みなさんこんにちは。ZPIプロアングラーの伊藤雄大です。
現在6モデルを発売中のアルカンセロッド。
さらに盤石のゲームを展開するべく、追加モデルのフィールドテストを行っています。
今回はその追加モデルの一部を紹介していきます。
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テストが着々と進行中
様々なタイプのロッドをテスト中
いよいよ完成が近づいてきたモデルは…
・FM-64L
・FM-65ML
・JW-66MST
・V-68MH
・HC-75XH
の5機種。
このうち64Lと65MLは前回の巻き物用ロッドタックルセッティングでも紹介しました。
今回は残りの3機種をメインにお伝えしていきます。
長期テスト継続中
ZPIのタックル開発方法はいたってシンプル。
『フィールドに行き、実際に魚を釣る』
これをとても大切にしています。
理論や、定番とされる設計手法はロッドにとって大事な要素ですが、それだけにとどまることなく現場で色々試してみると意外にも新たなる発見があるものです。
ラインが凍り付く極寒から、とろけるような灼熱の一日まで、ZPIのフィールドテストは続いていきます。
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ひたすら釣り込むことで見えてくるものもある
食わせのワーミングJW-66MST
JW=ジグ&ワームモデルに追加予定の66M-ST。
66M-STは現行の人気モデル69MH-STのフィネスバージョンという位置づけで開発しています。
69MHよりワンランクパワーダウンしたブランクを採用し、軽量のネコリグや3.5gのライトテキサス、ダウンショットリグ等、カバーに絡める釣りの中では最もフィネスな領域をしっかり攻め切るロッドにするべく、テストしています。
番手のSTはソリッドティップを意味し、抜群の食い込みを実現しています。
ロッド本体部分に必要なパワー感を残しつつ、食い込みを良くするにはやはりソリッドティップは欠かせません。
晩秋の布目ダム釣行では、PEラインを組み合わせてメタルバイブでのシューティングにも使用してみましたが、この使い方にも想像以上にマッチしてくれました。
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PEラインでもバイトを弾かないティップの柔軟性
もちろんフロロラインを使ったベイトフィネスアプローチでのワームの釣りには最高の仕上がりになっています。
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オカッパリでも出番の多いダウンショットリグ
バーサタイルモデルをさらに細分化したV-68MH
ハードルアーからワームまで幅広い釣りに対応可能な「V」、バーサタイルシリーズには68MHが追加予定。
パワー感は従来モデルの610Mと72MHの中間を狙い、6.8フィートにショート化することで、近距離での細かい駆け引きに向いたモデルになっています。
チャターベイトなどの強めの巻き物、ジグやテキサスでのカバー撃ちはもちろん、小型ビッグベイトでの近距離戦もこなせる「ちょい短、ちょい強」な一本です。
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カバー際で首振りするギルロイドにヒット
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野尻湖での五十嵐誠プロとの釣行。フットボールジグとフリーリグで良型スモール連発
シリーズ最強モデル誕生。HC-75XH
全国のビッグバスハンターからアツいリクエストのあったパワーモデルも開発中。
75XHはシリーズ最強モデルを目指し、ヘビールアー&ヘビーカバー(HC)での使用を前提にしたモデル。フロロの20~25ポンドを使い切れる粘り強く強靭なブランクを持っています。
ガチガチに硬いだけのロッドはキャスト時のアングラーの負担が増えてしまいますが、75XHは曲げる程に粘る柔軟性も併せ持っているので、長時間集中してゲームを続けられます。
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真冬のカバー撃ちから真夏のパンチショットまでバッチリ
ラバージグやヘビーテキサスでのヘビーカバー攻略ではテスト初期段階から真冬のランカーサイズを連発。
粘り強いブランク設計なので、ビッグベイトやアラバマリグ等の横方向への釣りにもマッチする、重量級バーサタイルロッドになっています。
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テスト初期からランカーサイズを量産
どのモデルが先に完成するかはまだ分かりませんが、早ければ2020年秋には数モデルをみなさんの手元にお届けできればと考えています。
これからもチェックお願いします。
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伊藤 雄大(Yudai Ito) プロフィール
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