これから梅雨にかけて、プラッギングで大型が狙えるようになってくる“メバリング”。
厳冬期とは異なり、プラグにガツンと当たってくるアタリ、産卵から回復した力強い引きが、これからのシーズンのメバルプラッギングの醍醐味。
そこで今回は、先月辺りから店頭に並び始めているティクトの新作メバルプラグを改めてご紹介します!
フロッパーブロス55【ティクト】
フロッパー38のサイズアップモデル「フロッパーブロス55」。
サイズ | カラー | 本体価格 |
55mm | 10色 | ¥980 |
ティクト公式「フロッパーブロス55」詳細ページはこちら
サイズアップしたことで強風でも飛距離バツグン
「フロッパーブロス55」の最大の特長は、なんといってもサイズとウエイトアップによって飛距離に優れているというトコロ。
ウエイトは5.3gでオリジナルの2倍以上のウエイト。
小型ながら良く飛ぶのでサーフなどの遠投がキモとなるエリアでは重宝するルアーです。
ちなみに、50mm以下なら小型のメバルが釣れやすくなり、60mm以上だと良型は釣れるが低活性時にバイトが減る。結果として55mmというサイズ感になったんだとか!
アクションはオリジナルを継承
気になるアクションですが、「フロッパーブロス55」はオリジナル譲りのソリッドボディのシンキングペンシル。
ですので、重心移動のルアーよりキャストしてからのアクションへの立ち上がりが良く、すぐにスイム姿勢に移行。
レンジは、リーリングスピードにより水面下10〜30cmを、頭を支点にしてボディを左右にゆっくりと振りながらスイミング!
ヘビーウェイトを活かし、ロングキャストしてからすぐにアクションに移行できるのもメリットの1つ。
浮き上がりの早さも特筆すべき点で、スローにタダ巻きするだけで水面直下をしっかりと泳いでくれるので、 表層を意識したメバルに効果的。
また、フリーで落とせばロール伴った水平フォールで弱ったベイトを演出。泳がせてよし、落としてよしのシンキングペンシルとなっております。
オリジナルとの使い分け
遠投できるというメリットはもちろん、サイズアップしたことでアピール力が増したというのも注目すべき点。
まずはフロッパーブロス55で広く探って様子を見る。
で、反応を見つつサイズダウンさせる…というローテーションもアリですよね。
また、ワームでも小型プラグでも反応がない状況や、小型が釣れ続くような状況で一発大型狙いにシフト、というような使い方もアリ。
細長いシルエットで、ナチュラルなアクション…バチパターンにも使えそう。
主なアクション方法は、開発者の花田さんによると、障害物際を攻める時は基本タダ巻き。表層よりレンジが落ちてる場合は、ストラクチャーの際で”シミーフォール”させて再びリトリーブ…を繰り返すとイイとのこと!
流れがあるエリアでは、潮速に合わせてリトリーブすることがキモで、潮速に乗せながら少し速く巻いたり、リーリングしてラインスラッグを取りながらドリフトさせたりといった使い方も可能なんだそうですよ。
花田 浩晃(Hanada Hiroaki) プロフィール
カラーバリエーション
カラーは全部で10色! ケイムラカラーや夜光カラーなどもラインナップされていて、遠くにいるメバルに対してもシッカリアピール! 常夜灯などがない真っ暗なポイントで使うとイイかも。
では、順番にカラーを紹介していきます!
これからがいよいよプラッギングでサイズが狙えるメバリング!ぜひ!