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強風でも届く。良型を仕留める。エギ王K 4号で狙う晩秋~初春のエギング

寄稿:川上 英佑
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秋から春へ——大型を狙うシーズンに4号が欠かせない理由

川上 英佑(KAWAKAMI EISUKE) プロフィール

ショアをメインにオフショアからのエギングにも精通するYAMASHITAエギングマイスター。 エギング歴は20年に及ぶ。エギングが認知されてまだ間もない頃からYAMASHITAのプロスタッフとして活動、その活動範囲は国内外問わず幅広く、東南アジアからオセアニア、ヨーロッパ、南アメリカと世界中に及ぶ。また世界各国でエギングを行い、またエギングセミナーを開催。ロジカルなセミナーは海外でも人気が高い。

晩秋〜春にかけての大型狙いはもちろん、天候の変化が激しい秋エギングでも頼れる存在がエギ王K 4号

4号の大型ボディならではのボリュームと重量が、強風下でもしっかりと飛距離が出せ、PEラインが風を受けてもエギを狙った水深まで送り届けられる安定感があります。

僕自身、4号はこれからのシーズンに欠かせないサイズで、これまで定番色中心だった4号に、ついにシチュエーション別攻略カラーが追加されたのはアングラーとしても非常に嬉しいニュース。

あいにくの天気でも…

生憎の天気だった先日の釣行でも、しっかりとその真価を発揮!

滞在中風速10mオーバー、ウネリ3〜4mというタフコンディション。風裏に回り込んでも濁りは避けられず、釣れるアベレージのアオリイカのサイズとは若干ミスマッチながら、釣りを成立させるために手に取ったのがエギ王K 4号 トラトラピンキー。

そんなマイナスの条件下でも、グッドコンディションの秋イカを引き出してくれました。

多くのアングラーに支持されてきたシチュエーション別攻略カラー。夜・マヅメ・日中、それぞれに効く3色が、ついに大型ボディ4号で仲間入りです。

080 ボルカノロック

081 トラトラピンキー

082 オレノオリーブ

2025年11月上旬、4号ベーシックタイプとしてリリース。秋も深まり、回遊系のデカイカが狙えるタイミングにぴったりの登場です。

エギ王Kの4号というサイズ感

エギ王Kは、そのボディ形状からも“水を掴みやすい”エギ。

シャクった瞬間の抵抗、フォール中のテンション、潮の速さや変化が手元にしっかり伝わるボディ。つまり、潮の動き=海中情報を手元に感じ取ることができるモデルです。複雑な潮流の中でも「ハイドロフィン」がエギの姿勢を安定させ、常に潮上に頭を向かせ、二枚潮や温度差のある層の境目でイカが捕食している時にも、その微妙な潮境の変化を大きなボディでより感じ取ることができるのが4号ボディの大きな利点。

また、沈下速度の速い4号はテンポ良い釣りの展開が可能。つまり「投げる回数=状況把握の速さ」に直結するということ。潮の効き具合や水深を把握し、状況次第でエギをローテーションしながらじっくり攻める…そんなローテーションの組み立てが晩秋~初春の良型狙いに効果的です。

4号を使う3つのメリット

・ 潮受けが良く、フォールに幅を持たせられる

・大型ボディのアピールで、より広範囲のイカを引き寄せる

・釣れるイカのサイズの底上げが期待できる

沈下速度が速いだけでなく、理想的な姿勢を保ちながらフォールさせられるのも4号の強み。「速く沈む=ただの時短」ではなく、「効率的に攻める=釣れるチャンスを増やす」ことにつながります。

大型エギをキャストし、潮を読み、手にした1杯の喜びは格別です。大型エギがローテーションに加わることで、エギングがもう一段進化します。

ぜひこの晩秋~初春、エギ王K 4号で大型アオリイカにチャレンジしていただきたいと思います。

ヤマシタ

「ヤマシタ(YAMASHITA)」は、神奈川県横浜市の老舗釣具漁具メーカー「ヤマリア」のエギング、イカ釣り、タイラバ、タコ釣りなど、海釣り用品に特化したブランド。特にエギングへの造詣は深く、エギのスタンダートである「エギ王」シリーズや、「ケイムラ」カラー、「490グロー」カラーなどを送り出し、最新のテクノロジーでエギングの世界を変え続けている。
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