高知県大月町。
そこはルアーニュースR公認の釣りの聖地。1000種を超える魚が生息する海を眼前に、1年を通していろんな魚が狙える楽園とも。
そうは言ってもハイシーズンの今行くのが一番楽しいでしょう、と。そこで!大阪在住の記者が「もし1泊2日で大月町に遠征に行くなら…」という妄想で釣行プランを立ててみようという企画。ワクワク。
どんな釣り具を準備しよう?
さぁ、遠征前!あれこれ妄想しながらの釣りの準備が一番テンションが上がるタイミング!
せっかくのハイシーズンなので、今回はあえて渡船や遊漁船は使わず、ショアでのんびり時にガッツリ釣りをするプランに設定。さぁ、何を持っていこう。

まずはエギングタックル。日中はこのタックルがメインになりそうな。ターゲットはもちろんハイシーンを迎えるアオリイカ。また、日中潮止まりやバイトがないタイミングではロックフィッシュ狙いでワームを投げたり、メッキやカマスが回遊していれば小さいジグを投げて対応したり。1本であれこれ遊べるエギングタックルはマストですかね。
朝イチ、夕マヅメは一発狙いでショアジギ。カンパチ、ブリ、アカハタ、オオモンハタ、カツオ、場所次第でヒラメなどのフラットフィッシュ…夢が膨らむなぁ。ダイペンに、ミノーに、ジグに…PEは念のため3.0号以上巻いておこう。
ウマいモノ食って、快適なホテルに泊まって…そんな余裕はあるのか?という気もしますが、この時期やっぱりアジも捨てがたい。それに小さなスプーンやプラグでもあれば、河口や河川でメッキやカワムツ、ハヤなんかでも遊べそうな。
少なくともヘビー・ミディアム・ライトの“3タックル”あればガッツリ遊べそう。後はクーラーにライジャケにタモを準備して、ラインを巻き替えて、ノットを組んで、一軍ルアーを選んで…あぁ、忙しい。嬉しい。楽しい。
遠征プラン
今回のプランは1泊2日。ルアーニュースRをご覧の老若男女の皆さんが楽しめるように、“あくまで健全に”をテーマにプランを立ててみます。

出発は5時に設定。もっと早くて良いかとも思うのですが、片道400㎞以上のロングドライブを考えるとしっかり睡眠は取っておくべき。

ちなみにルートはこちら。一応、これが大阪から自走でいく最短ルートです。
途中で休憩を取ったり、もちろん道路状況にもよりますが、グーグルマップをベースに計算すると12:00ごろ到着予定。となると、ちょうどお昼時。海の幸?山の幸?まずはしっかり腹ごしらえを。
聖地、楽園を目の前に、ゆっくりもしていられない!という訳で、早速実釣スタート。
日中のメインはエギングという設定。どこが釣れる?というより、どこでも釣れる印象の大月町。マップを見つつ漁港をランガンするもよし。地元の釣具屋で情報を仕入れるもよし。釣り場で出会った人から挨拶がてら情報を仕入れるも良し。あ、あと事前にこんなのを入手していると目星が付けやすかったりもする。

釣れた?釣れなかった?後ろ髪をひかれつつ、一旦納竿。宿は事前にこちらを参照に予約しておけば安心。チェックインしておいしい夕食に舌鼓を打つもよし、おいしい肴で晩酌するも良し、ゆったりお風呂に入って疲れを癒すも良し、ササッと夕食を食べてナイトゲームへ行くも良し。

さぁ、リフレッシュして翌日!前日の実釣で得た「水深がある」「外海に面している」「ベイトが接岸している」などの情報を元に…さぁ、デッカい青物一発狙い!
いやぁ、釣った釣った。帰りのドライブも考慮して早めに納竿。それでも少なく見積もっても前日と合わせて12時間は釣りができる訳ですから、十分と言えば十分でしょうか。
余韻に浸りつつ、お昼を食べるなり、おみやげをチェックするなり…満喫したら一路大阪へ!
これも道路状況などによりけりではありますが、片道6時間と考えると休憩を取りつつ20時頃に大阪に帰れるはず。時間的には健全ですね。

意外といけるじゃないか!
けっこうタイトなプランだし、正直なところ絵に描いた餅…にはなりますが、「お、意外といけるな」というのが記者の正直な感想。何より1泊2日という短期間ながら、日本でもっとも遠いとも称される釣りの楽園“大月町”で、12時間も釣りができるなら記者的には大満足。
もちろん2泊、3泊と余裕を持てば、オフショアや磯渡しなどもっといろんなジャンルの釣りを楽しめるだろうし、あるいは大月町で開催されるイベントを絡めても楽しめるはず。
行かなきゃわからないことがある。
釣り人にとってはこの上なく良い季節です。足を運ぶなら…今じゃないでしょうか。

























































