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【巻き物ロッドは硬さの使い分けがキモ】ルアー別オススメタックルセッティング

寄稿:伊藤 雄大

みなさんこんにちは。ZPIプロアングラーの伊藤雄大です。

広範囲を素早くサーチできる「巻きモノ」。

クランク、シャッド、スピナーベイトなど様々なルアーがあります。

ルアーの重さや巻き抵抗によって、ロッドを使い分けるとさらに釣れるようになります。

今回はオカッパリ・ボート問わず一年中出番の多い1/2オンス以下の巻きモノに注目し、ルアーごとのベストタックルセッティングを紹介します。

巻きモノといっても種類は様々

スピナーベイトでキャッチした50アップ!

シングルフックorトリプルフック?

巻きモノロッドを選ぶうえで一つ大きなポイントとなるのが、使うルアーのフックがシングルかトリプルかという点です。

スピナーベイト、バズベイト、チャターベイトなどに使われているシングルフックは太軸の物が多く、フッキングに比較的大きなパワーを必要とします。

シングルフックは太軸が多い

トリプルフックはクランクベイトやシャッドプラグ、バイブレーションなどプラグ系全般に使われています。フック一本一本はそこそこ細めになっていて、少ない力でもしっかり刺さる設計になっています。

トリプルは実は一本一本は細め

フックの種類でロッドを使い分け

というわけで、まずは使うルアーのフックがシングルなのかトリプルなのかでロッドを使い分けていく必要があります。

フックを貫通させるためにパワーの必要なシングルフック搭載のルアーには、ある程度パワーのあるロッド。

バズベイトもロッドパワーが必要になる

対してトリプルフックのルアーではフッキングにそこまで大きな力を必要としません。

しなやかなロッドを使うことで、軽いプラグでもより正確なキャストが出来るようになります。またリアフック一本がギリギリフッキングしている場面で、フックを伸ばされないように慎重にファイトする際にもロッドのしなやかさが有効になります。

ルアー別タックルセッティング

私は1/2オンス(14g)以下の巻きモノは3タイプに分類し、タックルを使い分けています。

その3種とは…

①シングルフックのルアー
②14~10gまでの中量級プラグ
③10~5g程度の小型プラグ

①シングルフックのルアー

ロッド:アルカンセFM-66M
リール:アルカンセRG-C NS(ショートキャスト主体)orアルカンセ NS(ロングキャストを多用する場合)
ライン:アブソルートAAA(バリバス) 12~14lb

シングルフックの巻きモノは66M

■アルカンセFM66M

製品名 全長 仕様 ルアーウェイト ライン 価格(税抜)
ALC–FM66M 1.98m グリップ着脱タイプ 1/4 ∼ 3/4oz  8 ∼ 14lb ¥37,000

※FM=ファーストムービングの意

■適合ルアー例
ウインドレンジ3/8オンス(ノリーズ)
ダイナモバズ3/8オンス(HMKL)
ジャックハンマー3/8オンス(エバーグリーン)
HUミノー111SP(ハイドアップ)

シングルフック系ルアー&ジャークベイト

アルカンセFM-66Mは粘り強く曲がる設計で、ビシッと芯のあるフィーリングが特徴です。

太軸のシングルフックをしっかり貫通させられるフッキングパワーがあります。

1/2オンスクラスのジャークベイトにも相性が良く、キレのあるダートアクションを演出できます。

②14~10gの中量級ルアー

ロッド:アルカンセFM-65ML(プロトタイプ)
リール:アルカンセRG-C NS
ライン:アブソルートCB(バリバス) 16~20lb

しなやかさとパワーが共存する65ML

■適合ルアー例
RTO1.5(ラッキークラフト)
ワイルドハンチ(エバーグリーン)
ディープX-100LBO(メガバス)
ラトリンログ(スミスウィック)

出番の多いスタンダードサイズのルアー達

クランキングの王道ど真ん中を狙ったセッティングです。

太めのナイロンラインと曲がるロッドの組み合わせで、アシ際ギリギリに正確にクランクベイトを撃ち込んでいけます。

10g程度の軽めのジャークベイトもこのタックルにマッチします。

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③10~5g程度の小型プラグ

ロッド:アルカンセFM-64L(プロトタイプ)
リール:アルカンセRG-C NS
ライン:アブソルートAAA 8~10lb

Lパワーのロッドで繊細にプラグを操る

■適合ルアー
RTO0.7(ラッキークラフト)
ピッコロ(エバーグリーン)
シャッドラップ(ラパラ)
スピンベイト60(デュオ)

プレッシャー対策に欠かせない小粒ルアー

10g以下の小型プラグを快適にキャストするために、ロッドはLパワーをチョイス。

小粒クランクやシャッドプラグはプレッシャーの高い人気フィールドでも頼りになります。

リールへのライン巻き量は必要最低限の量に抑えるのがコツ。スプールを軽くすることで、さらにキャストフィールが良くなります。

リールのギア比はノーマルギアがオススメ

ギア比は6前後のいわゆるノーマルギアが鉄板です。

私は6.6:1のNS(ノーマルスピード)を愛用しています。

 

製品名 ギア比 重量 スプール径/自重 ハンドル長 巻取長 最大糸巻量 ボールベアリング/ローラー 価格(税抜)
アルカンセNS 6.6 178g 34mm径/11.4g 86mm 70cm 12lb-100m

14lb-85m

16lb-75m

9/1 ¥36,900

巻きの釣りはタックルセッティングが命。

バッチリキメてハイシーズンを楽しんでください。

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伊藤 雄大(Yudai Ito) プロフィール

オフィスZPI所属。アルカンセロッド&リールを駆使し、ハードルアーのみ使用可能なバストーナメントH-1グランプリ2019では参戦初年度から年間ランキング3位を獲得。エリアフィッシングでは絶対王者の異名を持ち、そこで培ったレンジコントロールを武器に様々な魚種を追いかけるプロアングラー。

ZPI(ジー・ピー・アイ) プロフィール

元々はカスタムチューンメーカーとして高い評価を受けていたZPI。2019年、ZPIは総合釣具メーカーへと生まれ変わった。元来の技術力の高さを生かしたリール「アルカンセ」を皮切りに、リールのみならずロッドもリリース。「アルカンセシリーズ」としてバスフィッシング界で新たな注目株となっている。また、偏光グラス「エアエピック」やフック「EZオフセット」など、分かりやすく使いやすい、それでいてハイスペックなアイテムをさらに拡大中。社名の由来は「Z Performance Technology Inc.」Z:究極の、Performance Technology:性能・技術、Inc.:会社。