今年は冬が楽しみだ。
夏が暑かったから?そもそも冬が好きだから?…否。忘れられないあの感動、そう今年も“あの”グローブがあるから。

なぜ「FEEL HEAT GLOVE/フィールヒートグローブ」が最強だと思うのか
あくまで個人的、最強グローブ「FEEL HEAT GLOVE/フィールヒートグローブ」。
マグバイト発のそのアイテム。昨年入手して以降、1シーズン使い込んでみたんです。時に雪国で、時にキャンプで、息子を連れて近くの公園で。もちろんプライベート釣行、取材、ロケでも。

結果、やっぱり最強じゃないか、と。
なぜ、それほどまでに最強と言えるのか。それは“釣り人が冬用のグローブに求めることを全て網羅しているから”。では、具体的に釣り人が冬用グローブに求めることとは何か、それすなわち「冬に快適に釣りができること」。

冬を快適にしてくれる暖かいグローブなんて市場に溢れかえっている。同様に掌側が薄くて丈夫、タイトにフィットする、濡れても滑らないグリップ力を有するなど、冬の釣りを快適にする要素があるグローブはいくらでもある。他方で、そのグローブは釣り人の要求、冬の釣りを快適にしてくれる要素“全て”をクリアしているだろうか。記者は「FEEL HEAT GLOVE/フィールヒートグローブ」をおいて他に知らない。そしてそれこそが、記者が最強だと思う所以。

1年間使い込んで感じること
それでは、それなりに使い込んでみた記者の実際の使用感を。

文句なし。手の甲側の「クロロプレン」が冷気を遮断してバッチリ暖かい。
寒風吹きすさぶー8℃という環境下でもしっかり暖かいです。正直もっと暖かいグローブはあると思います。実際にあります。ただ、目的は“暖”を取る訳ではなく、あくまで快適に釣りをすること。それを考えれば、妥当。納得。

十分、丈夫。めちゃめちゃ丈夫。実際、釣りやロケだけでなくキャンプで薪を割るときや、実家の庭の木を剪定するときもあえて使用。むしろ、壊れた!くらいがネタになるかと酷使しましたが、今なお破れやほつれはなし。釣りだけをすると考えれば、十分すぎる強度なんじゃないかと。



使えば使うほどに手に馴染むと言いますか。掌側のエンボススウェード生地が薄くグリップ力も高く、もともと感度は良い方。さらに使い込むほどに手に馴染んで、感度はすこぶる良好。ロッドに触れるであろう部分、要は手の甲側ギリギリまで薄いエンボススウェード生地になっているのも◎。
素手と比べればそりゃ感度は鈍りますが、快適に釣りができるかどうかを考えればまったく文句なし。

これはサイズの選び方もあると思いますが、比較的大きな手の記者が愛用しているのは「Lサイズ」。

購入時はタイト過ぎたか?という印象でしたが、伸びの少ないエンボススウェード生地でも使っていると多少伸びてどんどん手に馴染んでいく。そのフィット感は言うまでもなく、レザーのような印象も。
あ、ちなみに記者はこのサイズの測り方で購入しました。この表、ホントよくできてますよ。

エンボススウェード生地が良い仕事しているのか、濡れてもグリップ力の低下はあまり感じない。フィッシュホルダーを忘れた鷲掴みスタイルのアジングでも、バシャバシャっとバケツで手を洗えば全然スベリは感じず。むしろ、ヒレなども刺さらないし何より手っ取り早いので、厳冬期を除けば鷲掴みスタイル、個人的にはかなりアリ。

後、個人的に良いと感じているのは、地味ですがスリーオープンフィンガーの“切り角”。リグ交換時に邪魔にならない“切り角”との触れ込みでしたが、本当に邪魔にならないというか、甲側にめくるとけっこう開いて、また勝手に元の位置に戻ってくるわずらわしさもなく。

デメリット
良いことばかり書いても嘘くさい。…と言う訳で、記者が感じたデメリットも少し。
他の色、ほしくないですか? そもそも、この手のグローブってなんでブラックが多いんですかね? ブラックって海水が乾けば塩が目立つし、魚のヌメリとかもけっこう目立つんですよね。後、夜釣りでその辺の置くと、その目立たなさゆえに無くしそうになる。
けっこう気に入ってもう1つ買おうと思ったんです。でも、すぐに売り切れちゃって。

と言う訳で。個人的に“最強”なマグバイト「フィールヒートグローブ」。2シーズン目となる今年もガンガン使い倒します。あ、そういえば今年はなんのグローブを使おうかな…みたいな、新しいグローブを購入するワクワクがしばらくなくなるのも、デメリットっちゃデメリットかも。

























































