心者だとアクションが上手くできずに釣果が伸びなかったり、釣況が厳しい時には全く釣れないなんて事も…。そんな人にオススメなのがジグヘッドにエサを付けて狙う「ハイブリッド釣法」。今回は初心者にも分かりやすいように基礎から解説していきましょう。

ジグヘッド+エサのハイブリッド釣法とは?

本来ジグヘッドには、ワームを付けるのが一般的だが、エサを付ける事でタフコンディションを打破したり、初心者でも釣れやすいのが、この釣りのメリットだ。エサをかえるだけで、1年を通じていろいろなターゲットが狙える。

岩礁帯ではシラサエビ、青イソメ、キビナゴなどでアイナメ、クジメ、メバル、ガシラなどの根魚を始め、オキアミではグレ、マアジなどもOK。夏~秋には砂泥底でキス、マハゼが狙える。秋のカワハギなどにも有効だ。

おすすめタックル&仕掛け

竿は2mぐらいまでのルアーロッド(メバリング、アジング、エギング、ショアジギングなど)なら何でもOK。中、小型スピニングリールに、ラインはフロロ0.5~3号を通しで巻くか、もしくはPE0.2~1号にリーダー(フロロ1~4号を2~3m)を直結しよう。

ジグヘッドは、この釣り専用の虫ヘッド(カルティバ)がオススメ。

エサの交換時などに手で持ちやすい扁平ヘッドや、刺したエサがズレるのを防ぐ「生エサキーパー」など、ワーム使用のジグヘッドとは少し違った設計になっている。

出典:オーナーばり

2017年春に新発売した「虫ヘッドパワー」は、超太軸フックを搭載しており、10gまでラインナップがあるので、より大きな魚(青物、マダイ、アカハタなど)を狙うことが可能だ。

出典:オーナーばり

こんなエサを用意しよう

エサは比較的身のしっかりした石ゴカイ、青イソメ、シラサエビに加え、オキアミ、キビナゴなども使用できる。オキアミは身のしっかりしたボイルが使いやすい。キビナゴはできるだけ小さなタイプがよい。

石ゴカイ

シラサエビ

オキアミ(ボイル)

キビナゴ

釣り方&狙うポイント

釣り方

まずは仕かけを底まで沈めてからの釣りスタートになる。ジグヘッドが着底すれば、そのままリールでゆっくりと、1、2m巻いたら、巻き取りを止め、浮き上がった分を沈める。着底したらまた巻き始める…の繰り返し。ただし、海底に起伏がある場合は、沈めきらずに起伏の上をトレースするイメージで釣ろう。

狙う場所

水温の低い春先はとにかく岩礁帯回りや波止の基礎石、テトラ、海藻帯などの障害物周りが狙い目。こんな場所では底をズルズルと引きずると根掛かりも多くなるので、あまり底で引きずらないのがミソ。極端に言えば生のエサが付いているので、海底に置いておくだけでも釣れる。持ち上げては落とす「リフト&フォール」なども有効な誘いだ。

夏場のキスや秋のハゼ釣りなどでは、ゴカイをエサに砂泥底でダイレクトなアタリが楽しめるぞ。

 

 

楽しそうでしょ! ぜひお近くの波止や釣り公園などで試してみてください!