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ノーシンカーで攻める事ができるオールレンジ対応の高比重ステックベイト、GETNETのニューカマー「ジャスタースティック」を杉戸船長が解説

寄稿:杉戸繁伸

杉戸繁伸(Shigenobu Sugito) プロフィール

ルアーブランド・GETNET(ゲットネット)代表。 琵琶湖でプロガイドを務める傍ら、ルアーデザインに従事。 船長の愛称で親しまれる。

流行に流されず、また上級者から初心者まで、色んなアングラーに長く使って貰えるルアーを作りたいと思い続けて、取り組んできたゲットネットのルアー作り。

私、杉戸船長が25年以上に渡る、今も現役の琵琶湖ガイド業を続ける中で、またオカッパリスタイルも含めて様々なフィールドでバスを釣る中で、常に欲しいと思ったルアーをデザインしてきました。

最初にデザインしたジャスターホッグは12年前、次にデザインしたジャスターフィッシュは10年前となりますが、今もなおゲットネットの主力ルアーで有り続け、多くのアングラー様に使って頂いております。

50歳になった今も年間釣行日数180日以上に及ぶフィールドワークを続ける中で、どうしてもこれは欲しい、と思い続けるルアーが有りました。それが高比重のスティックベイト。

ジャスタースティック【GETNET】

このカテゴリーのルアーはデザイン的に、また用途的にもシンプルなだけに、後発となる自分にとっては差別化をどう表現するかが非常に難しい作業となりました。

しかし、自分の中で、開発コンセプトは明確に決まっており、それはブレる事はありません。それは、ノーシンカーで攻める事ができるオールレンジ対応の高比重ステックベイト。キモはオールレンジと言うところが非常に重要です。

上がジャスターフィッシュ4.5インチ。下がジャスタースティック5インチ

この開発コンセプトを全て高次元で満足できるスティクベイトが、まさに今夏以降発売するジャスタースティックで、5インチというサイズで、自重は11gもあります。

まずはノーシンカーで攻める事ができる。これは浅いエリアを攻める事が多い、オカッパリスタイルでは非常に重要な要素です。

今回、このノーシンカーというキーワードを満たす為に、デザインと同時にマテリアルを吟味する事にもかなり時間を費やす事になりました。結果的に、最高に満足できる高比重マテリアルを作る事ができ、背中側の低比重、お腹側に高比重でセパレートして、より低重心でアクションを安定させる事ができました。

さらに、使用するフックをオーナーばりのジャングルワイドギャップ3/0にセットする事で、高比重マテリアルにも関わらず、針持ちの良さをかなり向上させる事に成功。

このフックの特徴の一つとして、ラインアイから最初にクランクするまでが、ロングネックとなっており、この部分のお陰でワームが圧倒的にズレにくくなっております。これにより、高比重ワームをリズムよくロングキャストできる訳です。

自重11gもあり、ノーシンカーでロングキャストが可能になる。特に野池のオカッパリでは、そのアドバンテージはかなり有り、また琵琶湖のフラットウイードを攻める上でもかなり重宝しております。

ジャスタースティックの真骨頂となるオールレンジ対応とは如何に!

まずは、これらのスティックベイトの使い方となると、水面直下のトウィッチやジャークを連想するアングラーも多いと思いますが、勿論、それらの基本性能は余裕でクリア。

ボディデザインはジャスターフィッシュのDNAを受け継ぎ、フラットボディを採用しているので、ジャーク時の水押しは強力。さらにカラーによっては、フラッシング効果は絶大で、より強力にアピールする事が可能となります。

そして、自分がかなり拘ったのが、ノーシンカーでのフリーフォール。 実際、この状態でバイトする事が多いので、この部分のアングラーが何もしないアクションがルアー本来のパワーにもなります。

水平からほんの少しだけ前傾姿勢をとりながら、ボディをわずかにロールさせ、さらにテールを左右に揺らしながらボトムを目指します。ジャークの後のフォール、エビ藻に沿ってフォール、スキッピングでオーバーハングにキャストしてフォール。まさに使える場面は多いはずです。

あと、ボトム展開としてフリーリグやテキサスリグとも相性抜群。

フリーリグではフラットボディの特性を生かしてフォール時のスライディング、またテキサスリグでは、ボトムの何かに引っ掛けてシェイクする事で、テールがかなり細かく震えるので、一点シェイクで誘う事も可能となります。

そして、琵琶湖で流行っているジグヘッドスイミング、ミドスト&ボトストにも完全対応。

ボディロールとテールアクションのコンビネーションが絶妙で、さらに自重11gの高比重マテリアルにより、ロングキャストを可能とし、さらにその使用感もより手応えのあるものとなっているので、ディープでもかなり使いやすくなっております。

最後にスイミングアクション。スティックベイトでスイミングとはイメージしにくいアクションですが、単純にノーシンカーで水面直下をゆっくり巻くだけ。それだけで、テールを振りながら泳ぐので、一見すれば細身のスイムベイトかと思うほど。

ウイードの上っ面を引くだけでアピール十分。ジャークアクションとおり混ぜて行けば、色んな誘い方ができます。

あくまでもノーシンカーで使える事をベースに考え、しかもオールレンジで、色んなリグに無理なく対応できるデザイン。今まで有りそうでなかったスティックベイトとなるのがジャスタースティックです。

フィールド問わず、またボートやオカッパリなどスタイル問わず使えると思うので、発売になれば是非、試してほしいと思います。

京都府・高山ダムでのジャスタースティックを使った陸っぱり実釣動画も配信中。

ぜひご覧ください。